寝室用に、新しいクーラーを買いました。
今まで使ってたのは、10年くらい前のやつです。スイッチを入れると、歴史を感じるニオイを放ちます。しかも、10畳用のクーラーです。寝室は5畳くらいしかないのに。とってもハイパワーで冷え過ぎます。28度に設定してても、起床時に冷凍人間ができあがるくらいです。
新しいクーラーは、6畳用です。
コンパクトです。エコです。省電力です。自動お掃除機能付きです。いちばん廉価なヤツですですが、安心の東芝製です。きっと、ちょうどいい感じに冷えてくれることでしょう。
土曜日の昼に、届きました。
日曜の夜に、壊れました。
冷えるどころか、背筋が凍りました。どうしよう、この熱帯夜。ていうか、Xbox 360熱過ぎ。
「オブリビオン」プレイ中であります。
人間ーなんてララーラーララララーラー。
週末はかなり進みました。
プレイ時間は109時間27分を超えました。
いろいろあったんで書ききれません。なので今回は、致し方なくダイジェストでお送りします。
ユニコーン乱闘事件
・戦士ギルドの上司と、ブラックウッド団の秘密を暴きに出かけるStonecold。
・外に出ると、ユニコーンが待っていた。Stonecoldの所有馬になったようだ。
・何故か乱闘を開始する戦士ギルドの上司とユニコーン。
・おろおろするStonecold。
・ヤケクソになって戦士ギルドの上司を殴り倒すStonecold。
・何故かユニコーンに蹴られまくるStonecold。
・ゾンビのごとく起き上がる戦士ギルドの上司。
・復活するやいなや戦い出す戦士ギルドの上司とユニコーン。
・ヤケクソになって戦士ギルドの上司を殴り倒すStonecold。
・ヤケクソになって何度も何度も戦士ギルドの上司を殴り倒すStonecold。
・ゾンビのごとく起き上がる戦士ギルドの上司。
・何度となく倒され続け、何度となく蘇る戦士ギルドの上司。
・止まらない乱闘。
・収まらないユニコーンの怒り。
・Stonecold涙目。
・戦士ギルドの上司が気絶している間にユニコーンを川に沈めて不毛な永久ループをなんとか脱したStonecold。
・ブラックウッド団の秘密を暴くことに成功したが、それよりもユニコーンとの今後が心配なStonecold。
ブラックウッド団壊滅事件
・ブラックウッド団に、戦士ギルドの(数少ない)イケメンと(数少ない)美女をことごとく殺される。
・Stonecold涙目。
・独断が過ぎて、戦士ギルドをクビにされた戦士ギルドの上司。
・とばっちりを受けて降格されたStonecold。
・Stonecoldしか頼る者のいない、可哀想な元戦士ギルドの上司。
・自宅に引きこもる元戦士ギルドの上司に、ブラックウッド団に潜入して調査してくれと頼まれる。
・ここまできたら乗りかかった船なので、依頼を受けるStonecold。
・ブラックウッド団に潜入したはいいが、麻薬を呑まされて村人を皆殺しにしちゃったStonecold。
・Stonecold涙目。
・ブチキレてブラックウッド団をひとりで壊滅させるStonecold。
・ブラックウッド団の最後の敵は、マグリール。説得しようと思い、防御してたら、通りかかった衛兵隊長に殺されちゃう。
・Stonecold涙目。
・戦士ギルドのギルドマスターに任命されたStonecold。横では復帰した戦士ギルドの元上司がニタニタ。
・あちこちの町の噂で、今までの戦士ギルドはかなりのヘタレだったと聞いて、微妙な気分のStonecold。
さよならユニコーン事件
・馬上から降りるたび、Stonecoldから離れようとする気難しいユニコーン。
・敵に襲われるたび、どさくさにまぎれてStonecoldを本気で蹴りまくるユニコーン。
