まだ「魔界戦記ディスガイアPORTABLE 通信対戦はじめました。」を夢中になってプレイしまくっております。
電車の中はもとより、ちょっとでも時間があればプレイしてます。むしろ時間を作ってプレイしてます。ていうか、常にプレイしてます。ベッドに寝転がってプレイしています。姿勢が悪いせいか、最近首を回すと、延髄のあたりでペキペキとかミチミチとか鳴るようになりました。なにかの接触が悪くなってそうです。ちょっと恐いですけど、気にしません。
もう誕生日とか関係ないです。
派遣社員歴10年です。
鼻毛抜いたら、毛根からうっすらと血がにじんだりします。
風呂上がりに両脚が氷のように冷たくなります。
電車で酔うようになりました。
iPhone欲しいけど予算ありません。
はやく夢から覚めればいいのに。
さて。
主人公ラハールのレベルは、なんと365です。攻撃力2万越えました。
メインで育てているエトナと格闘家(武神)は、レベル305くらい。攻撃魔法3色をオメガまで覚えさせた僧侶は、レベル310。他に侍(侍マスター)がレベル230くらい。シーフとかフロンがレベル100くらい。
で、ストーリーは第7話で止まってます。
全14話なので、ちょうど真ん中へんです。
ラスボスがレベル90くらいなので、もはや主人公ひとりどころか、僧侶ひとりで魔法使わなくてもクリアできると思います。
ここまでくると、ストーリーをクリアしないで終わってしまう可能性が大きくなってまいりました。
でも、いいんです。
傷ついた仲間に「ヒール」をかけるつもりが「クール」だった。酷く傷ついた瀕死の仲間に「ギガヒール」をかけるつもりが「ギガクール」だった。そんなこんなで、味方殺しばっかやっちゃってるので、どーせろくなエンディングになりません。
というわけで、アイテム界に入りびたりです。
アイテム界で良いアイテムをゲットしてきては、そのアイテムに入る。その繰り返し。
アイテム界は、油断できません。
気づいたら倉庫までアイテムがいっぱいになり、たった今攻略してきたばっかりの強まったアイテムを受け取ることができず、自動的に売られてしまい、買い戻そうとしておろおろしてたら売り場からアイテムがなくなってしまった、なんて悲劇が起こったりしないように気をつけましょう。
アイテム界は、アイテムを受け取るまでが戦いです。
ガッデム。
いゃあ、人生って、本当に面白いものですね
2008年6月 のアーカイブ
iPhone欲しい
2008年6月26日 木曜日あすかあきお
2008年6月24日 火曜日
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を観ました。6月21日の公開初日に、立川のCINEMA TWOで、友人11人と観ました。ずらりと座席を占拠。
19年ぶりのインディ・ジョーンズ。作品の中でも、前作の「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」から19年が経ち、第二次世界大戦後が舞台。
1作目の「レイダース 失われたアーク」で出てきた聖櫃が、再登場します。
あと、”バイオレンスバトルかーちゃん”マリオンが誰だかさっぱり思い出せなかったんですが、彼女も「レイダース 失われたアーク」で出てたらしいです。ヒロインです。そういわれても、さっぱり思い出せませんが。役者も同じカレン・アレンです。やっぱり思い出せません。
というわけで、「レイダース 失われたアーク」に直結する続編です。
どうでもいいことですが、映画が始まる前に「ハムナプトラ3」の予告をやっててすこしズッコケました。
感想は、すごいネタバレかも知れません。
(さらに…)
スタンリー・キューブリックフェア
2008年6月18日 水曜日
鼻毛を抜いたら白髪だった。
そんな清々しい曇天と湿気のわだかまりの中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
「シャイニング」を観ました。レンタルDVDで。原作者のスティーヴン・キングが撮り直したわかりやすい方じゃなくて、スタンリー・キューブリック監督の方です。
