2007年8月 のアーカイブ

松本

2007年8月30日 木曜日
この記事の所要時間: 約 1分43秒

 なんか会社で「松本」とこっそり呼ばれているらしいことが発覚しました。メッセンジャーの誤爆で。
「松本人志」だったら嬉しいですが、「ゴルゴ 松本」だったら泣きたいです。レギュラーの「松本くん」だったら焼身自殺したいです。
 恐くて訊けません。

 さて。
 ヨドバシカメラ吉祥寺店で買った東芝製の安いクーラーが土曜日に届き日曜に壊れた件で、昨夜東芝のひとがわざわざ修理にきてくれたんですが、調べた結果室外機のモーターが完全にイカレてたみたいで、こりゃ初期不良だねってことになり、嫁がヨドバシカメラに連絡したところ、交換は最速でも9月になりそうだといわれたようなので(しかもキレ気味な声で渋々)、膝から崩れ落ちました。
 今使いたいんですけど。
 今蒸し暑いんですけど。
 今寝苦しいんですけど。
 クーラーが直るころには、涼しくなってきてるんじゃないでしょうか。
 いや。
 ウェルカム残暑! 戻ってこい灼熱の太陽! 9月はずーっと残暑でいいゼ! ヨドバシカメラなんか爆発炎上すればいいのに!

 というわけで、恒星級の発熱源であるXbox 360を起動させることができず、「オブリビオン」がプレイできません。
 仕方がないので、ファミレスで「ソリティア」してます。
 ストレスがうなぎ登りです。
 中国産のうなぎが恐くて食べれません。

 どうでもいいですが、「オブリビオン」なのに、「オブリオン」で検索してくるひとが多いです。
 もっとどうでもいいことなんですが、「オブリビオン 全裸」で検索してくるひとがいるのはいいんですが、「乳首切断」で検索してくるのってなんなんでしょうか。「オブリビオン スケベ」で検索してくるひとがいるのはいいんですが、「いかりや長介 加藤 志村 殴る」で検索してうちのサイトがヒットしちゃうのってなんなんでしょう。「セティアのパンツ」はなんとなくわかるんですが、「寂しい人妻 旭川 デジヘル」で引っかかるなんて不思議です。「駅 客も店員も女性」これはどこのことなんでしょうか。興味あります。

アイアン・メイデン

2007年8月28日 火曜日
この記事の所要時間: 約 3分34秒

「オブリビオン」プレイ中であります。
 クーラー無しです。Xbox 360のお蔭で、まるでサウナです。ちょっとしたダイエットです。

 戦士ギルドのギルドマスターStonecoldは、帝都にて闘士としてデビューしました。
 戦士ギルドのギルドマスターですが、闘士としては新人です。闘技場の親方やオーナーのババアにボロクソいわれようが、へっちゃらです。殴り殺してやろうか、なんて考えてません。
 ていうか、戦士ギルドのギルドマスターなのに、誰も気づいてくれません。どんだけマイナーなんでしょうか、戦士ギルドって。ギルドマスターなのに!

Stonecold  軽装の闘士です。もちろん、武器は拳です。

 広い闘技場。閑散とした客席。入場通路まで逃げて誰も見てないところで戦いそこで倒れる相手。
 しかしながら、なかなかにして興奮します。
 気分はプロレスラーです。
 なるべく、闘技場の中央で戦います。強者なので、中央から動きません。弱者が、強者の周りを動くのです。
 相手の闘士なんぞ、オブリビオンの魔物に比べれば、屁でもないです。
 なにしろStonecoldは、戦士ギルドのギルドマスターですから。戦いのプロフェッショナルですから。ブラックウッド団をひとりで壊滅させた乙女ですから。負けるわけはありません。
 たまに、思いっ切り吹き飛ばされたりしましたけど。
 連戦連勝。
 拳で、完全武装の闘士を殴り倒しまくります。
 勝利のアピールまで、しっかりやります。四方に向かって、拳を振り上げます。アナウンサーが「勝利者は帰って休んでください!」と叫んでるのに、なかなか出て行きません。
 気分はプロレスラーです。

