‘乙一’ タグのついている投稿

ヤッターマン

2009年3月9日 月曜日
この記事の所要時間: 約 4分23秒

 嫁が借りてきたDVDで、「KIDS」を観ました。乙一が原作の映画です。
 監督は、荻島達也という方です。「きみにしか聞こえない」でも、乙一の原作を監督してます。
 映画館かなんかで、予告編だけ観てました。ひとの傷を引き受けることができる超能力を持った少年と、喧嘩の強い少年の、愛……じゃなくて友情を描く作品。
 主演は、小池徹平と玉木宏です。非常に、清潔感のある役者です。受けと攻め。どことなくBL臭がただよってくるので、乙一の作品に合ってる気がしました。
 ヒロインは、栗山千明。作中でマスク取る前の方が可愛かったと、嫁がいってました。
 泉谷しげるが、泉谷しげるのまんまでした。シゲリストにはたまらない。全部で10分くらいしか出てない斉藤由貴が、いちばん巧い演技を見せてくれました。
 心に傷を持った少年少女の、ちょっと残酷で、ちょっと痛い、青春物語。
「KIDS」は、「傷」とかけてあるんですが、最後の方になると、「きっつー」になっちゃいました。残念です。
 いゃあ、映画って、本当に面白いものですね

 さて、ここからが、本題です。
 2009年3月8日に、「ヤッターマン」を観てまいりました。立川の、CINEMA TWOです。公開2日目です。
 ぶっちゃけ、まったく期待してなかったんで、観る気はなかったんですけど、深田恭子が、……その、……あの、……つまりアレだったので、いちおう観とこうかなー、なんて、その、ええと、つまり、鼻の下を伸ばしながら観に行っちゃいました。
 ネタバレなんか気にしない。

にほんブログ村 映画ブログへ


(さらに…)

方言とかギザヤバス

2008年1月20日 日曜日
この記事の所要時間: 約 1分40秒

「暗いところで待ち合わせ」を観ました。レンタルDVDです。
 田中麗奈主演。原作は乙一。
 静かで淡々とした映画です。実は原作をまだ読んでないんですが、乙一らしい、さわやかな悪意がチラリと見えるストーリー構成だったと思います。ただ原作を読んだ嫁の話だと、印象的なシーンが削られてたりしてたみたいですけど。
 ていうか、映像にするとわかりやすさのためにリアリティが削られ、いろいろと無理があったような気がしました。
 田中麗奈は、難しい役をよく演じてたと思います。
 井川遥のあのシーンは、度肝を抜かれるすんごいダッシュで思わず吹きました。なにあれ。
 なんか佐藤浩市が微妙な役でした。こんな役、よくOK出したなあ。
 あと、岸部一徳って本当に役の幅が広いなあ、と思いました。
 面白かったです。

 岸部一徳つながり、ってわけじゃないんですが、「フラガール」を観ました。こっちもレンタルDVDです。
 常磐ハワイアンセンター設立のお話です。
 昭和40年代の炭鉱を、見事な映像で構築していました。
 ストーリー的には、いわゆる「スウィングガールズ」みたいな、初めてだけど頑張って逆境を乗り越えて成功して終わる、という王道でベタなやつです。わかっちゃいるけど面白い、という典型的なパターンを、ぶれることなく、足を踏み外すことなく、絶妙なバランスで作ってます。
 肝心のフラダンスは、ちょっと微妙でした。ベリーダンスに魅力を感じないというか、ダイナミックさに欠けるというか、あんましすごいと思いませんでした。
 なぜか山崎静代(しずちゃん)ばかりクローズアップされてますが、蒼井優の可愛さが異常でした。ギザカワユスです。ヤバイです。方言とかギザヤバスです。
 スパリゾートハワイアンズ(元常磐ハワイアンセンター)に行きたくなりました。自宅から電車で3時間かかって6,510円。駅から送迎バスで15分。温泉で疲れを癒した後、帰りの電車でクタクタにくたびれそうです。
 面白かったです。