いやもうね。すごい。とにかくすごい。なんにもないのに、とにかく常時音楽が究極的にスリリングでサスペンスなホラーチック。子どもが三輪車でホテル内を周回してるだけなのに、ゾクゾクしちゃう。
あと、顔芸。すごい。とにかくすごい。ジャック・ニコルソンの顔芸がとにかく強烈に残虐で凶悪。あと、奥さん役のひとのビックリ顔も、かなりのクオリティ。
説明不足なのは、スタンリー・キューブリック監督なので仕方がないです。逆に説明とかしてもらいたくない。人間の狂気に理屈なんか必要ない。これはこれで良いと思います。
でも、ぜんぜん恐くなかった。
面白かったです。
連続して「2001年宇宙の旅」を観ました。スタンリー・キューブリック監督です。
何度か観る機会があったというか何度か観てる気がするんですが、まともにちゃんと観てなかった気がしたので、観てみたんですけど、記憶の中のこの作品にはびっくりするくらい脳内補正がかかっており、首を傾げてばっかりでした。
公開されたのは、1968年。つまり1971年生まれのワタクシが誕生する前の作品だということを忘れちゃいけない。「ウルトラマン」よりも古い。そういう意味では、信じられないほどクオリティが高い。
けれども、昨今の3DCGバリバリ作品のせいで、この映画の印象の脳内補正がすごいことになってました。これは仕方がないと思います。
それにしても、なにがなんだかわかりません。
わからなくて正解だと思います。嫁は、冒頭の真っ暗な画面にBGMがただただ流れているというシーンで、さっそく寝てました。
芸術的としかいいようがないこの作品の圧倒的なリアリティは、この「間」の力が大きいと思います。あと、完全なまでの「放置」。あえてナレーションを取っ払ったこの作品は、現実と同じようになんの説明もなされない。ただ現象があるだけ。
とかいいつつも、いろいろと調べてたりしててかなり蘊蓄溜まった状態で観たわけですが。
面白かったです。
実は自分の中でスタンリー・キューブリックフェアが実施されてたんですが、しばらくスタンリー・キューブリック監督はいいです。精神疲労が激しい。
おなかいっぱい。
井上雄彦 最後のマンガ展
2008年6月16日 月曜日
先週末は、どえらく密度がこかったです。
まず土曜日の朝、いきなりの思いつきで、品川経由にて嫁と鎌倉へ。
電車の時間さえ合えば、1時間30分くらいで鎌倉駅まで到着しちゃうことに驚きました。時間が合わないと、軽く2時間越えますが。
鶴岡八幡宮をひやかしたあと、いろんな意味でマズイ和食レストランで食事をし、あこがれの江ノ電へ。
この江ノ電が、テレビなんかのイメージとはぜんぜん違ってました。
ガラガラの車内。窓を開けて、涼しげな潮風を浴びながら、住宅街を行く。そんな脳内妄想を抱いていたんですけど、実際は、早朝のJR中央線も真っ青ってくらいに満員のぎゅうぎゅうのミチミチ。壮絶なほどの混雑具合で、ぐったりしました。
江ノ電から解放されると、江ノ島へ。行きは乗り合いボートに乗りました。すごい楽ちん。岩屋を観たり、展望台に登ったり、猫を十分に満喫しました。
疲れ切った足をひきずりながら江ノ島から出ると、徒歩で新江ノ島水族館へ。
なんと閉館してました。
鼻水出ました。
つか、16時でチケット売り場閉めちゃうって、そりゃないよ。
お蔭で、17時の小田急ロマンスカーに間に合いました。ハンバーガーのニオイが充満し、幼児が座席をバンバン叩いてくるという、とてもロマンスを感じられる電車ではありませんでしたけども。
というわけで、日帰りで江ノ島行けるとは思いませんでした。
そして2008年6月15日の日曜日は、上野の森美術館へ、嫁と「井上雄彦 最後のマンガ展」を観にいってきました。
(さらに…)
こんなのガンダムじゃあ勝てない
2008年6月12日 木曜日
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」を観ました。レンタルDVDで。たぶん生涯で2回目。
大人になったアムロが、大人になったシャアと殴り合い、大人げなく本音をぶっちゃけ合い、やがて一緒に消えていくお話。
「機動戦士ガンダムF91」と違って、とてもわかりやすい展開でした。戦局もわかりやすい。あらかじめ舞台というかお膳立てが揃っているお蔭ではありますが。