・気づいたら、移動についてきてなかったユニコーン。
・探しに行ったら、ユニコーンの死体が。
・Stonecold涙目。
・近くにいたオーガを犯人と認定し、ブチ殺したのち、形見としてユニコーンの角を持って帰るStonecold。
・デイドラの神様にユニコーンの角を奪われる。
・Stonecold涙目。
・でも頑丈な鹿毛馬を手に入れて肩の荷が下りたような気がして気分爽快なStonecold。
というわけで、やっと帝都に入りました。
いよいよ帝都です。
やたら広いです。
クエストも山盛りです。
なんか不法侵入系のクエストが多い気がします。犯罪ギリギリというか、本物の犯罪者になりそうというか、セーブ&ロードの繰り返しです。意外と見ている警備兵。
今後の展開予定。
戦士ギルドのギルドマスターともあろう人物が、魔法大学に入学したり、闘技場にデビューしたりします。
つづく。
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ユニコーン乱闘事件
2007年8月27日 月曜日乙女失格
2007年8月24日 金曜日
「オブリビオン」プレイ中であります。
現実逃避なんかしている場合じゃないんですが。
またしてもマグリールの尻ぬぐいをするハメに陥ったStonecoldは、仕方なく仕事の依頼元の魔術師ギルドへ行き、彼が請け負うはずだった仕事の内容を確認しました。
マグリールが嫌になっちゃうような任務とは、どれほど過酷なものだったんでしょうか。
ほう。
インプの胆嚢を10個もってこい、と。
ほほう。
全裸でもクリア可能な任務ですね。
確かにインプといえば、弱い頃のStonecoldが苦手としたモンスターでした。調子に乗って殴りかかり、何度となく酷い目に遭い、泣きながら逃げだし、衛兵さんに助けてもたっらもんです。
しかし、それも遠い記憶。
今となっては、ハエみたいなもんです。放っておいても、ダメージなんか食らいません。ダメージ反射10%の指輪をはめているので、勝手に死んでくれることでしょう。
なるほど、こんなしょーもない任務を依頼されたら、いくらなんでも嫌になっちゃうよね。
いやまさかインプが怖くて逃げ出したんじゃないよな。それほどヘタレじゃないよな。若干マグリールを疑いつつも、Stonecoldは洞窟に向かいます。
空は、茜色に染まっていました。
洞窟に入る前に、ちょっとだけ辺りを散歩してみました。
おや。
丘の下に、白馬がいるじゃあありませんか。こんなところに、どうして。誰かの馬なんでしょうか。
夕陽に照らされた白馬は、なにやら幻想的な雰囲気です。
目をこらすと、白馬の額に角が。
おお! あれはまさしく、ユニコーン!
興奮して近づこうとしたら、もっと興奮したミノタウロスが、物凄い形相で殴りかかってきました。なんだこいつ。倒したら、今度はミノタウロス2体が突進してきます。
ここで、はっとしました。
このミノタウロスどもは、あのかよわいユニコーンを、どこからか拉致してきた犯罪者なのではないでしょうか。そんな顔してます。間違いありません。
この野郎。許せません。
乙女として、許せません。
撲殺しました。
ユニコーンを、犯罪者どもから救ったのです。
両手を血まみれにしたStonecoldは、鼻息も荒く、血走った目で、ユニコーンに近づきます。
大丈夫。だってあたい、純潔乙女じゃもん。フヒヒ。
Stonecoldレベル32。
でも乗れました。
こんな姿でも、ユニコーンに乗れました。
修道院でザビエルハゲ(故人)に借りたまだら馬の馬くんとは、乗り心地が違います。速いです。綺麗です。美しいです。ごめん、馬くん。ユニコーン最高!
