‘2009年に観た映画’ カテゴリーのアーカイブ

クローズZERO II

2009年4月14日 火曜日
この記事の所要時間: 約 2分53秒

 ウィルス性胃炎2日目の昼に、「クローズZERO II」を、観てまいりました。公開初日の2009年4月11日です。
 立川CINEMA TWOだと思って劇場行ったら、CINEMA CITYのシアター2ですっていわれて追い返されました。間違えたの2回目です。
 上映中、ずっとおなかが、ぐきゅるきゅーと鳴ってました。騒音です。ごめんなさい。でも、出てはないです。なにも出てないです。音だけです。本当です。
 ネタバレなんて気にしない。

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DRAGONBALL EVOLUTION

2009年3月17日 火曜日
この記事の所要時間: 約 3分21秒

 あの、「DRAGONBALL EVOLUTION」を、観てまいりました。
 先行とかやってて、封切りとか関係なくなってますが、一応、公開初日の2009年3月13日です。金曜日です。平日です。劇場は、新宿バルト9です。会社帰りに、嫁と突撃かましてきました。
 この映画は、いろいろと話題性のある作品です。
 製作のチャウ・シンチーは、ろくに口出しできず、製作総指揮のハズの鳥山明も一切関われず、できあがったものを観てさじを投げたようなコメントを出していました。
 そういえば、この鳥山明のコメントが、電車の中刷り広告に堂々と載ってました。オフィシャルな広告なのに、いいんでしょうかコレ。
 そんな「DRAGONBALL EVOLUTION」ですが、個人的には、期待していました。
 実は、予告編を観て、ひと知れずブルッときちゃってました。
 オラ、わくわくしてきたぞ。
 そんな感じで、レッツネタバレ。

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ヤッターマン

2009年3月9日 月曜日
この記事の所要時間: 約 4分23秒

 嫁が借りてきたDVDで、「KIDS」を観ました。乙一が原作の映画です。
 監督は、荻島達也という方です。「きみにしか聞こえない」でも、乙一の原作を監督してます。
 映画館かなんかで、予告編だけ観てました。ひとの傷を引き受けることができる超能力を持った少年と、喧嘩の強い少年の、愛……じゃなくて友情を描く作品。
 主演は、小池徹平と玉木宏です。非常に、清潔感のある役者です。受けと攻め。どことなくBL臭がただよってくるので、乙一の作品に合ってる気がしました。
 ヒロインは、栗山千明。作中でマスク取る前の方が可愛かったと、嫁がいってました。
 泉谷しげるが、泉谷しげるのまんまでした。シゲリストにはたまらない。全部で10分くらいしか出てない斉藤由貴が、いちばん巧い演技を見せてくれました。
 心に傷を持った少年少女の、ちょっと残酷で、ちょっと痛い、青春物語。
「KIDS」は、「傷」とかけてあるんですが、最後の方になると、「きっつー」になっちゃいました。残念です。
 いゃあ、映画って、本当に面白いものですね

 さて、ここからが、本題です。
 2009年3月8日に、「ヤッターマン」を観てまいりました。立川の、CINEMA TWOです。公開2日目です。
 ぶっちゃけ、まったく期待してなかったんで、観る気はなかったんですけど、深田恭子が、……その、……あの、……つまりアレだったので、いちおう観とこうかなー、なんて、その、ええと、つまり、鼻の下を伸ばしながら観に行っちゃいました。
 ネタバレなんか気にしない。

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リトル・ミス・サンシャイン

2009年3月5日 木曜日
この記事の所要時間: 約 2分57秒

 HGUCのギャンを、組み立て直してます。瞬間接着剤でベタ貼りしました。次はヤスリです。
 なんで今更ギャンなのかというと、陸戦型ギャンとか良くね? とか思いついちゃったからです。バズーカとかミサイルとか装備です。
 筆塗りに挑戦してみようと思ってます。汚くします。



 嫁が借りてきたDVDを見ました。
「リトル・ミス・サンシャイン」です。
 まったくノーマークだった洋画です。監督の名前を聞いたこともなければ、知ってる役者も出てません。
 その前に、「普通じゃない」という映画も観ました。
 こっちは、すごいです。
 監督は、なんと、つい最近「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞を受賞しまくった、ダニー・ボイルです。
 主演は、ユアン・マクレガーとキャメロン・ディアス。
 もうこの時点で、普通じゃない。
 作品も、普通じゃなかったです。
 あまりにも普通じゃなかったので、途中でリタイアしてしまいました。普通じゃないのも、考え物です。

 話を戻しまして、「リトル・ミス・サンシャイン」です。
 調べてみたら、けっこー実力派の役者ばっかりでした。
 内容も、なかなか素晴らしかったです。
 簡単にいってしまうと、家族映画です。ロードムービーでもあります。
 問題ありまくりな家族が、ボロボロのバンで旅に出て、様々な事件に遭遇しながら、娘をミスコンテストに出場させる、という内容。
 この”問題ありまくりな家族”と、”様々な事件”が、ハンパない。こっちの作品の方が、よっぽど、「普通じゃない」です。