いつまで経ってもわかり合えないアムロとシャア。わかり合っているからこそ、認められないのかも知れません。この確執が面白い。「機動戦士ガンダム」の時代からの、総決算。
この作品の中で、自分が嫌な大人であることを自覚しているシャアが、いちばん子どもなのかも知れない。アムロも表面的には大人になってますが、一皮むくとあぶない。
あと、ララアの存在が、もはやふたりにとってトラウマを越えて呪いと化しているのが興味深かったです。無邪気を通り越して、かなり邪悪ですララア。
ハサウェイ・ノアが、意外と良い感じで頑張ってたので良かったです。さすがミライさんの血筋。優れたニュータイプの片鱗も見せていたし、トラウマも得た。カツ・コバヤシとは違いました。
こんなことをいうのは非常にアレなのですが、出渕裕のMSがあんまり好みじゃありません。いや、サザビーやナイチンゲールは当然のこと、ギラドーガやケンプファーなんかは好きなんですが、出渕ガンダムだけが好きになれない。NT-1が嫌いだから、UCシリーズで唯一「ポケットの中の戦争」だけ観てないくらいです。
この「逆襲のシャア」も、公開からだいぶ経ってから観ました。アムロの息子が奇跡を起こす小説版は読んでましたが。
というわけで、νガンダムがイマイチ。フィン・ファンネルはカッコイイと思うのに、地味目のカラーリングとか顔とか脚が好みじゃないです。ごめんなさい。あなたとは一緒になれないわ。
まったく関係ないんですけど、実は今までナイチンゲールって永野護デザインだと思ってました。ごめんなさい。なんで永野護だと思ってたんだろう。
で、当初ボツになった永野護デザインのナイチンゲールというかナハトガルを見ました。2007年1月のNewtype綴じ込みポスターです。
こりゃあボツになるわ。
今の永野護の絵なのでどこからどう見てもMHだし、当時はもっとMSっぽかったとは思いますけど、これはない。こんなのガンダムじゃあ勝てない。アムロがスーパーニュータイプでスーパーコーディネーターだったとしても、勝てる気がしない。
Hi-Sガンダムが見たい。
ちなみに、TMネットワークってこんなに歌ヘタだったっけ? と嫁にいったら、本気で怒られました。
面白かったです。
大人が作ったアニメ
2008年6月10日 火曜日
「機動戦士ガンダムF91」を観ました。17年ぶりに。レンタルDVDです。たぶん完全版の方。
やはり安彦良和のキャラクターは良い。すごく良い。今のアニメのキャラクターには、デブとブサイクが足りません。
やはり大河原邦男のメカは良い。すごく良い。デナン・ゾンとかカッコ良すぎる。デナン・ゾンのMG出ればいいのに。でもF91はちょっとアレだと思いました。
作画は多少荒いとこもありましたけど、あの細かいディテールのMSがモリモリ動いてるのを観ると、思わず身震いしちゃいました。
わかってはいたんですが、ストーリーはかなり詰め込みすぎでした。
20話分の物語を115分に詰め込んだような感じで、キャラクターの感情や行動について違和感がありまくりました。あれだけたくさんのキャラクターが出てるのに、ひとりひとりに割ける時間が少なすぎます。アンナマリーとか惜しすぎる。ザビーネだって、いろいろエピソードあったろうに。ロナ家については、小説版読んでないとわけわかんない。
戦争も、どこでなにやっててどうなってるんだかさっぱりわかりません。ロナ家の思想に時間かけるくらいなら、地図とか使って現状を説明して欲しかった。映像だけだと理解しにくいです。
ラフレシアは、非常にもったいなかった。F91と戦う前に、戦艦10隻沈めるとか、単独でコロニー破壊しちゃうとか、その強さを表現してもらえないと、どんだけすごいんだかわかりにくい。
F91の”質量を持った残像”は、もっとわかりにくい。”口臭攻撃”も派手さがない。公開当時映画館で観て、もちろん脳内補正バリバリで盛り上がってたのに、観終わったあと内心ガッカリしたのを思い出しました。
大人が作ったアニメ。そんな感触を抱きました。
今のアニメって、等身大だと思うんですよ。感触が。残酷描写や酷い描写があったとしても、ぬるさというか、心地よさ的なものがある。共感できる。細かいところのこだわりが、理解できる。