 その夜、Stonecoldはアンヴィルの北にある遺跡に侵入します。闘技場のグランドチャンピオンである色白オークに、出自を探ってきて欲しいと頼まれたのです。
 遺跡には、気の狂った吸血鬼が住んでいました。
 とりあえず説得を試みますが、会話が成り立たないので、仕方なく殴り倒しました。
 一睡もせず闘技場に戻ってきたStonecoldは、躊躇したものの、グランドチャンピオンに遺跡で遭ったことを話し、そこで見つけた日記を渡しました。
 乳白色だったグランドチャンピオンの肌の色が、青白くなりました。つぶらな瞳が、見開かれます。ガクガクブルブル震えてます。
 きもいので、そっとしておきました。

 試合をします。
 戦士ギルドのギルドマスターStonecoldは、期待の超新人闘士ですから、観客が待ってるはずです。
 つか、チャンピオンになりました。
 わずか2日目にして、チャンピオンです。怒濤の快進撃です。壮絶な試合数です。朝9時から夜9時までしか開催していない闘技場で、2日続けて全試合Stonecold戦でした。ワンマンショーです。
 リングネームは、「アイアン・メイデン」に決めました。
 間髪入れず、グランドチャンピオンに挑戦です。
 相手のグランドチャンピオンは、乳白色の肌のオーク。よれよれです。
 試合早々、彼はダッシュで近づいてきて、「殺してくれ!」とかいいだします。つぶらな瞳で。自分の呪われた出自を知ってしまい、死にたくなったのでしょう。その真実を彼に教えたのは、紛れもなくStonecoldです。
 責任を感じたので、公衆の面前で思いっ切り撲殺してあげました。手加減無用です。
 新グランドチャンピオン「アイアン・メイデン」の誕生です。
 なんかちょっと微妙な気分です。できれば、ガチで戦いたかった。
 あと、罪には問われないけど、個人データの「殺人数」が1になってしまいました。

Stonecold  グランドチャンピオン「アイアン・メイデン」の武器は、もちろん拳です。

 グランドチャンピオンになったら、今までろくに会話すらしてくれずブスっとしてたオーナーのババアが豹変。ハイテンションで、「すごいこと思いついた! あんたの相手は人間じゃダメ! モンスター! モンスター!」とかいい出す始末。
 闘技場に出てみると、相手はなんとミノタウロスロードが3体。
 どんなマッチメイクやねん。
 どっから連れてきたんだこいつら。
 倒しましたけど。拳で。
「一週間後に、もっとすごいモンスター集めとくからね!」って、どんだけ血が好きなんだこのババア。

 つづく。

ユニコーン乱闘事件

2007年8月27日 月曜日
この記事の所要時間: 約 4分3秒

 寝室用に、新しいクーラーを買いました。
 今まで使ってたのは、10年くらい前のやつです。スイッチを入れると、歴史を感じるニオイを放ちます。しかも、10畳用のクーラーです。寝室は5畳くらいしかないのに。とってもハイパワーで冷え過ぎます。28度に設定してても、起床時に冷凍人間ができあがるくらいです。
 新しいクーラーは、6畳用です。
 コンパクトです。エコです。省電力です。自動お掃除機能付きです。いちばん廉価なヤツですですが、安心の東芝製です。きっと、ちょうどいい感じに冷えてくれることでしょう。
 土曜日の昼に、届きました。
 日曜の夜に、壊れました。
 冷えるどころか、背筋が凍りました。どうしよう、この熱帯夜。ていうか、Xbox 360熱過ぎ。

「オブリビオン」プレイ中であります。
 人間ーなんてララーラーララララーラー。

 週末はかなり進みました。
 プレイ時間は109時間27分を超えました。
 いろいろあったんで書ききれません。なので今回は、致し方なくダイジェストでお送りします。

ユニコーン乱闘事件
 ・戦士ギルドの上司と、ブラックウッド団の秘密を暴きに出かけるStonecold。
 ・外に出ると、ユニコーンが待っていた。Stonecoldの所有馬になったようだ。
 ・何故か乱闘を開始する戦士ギルドの上司とユニコーン
 ・おろおろするStonecold。
 ・ヤケクソになって戦士ギルドの上司を殴り倒すStonecold
 ・何故かユニコーンに蹴られまくるStonecold。
 ・ゾンビのごとく起き上がる戦士ギルドの上司
 ・復活するやいなや戦い出す戦士ギルドの上司とユニコーン
 ・ヤケクソになって戦士ギルドの上司を殴り倒すStonecold。
 ・ヤケクソになって何度も何度も戦士ギルドの上司を殴り倒すStonecold。
 ・ゾンビのごとく起き上がる戦士ギルドの上司
 ・何度となく倒され続け、何度となく蘇る戦士ギルドの上司。
 ・止まらない乱闘。
 ・収まらないユニコーンの怒り。
 ・Stonecold涙目。
 ・戦士ギルドの上司が気絶している間にユニコーンを川に沈めて不毛な永久ループをなんとか脱したStonecold。
 ・ブラックウッド団の秘密を暴くことに成功したが、それよりもユニコーンとの今後が心配なStonecold。