いい気分にひたってたら、またしてもミノタウロスが出てきました。空気の読めない奴らです。
ユニコーンから降りて、ミノタウロスを殴ります。ユニコーンを守るのです。ユニコーンを守るのは、乙女の責任です。
ユニコーンに、背後から蹴られました。
どうやら戦闘中に、あやまってユニコーンを殴っちゃたみたいです。
ミノタウロスは倒しましたが、ユニコーンの怒りは収まりません。前足で、ガンガン蹴ってきます。
おやおや。落ち着きたまえよキミ。ごめんってば。フヒヒ、ぜんぜん痛くないよ。可愛いやつめ。ムツゴロウ気分で余裕のStonecoldでしたが、ユニコーンの体力がみるみる減っていくのを見て、顔面蒼白になりました。
しまった。
ダメージ反射10%の指輪をはめているんだった。
必死扱いて逃げるStonecold。治癒の魔法で治してあげても、ユニコーンの怒りは収まりません。
ここでまた、はっとしました。
もしかしたら、あのミノタウロスたちはユニコーンのお友達だったんじゃないでしょうか。角友達なんじゃないでしょうか。Mixiの角コミュニティーのオフ会だったのかも知れません。仲良くやってたのに、邪魔をされた挙げ句に友達を殺され、渋々付き従いましたが、何度も何度も友達が殺されるのを見て、ついにブチ切れたんじゃないでしょうか。いっそのこと殺せーっ! ってくらい、怒っているんじゃないでしょうか。
きっとそうです。
だって、すんごい速さで追ってきます。
やっとのことで、Stonecoldは洞窟に逃げ込みました。ドアをブチ破って中まで追ってきたらどうしようかと思いましたが、諦めてくれたようです。
乙女失格です。
肩を落としながら、八つ当たり気味にインプを殺戮しまくり、インプの胆嚢を集めました。
洞窟を出ると、辺りはすっかり夜更け。ユニコーンの姿はありませんでした。
とぼとぼとブラヴィルに戻ったら、馬くんがいません。浮気を知って、実家に帰っちゃったんでしょうか。
もう散々です。
ため息をつきながら、魔術師ギルドへ向かいました。
マグリールの尻ぬぐいを完了させてコロールの戦士ギルドへ戻ると、ギルドの玄関を開けると必ず玄関の前に立ってるオークの上司に、「ここじゃ話せないことがあるから、夜中になったら俺の家にきてくれ」と囁かれました。
ヒゲ剃り痕の目立つ顔色の悪いモヒカン野郎に、です。
ふざけんなこの野郎。鏡見てからいえと、喉まで出かかりました。
つか、この上司、よく見たらオークじゃありませんでした。エルフっぽいです。ぶさいくですが。
でもまあ、とにかく嫌です。
こんな独身のオッサンの誘いなんか、受けたくありません。家になんて招待されたくありません。なにされるかわかったもんじゃありません。なにしろStonecoldは、純血乙女なんですから。
しかしながら、上司には逆らえません。なにしろStonecoldは、社会人ですから。
夜になると、上司の住むボロい家へ向かいます。もちろん、完全武装です。
ベッドの上で待ちかまえてたら殺してやろうかと思ってたんですが、上司はちゃんと鎧を着て立ってました。こちらに背中を向けた、裕次郎立ちです。ぶさいくなくせに、なにカッコつけてんでしょうか。
話を聞くと、「ブラックウッド団がアヤシイのでブッ潰したい」なんて物騒なこといい出しました。しかも、戦士ギルドのギルドマスターには内緒みたいです。この男、独断が過ぎます。
まあ、ついていきますけど。なにしろStonecoldは、社会人ですから。
つづく。
戦士ギルド
2007年8月23日 木曜日
「オブリビオン」プレイ中であります。
もはや現実逃避以外のなにものでもありません。
実は、このゲームには、若い人物が出てきません。
中年と老人しか出てきません。若いといわれても、オッサンに見えます。
子どもや少年少女のいない世界なんです。
いたとしても、酷いもんです。
逢うたびに「わたしの勇者様!」などと可愛らしいことをいって慕ってくれるダル=マちゃんは、極彩色に鱗がテカるトカゲ人間です。
同棲することになるツンデレ騎士のマゾーガちゃんなんか、緑色の肌で豚鼻のオークです。
萌えようがありません。
むしろ死にたくなります。
主人公にしても、キャラクターメイキングをお任せにすると、婆さんとか普通に出てきます。良くて中年のオバサンです。
国産ゲームでは、少年少女が世界を救いますが、この世界では、中年が世界を救います。
これはきっと、某国の陰謀に違いありません。若くて萌え萌えな少年少女が出てくると、いろいろと犯罪的なニオイが濃くなってしまうからです。つか、このゲームのキャラクターが萌えキャラばっかりだったら、確実に全世界のプレイヤーがひきこもりになってしまって労働者が激減し世界規模で大恐慌になり間違いなく地球が滅亡してしまうことでしょう。
ああ、中年でよかった!