ところが、富野監督や、宮崎駿監督もそうなんですが、大人が作るアニメっていうのは、どことなく大人のニオイがする。
それは説教臭さであったり、達観的な雰囲気であったり、どうにもならない社会であったり、融通の利かない嫌な大人のキャラクターだったりする。突き放されたような、もどかしい部分。けれど、そこにリアリティを感じる。なれ合いじゃない、現実感を感じる。だからこそ、反抗する主人公に感情移入できる。
それって、今となっては貴重だなー、なんて思いました。昔は大人が作ったアニメばっかだった。
面白かったです。やっぱり富野監督は良い。
イカとクジラ
2008年6月9日 月曜日
「イカとクジラ」を観ました。嫁が借りたレンタルDVDで。2005年の映画です。
ヨーロッパ映画だと思ったら、アメリカ映画でした。
過去の栄光にすがりつくしかない、売れない文学作家のダメオヤジ。浮気しまくりで、売れっ子作家のダメオカン。父を真似た文学家かぶれで、盗作癖があり、女に強がって嫌われるダメ長男。家では酒を呑み、学校で自慰するダメ次男。
もーイヤんなるほどダメな家族。彼らの日常が、もーイヤんなるほどリアルかつ克明に淡々と続きます。
離婚を決意したり、別居したり、浮気相手が誰かわかったり、自慰行為が学校にバレたり、若い女にもてあそばれたり、盗作が発覚して大問題になったり、カノジョにふられたり、思い切って仲直りしようとしたら笑われたり、倒れて救急車で運ばれたり、イカとクジラを観に行ったりします。
で、オチはナシ。
いくらダメでもイヤでも家族の絆は永久不滅だし人生は死ぬまで続く、といわんばかりに、ブツッと終わる。
あまりにも生々しく、心の傷に入り込んでくるので、正視できませんでした。これがホームコメディー? リアルすぎて、心当たりありすぎて、これっぽっちも笑えません。
面白くなかったです。気分的に。でも映画としては、今ふうの純文学っぽくて良いと思いました。
少女のうつろな表情
2008年6月6日 金曜日
「パンズ・ラビリンス」を観ました。嫁が借りたレンタルDVDで。
スペイン映画でした。なんかいろんな賞を取ってるみたいなんですが、まったく知らなかった。
1944年の内戦が続くスペイン。主人公の少女は、母の再婚相手である大尉のもとへやってくる。そこはゲリラの潜む山奥で、戦場。野営地のそばには、神秘的な迷宮の遺跡があった。少女は妖精にに誘われて、迷宮の中へ向かう。
少女は半身半獣のパンと出会い、いくつかの試練をクリアして、ついに魔法の王国へ王女として迎え入れられます。
しかし、この映画は、いろんな解釈ができると思うんですよ。
こう思いました。
冒頭のシーン、少女のうつろな表情が確証です。
残虐でプライドの高い大尉も、夢見がちでかよわい少女も、実は同じ。
ふたりとも、実は悪役だった。
このコントラストがすごい。対比がものすごく巧い。
少女の方を、ファンタジックに、温かい目で、優しく描写し、大尉の方をとことん悪逆非道に描いてますけど、結局は同じ。
思いやりがない。現実を直視していない。自分だけの幸せを考えている。自分の都合の良い世界を夢見ている。自分だけの世界に生きている。
最後、生まれたばかりの赤ん坊をこのふたりは取り合います。これも、少女の方は慈愛に満ちたように描き、大尉の方は自分の欲望を満たすように描いてますが、自分のために利用しようとしたことは同じ。
だから、このふたりは死ぬ。
現実に引き戻される。無慈悲で救いようのない報いを受ける。
助かるのは、現実から目を背けず一生懸命生きている、ゲリラのオバサン。敵を欺くことにも躊躇するようなとても優しい心を持ち、思いやりのある彼女は、死ぬことはなかった。
つかまあ、非常に酷い話です。確かにダークファンタジーです。迷宮のように捻くれてます。監督の悪意を感じます。
けれど、こういうの大好き。
絶対に選んでなかった映画だっただけに、嫁に感謝です。嫁は「ローズ・イン・タイドランド」のときと同様、とても残念な顔してましたが。
R-12だけあって、残酷描写は痛々しかったです。口をナイフで裂かれたりとか。あと、不気味レベルが高くて強烈な魔物がいました。あの目玉取り外し式のデザインは秀逸です。
すごい面白かったです。観てよかった。