ブラックウッド団壊滅事件
 ・ブラックウッド団に、戦士ギルドの(数少ない)イケメンと(数少ない)美女をことごとく殺される。
 ・Stonecold涙目。
 ・独断が過ぎて、戦士ギルドをクビにされた戦士ギルドの上司。
 ・とばっちりを受けて降格されたStonecold。
 ・Stonecoldしか頼る者のいない、可哀想な元戦士ギルドの上司。
 ・自宅に引きこもる元戦士ギルドの上司に、ブラックウッド団に潜入して調査してくれと頼まれる。
 ・ここまできたら乗りかかった船なので、依頼を受けるStonecold。
 ・ブラックウッド団に潜入したはいいが、麻薬を呑まされて村人を皆殺しにしちゃったStonecold。
 ・Stonecold涙目。
 ・ブチキレてブラックウッド団をひとりで壊滅させるStonecold。
 ・ブラックウッド団の最後の敵は、マグリール。説得しようと思い、防御してたら、通りかかった衛兵隊長に殺されちゃう。
 ・Stonecold涙目。
 ・戦士ギルドのギルドマスターに任命されたStonecold。横では復帰した戦士ギルドの元上司がニタニタ。
 ・あちこちの町の噂で、今までの戦士ギルドはかなりのヘタレだったと聞いて、微妙な気分のStonecold。

さよならユニコーン事件
 ・馬上から降りるたび、Stonecoldから離れようとする気難しいユニコーン。
 ・敵に襲われるたび、どさくさにまぎれてStonecoldを本気で蹴りまくるユニコーン。
 ・気づいたら、移動についてきてなかったユニコーン。
 ・探しに行ったら、ユニコーンの死体が。
 ・Stonecold涙目。
 ・近くにいたオーガを犯人と認定し、ブチ殺したのち、形見としてユニコーンの角を持って帰るStonecold。
 ・デイドラの神様にユニコーンの角を奪われる。
 ・Stonecold涙目。
 ・でも頑丈な鹿毛馬を手に入れて肩の荷が下りたような気がして気分爽快なStonecold。

 というわけで、やっと帝都に入りました。
 いよいよ帝都です。
 やたら広いです。
 クエストも山盛りです。
 なんか不法侵入系のクエストが多い気がします。犯罪ギリギリというか、本物の犯罪者になりそうというか、セーブ&ロードの繰り返しです。意外と見ている警備兵。

 今後の展開予定。
 戦士ギルドのギルドマスターともあろう人物が、魔法大学に入学したり、闘技場にデビューしたりします。

 つづく。

乙女失格

2007年8月24日 金曜日
この記事の所要時間: 約 5分12秒

「オブリビオン」プレイ中であります。
 現実逃避なんかしている場合じゃないんですが。

 またしてもマグリールの尻ぬぐいをするハメに陥ったStonecoldは、仕方なく仕事の依頼元の魔術師ギルドへ行き、彼が請け負うはずだった仕事の内容を確認しました。
 マグリールが嫌になっちゃうような任務とは、どれほど過酷なものだったんでしょうか。
 ほう。
 インプの胆嚢を10個もってこい、と。
 ほほう。
 全裸でもクリア可能な任務ですね。
 確かにインプといえば、弱い頃のStonecoldが苦手としたモンスターでした。調子に乗って殴りかかり、何度となく酷い目に遭い、泣きながら逃げだし、衛兵さんに助けてもたっらもんです。
 しかし、それも遠い記憶。
 今となっては、ハエみたいなもんです。放っておいても、ダメージなんか食らいません。ダメージ反射10%の指輪をはめているので、勝手に死んでくれることでしょう。
 なるほど、こんなしょーもない任務を依頼されたら、いくらなんでも嫌になっちゃうよね。
 いやまさかインプが怖くて逃げ出したんじゃないよな。それほどヘタレじゃないよな。若干マグリールを疑いつつも、Stonecoldは洞窟に向かいます。

