嫁が、ヴァイオリンを始めました。
ヴァイオリン。
ブルジョワジー溢れる、高尚な楽器です。
高尚なので、バイオリンじゃなくて、ヴァイオリンと書きます。
嫁が購入した店は、自宅から徒歩5分のとこにある宮地楽器。なにかあったら、5分で持って行けるという、絶好のロケーションにあるこの店で、なんとヴァイオリンフェアーをやっておりまして、さらにフェアーの初日だったりしまして、なんとなく運命のフェイトを感じずにはフィーリングなのですが、そもそも嫁がヴァイオリン教室に通うということで生徒割引もあり、なにがいいたいかというと、約5万円ほど安くなりました。ラッキー。
しかし、ヴァイオリンは、スゴイです。
なんとびっくり、宮地楽器で一番安いヴァイオリンは、105,000円。
じゅ、じゅうまんごせんえん!?
思わず、目玉が飛び出しそうになります。
スクワイヤーのギターと同じレベルで、10万超えるのです。
合わせる弓は、本体の1/3くらいの値段。
ケースは、25,000円から。
1,980円のケースって高いよね、みたいなエレキの世界とは、まるで違います。
この世界は、魑魅魍魎です。
庶民には、縁のない世界です。
とんでもない、ブルジョワな世界です。
うかつに足を踏み入れると、失禁してしまう世界です。
ちなみに、インターネットを覗くと、もっと安いヴァイオリンが売ってるんですが、材質が悪い、曲がってる、すぐ壊れる、修理ができない、音が悪い、音が小さい、そもそもチューニングができない、先生に鼻で笑われる、等々、粗悪品が多いようです。個体差も、激しいようです。つまり、当たりを引けば、そこそこ弾けますが、ハズレを引くと、ゴミになります。
修理等、アフターサービスを考えても、自宅から徒歩5分の宮地楽器で購入するのが、無難です。
嫁はやる気です。
子どもの頃、ちょっと弾いてたので、自信もあるようです。
嫁は、ヴァイオリン教室に入会しました。
もう逃げられません。
ヴァイオリンを、買うしかありません。
ニコニコ顔の店員が、弾き比べてくれました。
10万円クラス、20万円クラス、30万円クラス、50万円クラスのヴァイオリンを、チューニングしながら、弾いてくれたのです。嫁のリクエストで、500万円のやつまで弾いてくれました。買えるわけないのに。
さすが、ヴァイオリン売り場の店員。ちゃんと弾けます。いい腕してます。ちょっと間違えたりしてましたが。
美しい曲。
素晴らしい音色。
でも、ヴァイオリンの違いが、さっぱりわかりません。
500万円も、10万円も、同じように聴こえます。
そりゃまあ、多少の音色の差は、ありました。でも、そんなもん、弾き方とか力の入れ方で、どーにでもなるよーな気がします。
ヴァイオリンの世界は、深淵です。
深いです。
深く、遠いです。
遠すぎて、なんも見えません。
さっぱりぷーなので、店員の言葉を、信じるしかありません。
騙されてるとか、詐欺られてるとか、考えちゃいけません。音色がわからない方が、悪いのです。
店員は、10万円のヴァイオリンは、あんまりオススメできませんねー、とかいいます。
おいおいおい! 10万円もする商品を、バカにするのか!? と思いました。
10万円だって、十分高いよ! 信じらんないくらい高いよ! 20万円なんて、冗談じゃないよ! どんだけ高いんだよ! 今からでもヴァイオリン職人になりたいくらいだよ!