さて。
レヤウィンでひと通りクエストをこなしたので、Stonecoldは北上してブラヴィルへ向かいます。
ブラヴィルの町を走り回ると、何故か帝都に行かなくちゃいけないクエストばっかり増えました。
いよいよ帝都に向かう日がきたのでしょうか。
でも、なんとなくまだ行きたくなかったので、戦士ギルドの任務でもこなそうかなと思い、アンヴィルへ。
アンヴィルの戦士ギルドへ行くと、嫌味な上司から、盗賊退治に行ってくれと依頼されました。
おまけで、マグリールという名のチビ戦士がついてきました。
顔が引きつります。こいつは以前、わがままこいて戦士ギルドの仕事を放棄してた奴です。そのときは尻ぬぐいしてやったんですが、なんか嫌な奴です。
邪魔なので置いていこうとすると、「へえ! あんたひとりで仕事しちゃうんだ!」なんて皮肉めいたことをいいやがります。
むかつきます。
話しかけると、「今日は給料日だ! 呑みにいこうぜ!」とか叫び出します。
殺意が沸きます。
かといって、彼を放っておくわけにはいきません。盗賊に殺されてしまったら、あの嫌味な上司になにいわれるかわかったもんじゃありません。
盗賊たちの隠れ家に入ると、役立たずのマグリールを守りながら、気を遣って戦いました。
結構しんどかったです。
コロールの戦士ギルドから呼び出しがあったので、コロールへ飛びました。
ギルドの玄関を開けると必ず玄関の前に立ってるオークの上司に、ひと捜しの仕事を依頼されます。
ついでに、ギルドマスターの息子のおもりをすることになりました。自信をつけさせてやってくれ、なんて頼まれたので、今度も置いていくわけにはいきません。
このギルドマスターの息子、”ひとが隠密行動してるのに、敵を見つけて走り出す”とか、”トロールの軍団の中に無謀にも突っ込む”とか、”遠くにいるオークを見つけて勝手に突撃かます”とか、自殺志願者なんじゃないかと思わせる行動ばかりとりやがるので、とっても苦労しました。
思わず、「身の程を知れ、このマザコンがッ!」なんて叫びそうになりました。
なにせ、弱い。自信をつけさせようと思い、敵のオーガをあと2発で死ぬくらいまで傷つけておいて、ずっと盾で防御してたんですが、なかなかとどめを刺してくんない。「おりゃー!」とか威勢だけはいいんですか、カキンコキンと弾かれまくってます。イライラしたので、こっちでとどめ刺しちゃいました。
洞窟の探索もほどほどに、目的だけ達して脱出。えらいしんどかったです。
しかも、真夜中に町に帰ってくれば、オークの上司はボロい自宅に帰っててギルドにいません。ギルドで待ってろよ。どんだけ家好きなんだお前は。独身のくせに。
仕方がないので酒場に入り、朝までギルドマスターの息子に愚痴を垂れてました。
次の任務は、ブラヴィルです。巧い具合に戻ってこれました。
待っていたのは、マグリール。
またこいつかよ。
ため息しか出ません。
今回も、わがままいって仕事を放棄したみたいです。更に、勝手に戦士ギルドを辞めて、なんでも屋のブラックウッド団に入団したとかいってます。得意げな顔で。やりたい放題ですこのオッサン。自由です。フリーダムです。お前歳いくつだよ。もう立派な社会人だろうか。思わずブチ殺しそうになりました。
ていうか、戦士ギルドって、ろくな奴がいねえ!
つづく。