 空は、茜色に染まっていました。
 洞窟に入る前に、ちょっとだけ辺りを散歩してみました。
 おや。
 丘の下に、白馬がいるじゃあありませんか。こんなところに、どうして。誰かの馬なんでしょうか。
 夕陽に照らされた白馬は、なにやら幻想的な雰囲気です。
 目をこらすと、白馬の額に角が。
 おお! あれはまさしく、ユニコーン!
 興奮して近づこうとしたら、もっと興奮したミノタウロスが、物凄い形相で殴りかかってきました。なんだこいつ。倒したら、今度はミノタウロス2体が突進してきます。
 ここで、はっとしました。
 このミノタウロスどもは、あのかよわいユニコーンを、どこからか拉致してきた犯罪者なのではないでしょうか。そんな顔してます。間違いありません。
 この野郎。許せません。
 乙女として、許せません。
 撲殺しました。
 ユニコーンを、犯罪者どもから救ったのです。
 両手を血まみれにしたStonecoldは、鼻息も荒く、血走った目で、ユニコーンに近づきます。
 大丈夫。だってあたい、純潔乙女じゃもん。フヒヒ。

Stonecold  Stonecoldレベル32。

 でも乗れました。
 こんな姿でも、ユニコーンに乗れました。
 修道院でザビエルハゲ(故人)に借りたまだら馬の馬くんとは、乗り心地が違います。速いです。綺麗です。美しいです。ごめん、馬くん。ユニコーン最高!
 いい気分にひたってたら、またしてもミノタウロスが出てきました。空気の読めない奴らです。
 ユニコーンから降りて、ミノタウロスを殴ります。ユニコーンを守るのです。ユニコーンを守るのは、乙女の責任です。
 ユニコーンに、背後から蹴られました。
 どうやら戦闘中に、あやまってユニコーンを殴っちゃたみたいです。
 ミノタウロスは倒しましたが、ユニコーンの怒りは収まりません。前足で、ガンガン蹴ってきます。
 おやおや。落ち着きたまえよキミ。ごめんってば。フヒヒ、ぜんぜん痛くないよ。可愛いやつめ。ムツゴロウ気分で余裕のStonecoldでしたが、ユニコーンの体力がみるみる減っていくのを見て、顔面蒼白になりました。
 しまった。
 ダメージ反射10%の指輪をはめているんだった。
 必死扱いて逃げるStonecold。治癒の魔法で治してあげても、ユニコーンの怒りは収まりません。
 ここでまた、はっとしました。
 もしかしたら、あのミノタウロスたちはユニコーンのお友達だったんじゃないでしょうか。角友達なんじゃないでしょうか。Mixiの角コミュニティーのオフ会だったのかも知れません。仲良くやってたのに、邪魔をされた挙げ句に友達を殺され、渋々付き従いましたが、何度も何度も友達が殺されるのを見て、ついにブチ切れたんじゃないでしょうか。いっそのこと殺せーっ! ってくらい、怒っているんじゃないでしょうか。
 きっとそうです。
 だって、すんごい速さで追ってきます。
 やっとのことで、Stonecoldは洞窟に逃げ込みました。ドアをブチ破って中まで追ってきたらどうしようかと思いましたが、諦めてくれたようです。
 乙女失格です。
 肩を落としながら、八つ当たり気味にインプを殺戮しまくり、インプの胆嚢を集めました。
 洞窟を出ると、辺りはすっかり夜更け。ユニコーンの姿はありませんでした。
 とぼとぼとブラヴィルに戻ったら、馬くんがいません。浮気を知って、実家に帰っちゃったんでしょうか。
 もう散々です。
 ため息をつきながら、魔術師ギルドへ向かいました。