最初はそう考えてたのですが、よく考えたら、PCって、そんくらいの値段じゃないですか。
5年くらいしかもたないPCに、15万とかかけるじゃないですか。液晶モニタつけたら、軽く20万超えるじゃないですか。
同じじゃん。
つか、ヴァイオリンの方が、長持ちするじゃん。
そもそも、PCと違って、高尚だし。
そう思いついたら、スカッと、もやもやが晴れました。
踏ん切りつきました。
10万円なんて、安物です。
できるだけ、良い物を買いたい。
高貴な気分を味わいたい。
固定資産税とか、都民税とか、老後とか、忘れちゃおう。
というわけで。
定価21万円の、サンアントニオ V-815を、購入しました。
パーツ材は、ローズウッド。ニスのベタ塗りではなく、アンティーク風の仕上げが施されています。
中国製なのですが、その品質は、プロのヴァイオリニストも認めるほど。同じ素材、同じクオイリティで、別の国で作ったとしたら、2倍以上の値段がつくそうです。中国は人件費が安いからこそ、この値段で、このクオリティが出せるのです。
ワンランク上の、ヴァイオリン。人気も高いようです。
コストパフォーマンスは、最高だと、店員もおっしゃっておりました。信じます。ええ、信じますとも。
弓は、8万円のやつを買いました。
ただの木の棒なのに、なんでこんな高いんだよ! と、ちょっと納得できないんですが、8万円台から、弾き心地が断然変わるらしいです。わかるひとには、わかるらしいです。
ヴァイオリンフェアーのとこには、90万円の弓とか置いてありました。
ただの棒なのに。
ヴァイオリンの世界は、深淵です。
ヴァイオリンとエレキベースで、なんかできたらいいな、と思います。
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サンアントニオ
2009年5月12日 火曜日ベースを始めました
2009年3月24日 火曜日
実は、携帯電話を壊してしまいました。
またか、と、お思いの方もおられるかと思いますが、自分としても、またか、です。
このエントリ、前に読まなかったっけ? と、お思いの方もおられるかと思いますが、自分としても、コピペ、です。
壊したといっても、携帯電話自体は、問題なく動作します。
メールを送受信でき、電話も使える状態でしたが、ただひとつだけ、使えない機能があります。
モニタです。
モニタに、なんも表示されません。
真っ黒いままです。
こりゃダメです。
不本意ですが、買い換えないと、いけなくなりません。機種変なんかしませんよ。だって買ったばかりだもん。AQUOSケータイ、買ったばかりだもん。買ってから、一ヶ月経ってないもん。まだそんなに使ってないのに、買い換えるとか、ないもん。どーして落としちゃったんだよう。どーして壊れちゃうんだよう。落としたくらいで、壊れるなよう。なんて軟弱なケータイなんだ。泣きそう。うわーん。
というわけで、修理に出しました。
今は、代替機のW64SAを使ってます。
もうケータイを落とさないように、シュビーンって糸が伸びるやつ買いました。シュビーン。
で、唐突ですが、ベース始めました。
あー。画像が小さいです。とても小さいです。あまりにも小さくてショックだったので、ケータイの話をしたくらいです。
なんでこんなに小さいのかというと、W64SHで撮影した画像を、W64SAからメールで送ったからです。
W64SHは、約520万画素CMOSでAF機能付き手ブレ軽減・補正機能付き顔検出撮影機能付きです。
W64SAは、約199万画素CMOSでAF機能付き手ブレ補正機能付きです。
この差でしょうか。W64SAで画像を添付すると、こんなに小さなサイズになってしまいます。もう、なにがなんだかわかりません。最近老眼気味なので、もっと大きな画像じゃなくちゃ、やだい!