 父は、やたら前向きで自信過剰な教授。勝ち馬に乗れ! が信条。研究した成功理論を出版してくれると信じて、エージェントに投資してたのに、あっさり見切られ、破産が決定的になる。
 母は、家事が下手。料理できなくて、できあいのものばかり。タバコがやめられない。
 叔父は、文学系教授で、ゲイ。失恋して鬱になり自殺未遂。道中で、元恋人(もちろん男)にばったり。恋敵は、同じジャンルの世界で超有名に。
 祖父は、女好きで麻薬中毒。戦争を経験していることを誇り、ひとに説教ばかり。しかし、なんと旅の途中で死亡。一行は、死体を連れて旅を続けることに。
 兄は、パイロットになるために願掛けして、一切喋らない。筆談のみ。だが、旅の途中で色盲なことが発覚し、パイロットになれないことがわかり、荒れ狂う。その後立ち直るが、好きなことしかやりたくないと公言。
 娘は、太ってる。可愛いけど、太ってる。でも、美少女コンテストで優勝を狙う。しかし、祖父にダンスを習ったので、卑猥なセクシーダンス。会場ドン引き。数人だけに大ウケ。
 車は、ボロいワーゲン。クラッチが壊れ、押しがけしないと走らない。クラクションが壊れ、ずっと鳴ってる。ドアが落ちる。

 で、最終的に、どーにもならない。
 挫折や絶望と遭遇し、窮地をくぐり抜け、一応目的は達したけど、状況は悪化しただけで、なんにも解決してない。
 それなのに、なんだかほんわかした気分になれました。
 家族っていいな。よかったね。と、素直に思えました。
 とても、不思議な映画でした。

 ちなみに、同じような映画だと、「レクイエム・フォー・ドリーム」というのがあります。
 こっちはもう、本格的にダメなひとたちが、究極的にダメになって終わるというバッドエンドで、非常に後味が悪い。
 それがまたすごく良いんですが。
 うん。よく考えたら、まったく似てない。

 いゃあ、映画って、本当にいいものですね。

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木南晴夏

2009年2月18日 水曜日
この記事の所要時間: 約 2分49秒

 最近なんかこう、余裕がありません。
 電車の中で「女神異聞録 デビルサバイバー」やったり、仕事が突発的に忙しくなったり、ファミレスでぴぴーと鳴らない高級電子タバコを吸おうと思ったらすぐにカートリッジが切れたり、37インチの東芝製液晶テレビ37Z7000を狙ったり、LSに顔を出さないくせに毎日欠かさず栽培してたりと、休む暇がありません。買ったマンガすら読んでません。髪も削ってません。寝癖が酷いです。どーなってんだコレ。
 たまには有給取ってマンガ喫茶でも行こうかな。

 今日は、映画の感想文です。
 感想書くのって、久しぶりです。そういや今年一発目です。最近あんまし映画観てません。洋画観たい洋画。
 ネタバレなんか気にしない。

 2月14日に、「20世紀少年?第2章?最後の希望」を観てきました。数人がかりで。立川のCINEMA TWOです。
 公開から一週間くらい経ってましたが、客はかなり入ってたと思います。
 今回もまた、序盤から、原作読んでないひとは置いてけぼりというか、原作読んでてもおいてけぼりなハイパースピードで、ずんずん話が展開します。
 おいおいおい、話飛ばしすぎじゃない? ここでその展開? わかんないよ、これ。前田健きつくね? なんて心配してたのですが、原作読んでない友人の方がちゃんと話わかってたみたいです。
 要は、理解力と妄想力です。
 脳内補正をかければ、たいていのことはOKです。
 けれど、話がねじれまくってて、なにがなんだかわからなくなってまいりました。これ、原作通りですか? 違ってます? 彼って、彼ですよね? でも本当は、彼なんですよね? 彼が彼ですよね? 彼が、実は彼になってるんですよね?

 それにしても、相変わらずの豪華な出演陣でした。
 これほどの役者が大集合するなんて、金輪際ありえないと思います。
 そういう意味では、歴史的な超大作であることに、間違いはありません。
 こんだけ集まってるんだから、無理矢理3本にまとめるのは、制約的に仕方がないと、諦められるくらいです。
 今回は、豊川悦司と、主人公の平愛梨が、めちゃんこ頑張ってました。
 ホクロの巡査佐藤二朗と、小池栄子のサイコっぷりも、素晴らしかったです。六平直政なんて、すっかり神父になりきってました。
 映画なんだから。コスプレ大会じゃないんだから。とは思うのですが、やっぱり原作と似ていれば、それだけで楽しいです。
 しかしながら、いちばんびっくりしたのは、小泉響子役の木南晴夏。
 もうなんていうか、原作そのもの。動きや表情が、マンガそのもの。平愛梨もわりと似ていたんですが、木南晴夏のソックリ度は、常軌を逸していました。いくらなんでも似すぎです。奇跡です。彼女のマンガ的な動きや表情を観てるだけで、楽しかったです。すっかりファンになっちゃいました。「銭ゲバ」に出演中らしいです。
 主人公の役者にやる気があるのとないのとでは、やはりノリが違います。前作よりも、面白かったです。ええ、実は、個人的に、唐沢寿明ってミスキャストだと思ってます。唐沢寿明は好きな役者なんですが、ケンヂじゃない。長瀬智也とかの方が、まだ良いと思います。そういやジャニーズ系出てませんね。

 8月の第3章で、完結です。
 楽しみです。もちろん、木南晴夏を観に行きます。
 いゃあ、映画って、本当にいいものですね。

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