 マグリールの尻ぬぐいを完了させてコロールの戦士ギルドへ戻ると、ギルドの玄関を開けると必ず玄関の前に立ってるオークの上司に、「ここじゃ話せないことがあるから、夜中になったら俺の家にきてくれ」と囁かれました。
 ヒゲ剃り痕の目立つ顔色の悪いモヒカン野郎に、です。
 ふざけんなこの野郎。鏡見てからいえと、喉まで出かかりました。
 つか、この上司、よく見たらオークじゃありませんでした。エルフっぽいです。ぶさいくですが。
 でもまあ、とにかく嫌です。
 こんな独身のオッサンの誘いなんか、受けたくありません。家になんて招待されたくありません。なにされるかわかったもんじゃありません。なにしろStonecoldは、純血乙女なんですから。
 しかしながら、上司には逆らえません。なにしろStonecoldは、社会人ですから。
 夜になると、上司の住むボロい家へ向かいます。もちろん、完全武装です。
 ベッドの上で待ちかまえてたら殺してやろうかと思ってたんですが、上司はちゃんと鎧を着て立ってました。こちらに背中を向けた、裕次郎立ちです。ぶさいくなくせに、なにカッコつけてんでしょうか。
 話を聞くと、「ブラックウッド団がアヤシイのでブッ潰したい」なんて物騒なこといい出しました。しかも、戦士ギルドのギルドマスターには内緒みたいです。この男、独断が過ぎます。
 まあ、ついていきますけど。なにしろStonecoldは、社会人ですから。

 つづく。

戦士ギルド

2007年8月23日 木曜日
この記事の所要時間: 約 3分56秒

「オブリビオン」プレイ中であります。
 もはや現実逃避以外のなにものでもありません。

 実は、このゲームには、若い人物が出てきません。
 中年と老人しか出てきません。若いといわれても、オッサンに見えます。
 子どもや少年少女のいない世界なんです。
 いたとしても、酷いもんです。
 逢うたびに「わたしの勇者様!」などと可愛らしいことをいって慕ってくれるダル=マちゃんは、極彩色に鱗がテカるトカゲ人間です。
 同棲することになるツンデレ騎士のマゾーガちゃんなんか、緑色の肌で豚鼻のオークです。
 萌えようがありません。
 むしろ死にたくなります。
 主人公にしても、キャラクターメイキングをお任せにすると、婆さんとか普通に出てきます。良くて中年のオバサンです。
 国産ゲームでは、少年少女が世界を救いますが、この世界では、中年が世界を救います。
 これはきっと、某国の陰謀に違いありません。若くて萌え萌えな少年少女が出てくると、いろいろと犯罪的なニオイが濃くなってしまうからです。つか、このゲームのキャラクターが萌えキャラばっかりだったら、確実に全世界のプレイヤーがひきこもりになってしまって労働者が激減し世界規模で大恐慌になり間違いなく地球が滅亡してしまうことでしょう。
 ああ、中年でよかった!

 さて。
 レヤウィンでひと通りクエストをこなしたので、Stonecoldは北上してブラヴィルへ向かいます。
 ブラヴィルの町を走り回ると、何故か帝都に行かなくちゃいけないクエストばっかり増えました。
 いよいよ帝都に向かう日がきたのでしょうか。
 でも、なんとなくまだ行きたくなかったので、戦士ギルドの任務でもこなそうかなと思い、アンヴィルへ。

 アンヴィルの戦士ギルドへ行くと、嫌味な上司から、盗賊退治に行ってくれと依頼されました。
 おまけで、マグリールという名のチビ戦士がついてきました。
 顔が引きつります。こいつは以前、わがままこいて戦士ギルドの仕事を放棄してた奴です。そのときは尻ぬぐいしてやったんですが、なんか嫌な奴です。
 邪魔なので置いていこうとすると、「へえ! あんたひとりで仕事しちゃうんだ!」なんて皮肉めいたことをいいやがります。
 むかつきます。
 話しかけると、「今日は給料日だ! 呑みにいこうぜ!」とか叫び出します。
 殺意が沸きます。
 かといって、彼を放っておくわけにはいきません。盗賊に殺されてしまったら、あの嫌味な上司になにいわれるかわかったもんじゃありません。
 盗賊たちの隠れ家に入ると、役立たずのマグリールを守りながら、気を遣って戦いました。
 結構しんどかったです。