話がそれました。
ベースを、始めました。
先日、会社で、バンドめいた謎の組織が生まれたのです。
勝手に昼飯についていったら、そんな話になりました。
ちょんまげのカツラと猫耳をつけて甚兵衛着てカレーを食べる担当になりそうでしたが、話し合いの結果、ベースとして参加することになりました。
メンバーは、ヴォーカル、ギター、ギター、ベース、ドラム、という構成。
みなさんセミプロっていうか、マジで元プロまでいます。ちょっと前まで、現役でバンド活動してたひともいます。バリバリでメケメケです。カマン、ロッケンロールです。
そんな中に、15歳で初めてベースを握り、16歳でバンド生命を閉じた男が、参加です。
……え。たった2年だったっけ? バンド3つくらい組んでたんだけど。うわあ、あの頃の2年って、長かったな……。
それはそうと、ベースを触らなくなって、10年経ってるわけです。バンドを組んでたのは、21年も前です。ものすごい、経験弱者です。シャレにならないです。
べース自体は、元プロの方から借りました。紫色の、プレベです。スクワイアです。丸出しで持ってきてくれました。
こりゃあもう、頑張るしかない。
で、こうなりました。
よくわからないかも知れませんが、指です。右手の、人差し指の先です。赤くなってて、ぷくっとふくらんでます。ベースの弦を、指で弾きまくると、こーなります。
でも、若い頃は、水ぶくれでした。こんなに赤くなりません。
なにこれ。血豆? どーなっちゃうの? あんまし痛くないし。
気にせず弾いてたら、茶色く変色しました。血豆の先っぽに、うすく穴が空いてて、なにかが漏れちゃったみたいで、今は潰れてます。皮がめくれることなく、そのまま硬くなってます。いいのか、これ。
指が硬くなるのを感じながら、なるべく毎日、練習するようにしています。
楽器から離れてかなりの時間が経ってるので、勘を取り戻すのが、タイヘンです。
と思ったら、すぐに取り戻せました。
よく考えたら、真面目にやってたのって2年くらいだから、そもそも取り返す技術なんてないです。楽譜だって読めないし。指使いにしても、全然巧くなかったし。小指とか、全然使えてなかったし。チョッパーもできなかったし。あ。今はチョッパーじゃなくて、スラップっていうみたいですね。
練習は、楽しいです。
今は、便利な世の中です。インターネットでチューニングができるし、メトロノームもあります。
ベースのジャックに直接着ける、小さなアンプがあったので、買いました。楽器屋で、3500円くらいでした。ヘッドフォンを繋げば、静かにべースを弾くことができます。更に、iPodが接続できるので、ノリノリで練習できます。
「Stand by Me」とか、U2の「with or without you」とか耳コピできました。
わーい。同じの繰り返すだけで精一杯だー。
つか、年は、取るもんじゃないですね。
リズム感、なくなってるような気がします。
指が、いうこときいてくれません。
ちょんまげのカツラと猫耳をつけて甚兵衛着てカレーを食べる役でもいいような気がしてまいりました。
頑張ってます。
革のツナギ着てました
2008年2月14日 木曜日
東京ドームキターッ!!!!
というわけで、2008年2月13日水曜日、THE POLICEのライブに行ってきましたZE!
正直、チケット買った時点で満足しちゃって当日ライブがあることを忘れるんじゃないかと危惧してたんですが(経験あり)、大丈夫でした。朝からiPod touchでTHE POLICEの曲を聴きまくって事前準備バッチリです。
17時開場、19時30分開演、ってことで、18時くらいに丸ノ内線後楽園駅に到着しました。
すんごい寒いというか空気が冷たい。でも胸はワクワク。心ウキウキ。
寒いんならとっとと中に入ればいいのに、後楽園ホールの方まで歩いてみたら、グッズ売り場を発見。
しかし、さっそく並んで警察グッズをガッポリと買おうと思ったのに、サイフがガス欠気味。THE POLICEファンには意味がわかりTHE POLICEを知らなければ知らないで見過ごせるようなかっちょいいデザインのニット帽があったんですけど、買えませんでした。はうん。ギリギリでプログラムだけ買えました。