 コロールの戦士ギルドから呼び出しがあったので、コロールへ飛びました。
 ギルドの玄関を開けると必ず玄関の前に立ってるオークの上司に、ひと捜しの仕事を依頼されます。
 ついでに、ギルドマスターの息子のおもりをすることになりました。自信をつけさせてやってくれ、なんて頼まれたので、今度も置いていくわけにはいきません。
 このギルドマスターの息子、”ひとが隠密行動してるのに、敵を見つけて走り出す”とか、”トロールの軍団の中に無謀にも突っ込む”とか、”遠くにいるオークを見つけて勝手に突撃かます”とか、自殺志願者なんじゃないかと思わせる行動ばかりとりやがるので、とっても苦労しました。
 思わず、「身の程を知れ、このマザコンがッ!」なんて叫びそうになりました。
 なにせ、弱い。自信をつけさせようと思い、敵のオーガをあと2発で死ぬくらいまで傷つけておいて、ずっと盾で防御してたんですが、なかなかとどめを刺してくんない。「おりゃー!」とか威勢だけはいいんですか、カキンコキンと弾かれまくってます。イライラしたので、こっちでとどめ刺しちゃいました。
 洞窟の探索もほどほどに、目的だけ達して脱出。えらいしんどかったです。
 しかも、真夜中に町に帰ってくれば、オークの上司はボロい自宅に帰っててギルドにいません。ギルドで待ってろよ。どんだけ家好きなんだお前は。独身のくせに。
 仕方がないので酒場に入り、朝までギルドマスターの息子に愚痴を垂れてました。

 次の任務は、ブラヴィルです。巧い具合に戻ってこれました。
 待っていたのは、マグリール。
 またこいつかよ。
 ため息しか出ません。
 今回も、わがままいって仕事を放棄したみたいです。更に、勝手に戦士ギルドを辞めて、なんでも屋のブラックウッド団に入団したとかいってます。得意げな顔で。やりたい放題ですこのオッサン。自由です。フリーダムです。お前歳いくつだよ。もう立派な社会人だろうか。思わずブチ殺しそうになりました。
 ていうか、戦士ギルドって、ろくな奴がいねえ!

 つづく。

事件

2007年8月22日 水曜日
この記事の所要時間: 約 4分18秒

「オブリビオン」プレイ中であります。
 このゲームのスゴイところは、知らぬ間に様々な事件が起こっている、ってことです。
 だいぶ前のことですが、探索中に見つけた遺跡に入ってみたら、スケルトンとゴブリンの死体が転がっててビビリました。
 なんだこりゃ、とか思いながら奥へ進むと、スケルトンとゴブリンがガチで戦ってました。
 どうやらゴブリンどもは、アンデットのことが嫌いらしく、こうして襲撃をかけることがあるみたいです。
 争っているとはいえ、スケルトンもゴブリンも敵です。言葉だって通じません。当時Stonecoldは弱かったので、倍に増えた敵の数に、難儀したもんです。

 昨日も、暇潰しのつもりで入った洞窟で、野盗たちと、ブラックボウ団の連中が、戦ってました。
 どっちも盗賊なんですが、縄張り争いでもしているのでしょうか。もしかしたら、こないだStonecoldがブチ殺したブラックボウ団頭領の殺害容疑を、野盗たちにふっかけていたのかも知れません。
 まあどちらにしろ、強くなったStonecoldにとっては、おいしい敵です。彼らが着ている鎧が、お金に見えます。
 さっそく殴りかかりました。ばったばったと死体ができあがっていきます。かたっぱしから剥いで行きます。ホクホクです。
 乱戦中、なんか見慣れた緑色の肌がいましたが、遠慮なくボコりました。
 マゾーガでした。
 ツンデレ美少女騎士の、マゾーガです。
 マゾーガの死体を呆然と見下ろしながら、なんでこんなとこにいんねん、と思いました。
 そういえば、マゾーガは親友を殺されたとかで、ブラックボウ団を憎んでいました。ブラックボウ団を追って、洞窟に入ってきたのでしょう。
 どうしましょう。
 このままにしておけば、白馬山荘を独り占めできます。もう、このステキヘアーのツンデレ美少女騎士の可愛らしい顔に、吐き気をもよおすこともないでしょう。
 でも、こんなんでも友人です。
 仕方がないので、ロードしました。
 洞窟に入るところからやり直しです。
 気をつけて、物騒な顔の野盗どもを惨殺します。
 また、マゾーガちゃんを殺しちゃいました。
 盗賊たちに紛れ込んでると、彼女の顔は盗賊以上にアレなので、つい勢いで殴り殺してしまいます。
 再度ロード。
 洞窟に入るところからやり直しです。
 今度こそ、マゾーガちゃんを殺すことはなかったんですが、間違えて何度か殴ってしまいました。つい殴ってしまうようなアレだから仕方がありません。
 盗賊たちを片付け終わっても、マゾーガちゃんは口をきいてくれません。すっかり怒ってしまったようです。
 彼女を放置したまま、Stonecoldは洞窟を出ました。
 その後、白馬山荘に戻ったら、マゾーガちゃんが笑顔で待っていました。
「ねえ、ブッラックボウ団を倒しにいかない?」
 こりないオークです。