ていうか、プログラムを1部買うだけに10分くらい並んだんですが、東京ドームの中にもグッズ売り場はありました。しかも空いてました。ぎゃふん。
ドームの中に入り、まだ開演まで時間があると思って喫煙者隔離部屋でたばこを吸ってたら、急に曲が流れてきてびっくり。慌てて客席に向かうと、前座のフィクション・プレインが演ってました。
フィクション・プレインは、スティングの息子ジョー・サムナーが率いているトリオのバンドです。ジョーが予想以上に父親似で笑ってしまいました。あと、カタコトでけっこー日本語喋ってました。
構成も親父のバンドTHE POLICEと同じでしたが、音楽性は違ってて、ハードロックバンドがやるバラードっぽい曲ばっかみたいな感じでした。
うーん。ちょっとCD欲しいとは思えないかなー。
ステージの前方にずらーっと並ぶ30,000円もしたアリーナ席は、当然のようにパイプ椅子でした。30,000円も出してパイプ椅子かよ、とか思ったんですが、どうせ演奏中は立つのでどーでもいいなと思い直しました。
それよか、今日は独りです。
孤独です。
孤独のメッセージです。Message In A Bottleです。
左右に座ってる人たちが思いっ切り盛り上がってたら寂しいなあ、とか考えてたんですが、やはり右隣はサラリーマンのグループ。ちょっと老年入ってるひともいて、昔から好きだったんだなーオーラが出てました。楽しそう。
左隣は、女性でした。なんか彼女は孤独そうでした。携帯カチカチやってました。孤独のメッセージです。Message In A Bottleです。
なんとなく、微妙な空気でした。額に縦線が降りました。
無言のまま、孤独に開演を待ちます。
そして、ついに始まりました。
いきなりMessage In A Bottleからだったので、吹きました。なにか胸に突き刺さってきます。最初はnext to youかと思ったのに、なんという的確な選曲。
出てきたTHE POLICEのメンバーは、普段着でした。
当然ですが、20年前より老けてます。スティング56歳。スチュワート・コープランド55歳。アンディ・サマーズに至っては、なんと65歳でキース・リチャーズより年上です。
はっきりいいまして、老年バンドです。
それなのに、すんごいパワフルです。
ぶっちゃけアンディ・サマーズのことを心配してたんですが、こりゃあバリバリの現役ですよ。むしろテクニックとか上達してますよ。えらいハッスルしてました。
スチュワート・コープランドの妙技も、ナマで見れました。やっぱスゲーよこのひと。もはや人間業じゃない。それに、やたら楽しそう。
スティングは、若干気難しい親父的な感じがしました。声を枯らしたのか、MCのときは声が低かったです。歌では高音に戻ってましたが。
THE POLICEのステージは、これだけドデカイ会場でも、基本的にコーラスやサポートメンバーが皆無で3人だけ。THE POLICEのTHE POLICEとしてのこだわりです。スティングのベースが腹に響き、アンディ・サマーズのギターが空気を切り裂き、スチュワート・コープランドのドラムが身体を揺らします。間違いなく、THE POLICEの音です。
いくらアリーナ席とはいえ、前から2ブロック目なので、肉眼では表情までは見れませんが、姿は15センチくらいには見えます。動きと音にずれもありません(東京ドームの外野席だと距離のせいでずれまくる)。大きなスクリーンがステージの後ろにあり、メンバーを見ながら拡大映像もリアルタイムで見れるという親切セットだったので、とてもTHE POLICEを満喫できました。
いやあ。
まさか、本物を見ることができるとは。
ナマスティングです。ナマスチュワート・コープランドです。ナマアンディ・サマーズです。
おそらく、本物を肉眼で見るのは最初で最後でしょう。
感動です。
感無量です。
20年前の自分に自慢してやりたいです。
すげー。
マジすげー!
生きてて良かった!!
携帯とかなら写真撮影OKだったもよう。もっと撮っておけばよかった。でもノリが途切れるというか、ぶっちゃけ写真なんか撮ってる場合じゃなかったです。
曲目は、こんな感じでした。
01 Message In A Bottle
02 Synnchronicity II
03 Walking On The Moon
04 Voices Inside My Head ? When The World Is Runnming Down
05 Don’t Stand So Close To Me
06 Driven To Tears
07 Hole In My Life
08 Every Little Thing She Does Is Magic
09 Wrapped Around Your Finger
10 De Do Do Do, De Da Da Da
11 Invisible Sun
12 Walking in your footsteps
13 Can’t Stand Losng You ? Reggatta De Blanc
14 Roxanne
休憩
15 King Of Pain
16 So Lonely
17 Every Breath You Take
アンコール
18 next to you
アンコール前のアンディ・サマーズの動きが、とても面白かったです。やるなあ、おじいちゃん。
それにしても、約2時間があっという間でした。
もうおしまいなの? って感じでした。アンコールも1曲だけだったんで、寂しかった。
個人的には「Synnchronicity I」が聴きたかったんですが、大好きなアルバム「Synnchronicity」から5曲も演ってくれたのでいいです。
ていうか、全部良い曲ですよ!
サイコーですよ!
孤独のせいか、隣と身体が当たるのに気を使ったり、立ち位置を確認したり、変な声出してないか気になったり、なにこいつとか思われてないだろうかとか気にしたりと、微妙に会場と一体化できなかったんですけど、すげー楽しかったです!
あ。
そういえば、同じブロックにふつーに竹中直人がきてました。なんか革のツナギ着てました。
これがアリーナ席の特典。日本公演のTシャツ入ってました。
でもこれ、特典があることは知ってたんですけど、どこで配ってるのかわからず(アナウンスもない)、隣に座ってたサラリーマン組が話してたのを盗み聞いて、やっと手に入れることができました。
忘れてたり知らなかったりで、入手できなかったひととか多かったんじゃないかなー。
ひとりで行ってきます
2007年11月15日 木曜日
THE POLICEというバンドを知っていますでしょうか。
1977年に結成し、80年代前半に、けっこー人気があったイギリスのバンドです。
スティングという名前くらいは、聞いたことがあるひともいると思います。
ガンダム的にいいますと、「機動戦士Ζガンダム」で永野護がデザインした、ヤザン・ケーブルのモデルがスティングです。
ぶっちゃけ、洋楽を聴き始めたときには、THE POLICEはもう解散してました。むしろスティングの「Fortress Around Your Heart」を聴いてスティングに惚れてそこからTHE POLICEに辿り着いたという感じでした。「The Dream of the Blue Turtles」は、今でも最強の名盤です。
THE POLICEは、パンクとレゲエの融合的なサウンドで、なんかこう、好き勝手やってる雰囲気が好きでした。レンタル屋さんでレコードを借りてきて、カセットテープにダビングして聴きまくってました。アルバム「Synchronicity」は、昔買ったCDをなくしてしまい、買い直したくらいです。
スティングの声やビジュアル、アンディ・サマーズのいい加減なギターの音色も好きですが、なんといってもスチュワート・コープランドのスティック捌きは壮絶を極めてました。彼は人間じゃないのかも知れない。そう思えるくらい強烈でした。
でもまあ、派手さはなかったです。
わりと通好みな地味目のバンドだったよーな気がします。
1984年の解散から、約20年。
彼らは再結成しました。
1986年に再結成したときは、結局喧嘩別れして焼き直しの1曲だけ作って終わっちゃいましたけど、今度はしっかりと再結成してくれました。
ギターのアンディ・サマーズは、もう還暦迎えちゃってるおじいちゃんですが、思い切って再結成してくれました。
再結成ツアーで、世界中を回っています。
で、日本公演もやってくれます。
京セラドーム大阪と、東京ドーム。
――東京。
ええ。
これは。
行くしかないでしょう!