 事件は、遺跡や洞窟の中だけで起きているわけじゃありません。
 道ばたで、トカゲのオッサンに声をかけました。隣町まで行くらしいです。Stonecoldは彼を笑顔で見送り、近くの洞窟へ入りました。
 洞窟から出てきたら、さっきのオッサンの死体が、道の真ん中に転がってました。
 そばに野盗がいたので、仇は討ちましたが、トカゲのオッサンは死んだままです。
 永遠に、死んだままです。
 死体は腐らず、永久にこの場所に倒れたままになります。
 諸行無常です。
 そういえば、自宅代わりに使っていたウェイノン修道院の前にも、死体が転がってます。修道院で知り合ったザビエルハゲのオッサンです。皇帝を狙ってた暗殺者の一味に殺されたのです。
 ウェイノン修道院に行くたびに、死体とご対面です。
 いくらなんでも邪魔だし精神衛生上よろしくないので、そばの草むらまでひっぱってって、奥に突っ込みました。これで見えなくなりました。
 こないだ久しぶりに行ったら、草むらから半身が出てました。
 怖いので、そのままにしてあります。

 事件は、遺跡や洞窟や道路や修道院だけで起きているわけじゃありません。
 町を歩いてたら、ひとの家の庭で神父のオッサンが死んでました。なにしたんでしょうかコイツは。
 沼に惨殺死体が浮いてたので引き上げてみたら、「キミに逢いに行くよ。この想いをうち明けたいんだ」みたいな手紙と花束を持ってて、悲しい気分になったこともあります。
 港町で男どもを恐喝してた女盗賊団の一味を壊滅させたら、隠れ家の奥の部屋に「あなたのことは本気で愛しているわ。いつかこの盗賊団を抜けるわ」みたいな日記があって、やりきれない思いもしました。殺しちゃったよ。
 逆に、重要なクエストに関わっているひとは、不死です。
 野盗やオーガなんかに撲殺されて血みどろになってグシャグシャになっても、しばらくすると、むくりと起き上がります。
 ちょっとイヤな世界です。

 イヤな世界といえば、イヤなカルト宗教も存在します。
 神像の前で、全裸のオバサンがうろうろしてました。トカゲ女のヌードとか見たくありません。司祭らしき爺さんは、下半身だけ露出してました。
 カオスです。

 こんなステキゲームなので、寝不足にもなるってもんです。

ツンデレ美少女騎士

2007年8月21日 火曜日
この記事の所要時間: 約 2分12秒

「オブリビオン」プレイ中であります。
 夏休みはプレイしまくってたような気がするんですが、意外とやってませんでした。もうトシなので、連続で5時間以上はツライんです。
 ゲームは1日1時間まで!

 Stonecoldはレベル31になりました。
Stonecold  モンクです。

 腕力と知力と持久力が100に達しました。マッチョでタフで知的です。
 あと、何故か軽装スキルだけが早々と100に達してしまいました。身に着けてる軽装は盾と籠手だけなのに。ちまたでは、軽装の達人ということでよく声をかけられます。どう見ても、重装のデイドラ鎧なのに。