というわけで、@ぴあのプレリザーブに申し込んでみました。
ノリノリのイケイケです。
しかし、プレリザーブには、以前からライブとかお笑いとか演劇で何回か申し込んでるんですが、当選した試しがないので、期待なんかしません。ネットで簡単にできるので、とりあえず申し込んでみただけです。
本番は、チケット発売開始時の、電話攻勢。
一般発売日は、11月18日 (日)10:00AM。
けれど、世界ツアーするくらいだから、日本でもすぐにソールドアウトするでしょう。電話予約なんかしたことないので、勝手がわからず、敗戦濃厚です。
まあ、取れなかったら取れなかったでいいや。
そんなふうに、軽い感じで考えていました。
――なのに。
取れてしまいました。
@ぴあのプレリザーブで。
あっさりと。
しかも。
第1希望 プレミアム席 30,000円。
――さんまんえん。
正直、引きました。
さーっと血の気が引きました。
やってもーた。
へたこいたー。
そんな言葉で頭の中が埋め尽くされました。
3万円だよ3万円。
そこまでTHE POLICEが好きなのか? 3万円かけてもいいくらい好きなのか? それだけの価値は見出せるのか?
悩みました。
すんごく悩みました。
なにしろ、3万円あれば、20インチのワイド液晶モニタが買えます。
ていうか、もうひとつ、悩みのタネがあります。
――ひとりぽっち。
はい。
チケットは、1枚だけなんです。
だって、THE POLICEが好きで好きでたまらなく好きで3万円くらい余裕で払えるよ! って友達がいないのです。
これは、つらいです。
以前から、プロレスや格闘技へひとりで観戦しに行ってますが、”語れない”、”ともに興奮できない”というのは、かなりの勢いでつらいんです。左右の席ではガンガン盛り上がってるのに、ひとりぽっちでニヤニヤするだけで精一杯なのです。
とっても、つらいんです。
どうしよう。
Yahoo!オークションとかでチケット売ってもいいんじゃない?
だって、3万円は高いよ。
それに、ひとりぽっちは寂しいよ。
――しかし。
チケットが届きました。
席の場所は、B-8の2列目。
ステージのほぼ中央。前から2ブロック目。
他の東京ドームでのコンサートの座席表を見ると、1ブロック12席X15列なので、前から17列目。
さすが3万円。
見えるじゃん。
さいたまスーパーアリーナみたいなキチンとした座席じゃなくて、たぶんパイプ椅子が並べられるだけだから、17列目ってステージからかなり近いと思います。
音が時差で聞こえてくるとか、ステージに立つひとが米粒みたいにしか見えないとか、ないです。
スティングのベース、アンディ・サマーズのギター、スチュワート・コープランドのスティック捌きが、肉眼で見れるじゃん!
うほおッ!
胸の奥で、なにかが弾けました。
正直、ひとと語れるほどTHE POLICEに詳しいわけじゃありません。mixiで語られているようなレア音源とか知りません。日本公演があるって知るまで、存在を忘れてました。
でも、好きでした。
いえ。
今も、好きです。
THE POLICEが、曲が、詞が、スティングが、アンディ・サマーズが、スチュワート・コープランドが、好きです!
それだけでいいじゃあないですか!
ひとりで盛り上がってまいりました。
脳内で興奮してます。
というわけで――
東京ドームにひとりで行ってきます!
つってもまあ、来年の2月の話ですけどね。
しっかりと事前学習。
80年代
2006年6月17日 土曜日
20年前といえばそう、80年代。
今日はなんか知らないけど、昔のCDを引っ張り出してiTunesに入れたり、iTunes Music Storeで買ったり。
嗚呼、ノスタルジー。
なんかオヤジ臭い。
洋楽に触れたのは、中学時代。最初はDuranDuranでした。ちょっと恥ずかしいですけど事実なのですよコレが。当時は「A View to a Kill」を出した跡で、休止状態でしたけども。最初に買ったアルバムは「アリーナ」でした。ビデオも買いましたよ(βですが!)。1万以上してえらい高かったです。
そっからもう深夜番組のトリコですよ。ベストヒットUSAとか、なんか他にも洋楽系のMTVもどきの番組が色々あって、ビデオに(βですが!)録画してたりとかしました。
当時何故か12チャンでやたらプリンスが流れていた気がします。そのときはキモイとしか思わなかったし「kiss」の振り付けの真似して遊んだりしましたけど、今はスゴイ人物だと思っています。
毎週かかさず全米ヒットチャートに注目していました。フィル・コリンズとかホール&オーツとかヒューイ・ルイス&ザ・ニュースとかブルース・スプリングスティーンとかブライアン・アダムスとかピーター・ガブリエルとかマドンナとかZZトップとかハートとかティーアズ・フォー・ティアーズとか好きだったなあ。変わったところではロバート・パーマーとかユーリズミックスとか。激しいところではヴァン・ヘイレン(「5150」は名盤ですよね! もちろん「1984」も名盤ですしデヴィッド・リー・ロスのイヤラシさは好きでしたが、それ以上にサミー・ヘイガーの哀愁漂うギターが好きでした。だって背後でしれっとキーボード弾いてるのが当時最高級のギターテクニックを持つといわれていたエディ・ヴァン・ヘイレンなんですもの。なんだか同情しちゃいました)が好きでした。
実はその前に、何故か中学校の昼休みに教師が視聴覚室でマイケル・ジャクソンの「スリラー」と「ビートイット」のビデオ(しかもTV録画したやつ)を延々と流していたのを見に行ったことがありましたが、そのときは鼻で笑っていました。青かったなあ。
a-haとかペットショップボーイズとかも流行ってて聴いてました恥ずかしながら。
でも好きになったのはStingでした(「Dream of the Blue Turtle」は名盤ですよね今でも)。そっから過去を掘り起こしてThe Policeにハマりました。それからどんどん渋くなって行き、ビリー・ジョエルとかエリック・クラプトンとかトム・ウェイツとか聴き始め、オールディーズに寄り道したあげくにオーティス・レディングとかサム・クック経由で何故か着地点が忌野清志郎という。RCサクセション最高。
それからはボン・ジョビとかU2とかレッド・ホット・チリペッパーとかちょいと聴きかじったくらいで、さっぱり洋楽に魅力を感じなくなっちゃいました。セックス・ピストルズは聴いてましたが。
まあなんつーか、決して”通”な洋楽好きではないですねこりゃ。T・レックスとかデヴィッド・ボウイとかボブ・ディランとかレッド・ツェッペリンとかエアロスミスとかディープ・パープルとかキング・クリムゾンとかイエスとかオアシスとかクィーンとか聴いてませんもの。ジミ・ヘンドリックスも聴いてないしピンク・フロイドも聴いてない。ELPはちょっと聴いたかなあ。
20代(80年代後半)になると、日本のインディーズ系に入ってきちゃうんですよ。ザ・スターリン(遠藤ミチロウは心の師匠です)からザ・ウィラード(何度もライブに行った)経由でナゴム系。空手バカボンは今でも大好きです。そういえば、牛肉大和煮を万引きする野方一丁目クソババファックオンって、なんてバンドでしたっけ。
ええと。
どうでもいいですね。
おやすみなさい。
ネガティブハート
2005年9月27日 火曜日
シコシコしてます。ぜんぜん進んでませんが。匍匐前進もいいとこです。先行き不安です。
ていうか、日曜日F1ブラジルGPを結局最後まで見てた(えーアロンソがワールドチャンピオンなのーライコネンのが速いのにー)ので就寝深夜3時半とかで睡眠不足だったのに、月曜日はなんともなかったのに、今日になってキました。だる眠いです。意識失いそうです。
月曜日は睡眠時間5時間弱だったのに眠くならなかったのは、iPod miniとコイツのお蔭だった。 |
あとなんだ。
Picasa ってスゴイぞ!
とんでもなく軽快で高性能なのに無料の画像ビュワーだ。ハードディスクにある画像をすべて探し出してリストアップしてくれちゃう。こんな画像あったんだ! ってなものまで。スゲエ!
こいつを入れちゃえば、奥のほうにこっそりヒミツ画像が隠してあっても丸見えだぜ!
えー。