 Stonecoldの諸国漫遊の旅は、コロール→スキングラード→アンヴィル→ブルーマ→シェイディンハルときて、やっとのことでレヤウィンまで辿り着きました。
 いやあ、シェイディンハルからレヤウィンまでが、とっても長かったです。
 実際の距離的にも長かったんですが、戦争しているゴブリンの部族を双方とも惨殺したり、間抜けな信者たちがうっかり儀式を間違えちゃって魂が抜けちゃったので神様に頼まれてオブリビオンまで魂を救出しに行ったり、洞窟に本を取りに行ったり、目玉を盗まれた神様に目玉を探してきて欲しいと頼まれたりと、道中にいろんなイベントが待ちかまえていました。
 レヤウィンに到着すると、さらに山のようにクエストが待っていました。
 戦士ギルドや魔術師ギルドのものも含め、片っ端からクリアしていきました。
 そしてついに、あの有名なツンデレ美少女騎士と、白馬山荘で同棲生活を始めることにもなりました。
 マゾーガちゃんです。
 コロールのダル=マちゃんとともに、このゲームのアイドル的存在の、マゾーガちゃんです。
 とっても緑色の美少女です。素晴らしく知的で、ステキヘアーの美少女です。噂には聞いていましたが、これほどまでの美少女だとは思ってませんでした。
 吐きそうです。
 白馬山荘には、絶対に近づかないようにします。

 プレイ時間は、80時間を越えてます。
 オブリビオンの門は、まだ6箇所しか閉鎖してません。
 戦士ギルドの地位は、まだソードマンです。
 魔術師ギルドは、まだ新入りだし魔術師学校にすら入学してません。
 まだ盗賊ギルドにも暗殺者ギルドにも属してません。
 メインクエストも、まだ進めてません。
 これだけプレイしまくってて、まだまだ序盤だっていうのがスゴイ。
 最近、洞窟や遺跡を見つけても、場所だけ確認して中まで入らないようになりました。いちいち入ってたら切りがありません。もう130カ所くらい見つけてますが、もっともっとあるんですから。
 ウヒイ。

うっとりするほどキレイ!

2007年8月20日 月曜日
この記事の所要時間: 約 2分21秒

 人間には、誰にも時限装置がついている。それはある日突然、なんの前触れもなく弾けるのである。
 世の中は無情です。はふう。でも、人生を謳歌していたと思います。

 さて。
 AQUOS LC-37GX2Wを買いましたッ!
 37インチワイド液晶テレビですッ!
 フルスペックハイビジョンですッ! 1080pですッ! 亀山工場ですッ!

AQUOS LC-37GX2W
 吉祥寺のヨドバシカメラで、特価188,000円でした。しかも22%ポイント還元により41,360円引きということになるので、実質146,640円で買えたことになります。しかし5年保証をつけたので、実は17%しかポイントついてませんから、156,040円です。ついたポイントで、テレビ台と、HDMI対応のDVDプレイヤー(1080p対応)買いました。
 現在の地球上での最安値は157,500円(価格.com調べ)なので、それよりも安いお買い物をしてしまいました。
 某ビックカメラだと179,800円でポイント還元23%とかあったみたいですけど、そんなの知りません。

 実はこのAQUOS LC-37GX2W、2006年の9月発売で2世代前の型落ち品というか、新製品が出たばっかりの在庫処分品的なアレで、液晶周りの枠とか太めだしコントラストは低めなんですが、デジタルチューナを2機積んでるし、HDMI端子は2つついてるし、実際そんなに見劣りしません。左右についたスピーカーも、かなり音がいいです。
 つか、今まで知らなかったんですが、うちでも地上デジタル放送が観れました。
 マンションなので、すっかりJcomに契約してチューナー借りないと観れないもんだとばかり思ってました。思い込みってコワイ!
 37インチで観るデジタル放送は、うっとりするほどキレイ! サイコー! ほっしゃんの歯って汚れてる!

 まあ、このテレビ、オカンが買ったんですけどね。
 製品選びとか設置とかは手伝いましたが。

 地上デジタル放送が観れることが判明したので、寝室の23インチワイド液晶テレビ(「オブリビオン」専用機)もデジタル放送に切り替えました。ああ、なんかずっと損してた気がする。
 でもMXTVとか通販チャンネルとか観れなくなっちゃった。
 お。MXTV、091ch、092chで観れるじゃん。設定しとこ。放送大学は121chらしい。031chでTVK観れるのかな。

 どうせなら、37インチのフルスペックハイビジョンで「オブリビオン」やりたい!
 でも、でかくて重いXbox 360をリビングまで移動させるのが面倒くさいです。

 それにしても、我が家の液晶テレビは4台になりました。3人しか住んでないのに! なんとAQUOSが3台です!
 残りのAQUOSは、13インチと15インチでデジタルチューナー積んでませんが。