「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を観てきました。立川のCINEMA TWOで。14日に。本当は20日公開なので、いわゆる先行ロードショーというやつです。つっても14日から3日間もあってフツーに観れるので、先行って雰囲気じゃないような気がしますが。でもあんまし客が入ってませんでした。
というわけで、公開前ですが、ネタバレアリです。
ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフがしっかりと育ってて、素で強そうでした。総合格闘家並の体格してます。
ハーマイオニーは、だんだん、こう、なんというか、……自粛。
さて。
なんだかたくさんキャラクターが出てきました。皆さん個性的です。
ていうか、原作を読んでないし、映画も前作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」しか観ていないので、名前をいわれても誰のことだかさっぱりわからないというのは、さすがにキツイな、と思いました。
今回はわりとダークなイメージ。序盤からずっと緊張感があり、お子様向けじゃない感じでした。クスッとするような笑いどころもないし。隣に座ってた幼児は、退屈そうにばたばた暴れてました。
なんかハリーがひとりで悩みまくるという展開上、仕方がないのかも知れませんが、友達の存在感が希薄でした。ロンとかもう「友達その1」状態でした。最後はみんなで突撃かますのに、結局ハリーひとりで頑張ってる印象。
あと、中国娘とキスまでしといて放置は酷いと思います。誤解だってわかったあとも、知らんぷりはないかと。
今回初登場の天然系不思議少女が、いい感じに萌えポイントを刺激してくれてました。かなり萌え萌えでした。ハリーはこっちとくっつけばいいのに。
ていうか、原作を読んでないし、映画も前作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」しか観ていないので、状況とか設定とかサッパリで首を捻りまくりでした。現実世界が舞台なの?
クライマックスに向けて、どんどん加速していくような感じでした。
面白かったです。
原作読んでみようかな。
「ダイ・ハード4.0」を観てきました。立川のCINEMA TWOで。映画館貸し切りで(!)。友人TAさんが借り切ってくれたのです。スゴイ! ありがとう!
というわけで、どんどん頭髪が薄くなってついにツルッ禿げになって非常に親近感のあるジョン・マクレーンが大暴れしてくれました。
無茶やり過ぎです。
凄まじいくらいに無茶やりまくってました。
問答無用でこれでもか、ってくらいにダイ・ハクリョクでした。まさか最新鋭の戦闘機F-35Bに勝ってしまうだなんて。
ていうか、いくらなんでも米国のセキュリティーが弱すぎです。でも、あんまし細かいところは突っ込んじゃあいけません。ノリとハクリョクを楽しむエンターテイメントです。
悪人ならいくら殺してもかまわないというのは、いい意味でも悪い意味でもアメリカ的だなあ、と思いました。今回マクレーン刑事は、たぶん30人くらいひと殺してます。無関係なひと含めて。トレーラーとかで。
面白かったです。
‘2007年に観た映画’ カテゴリーのアーカイブ
映画館貸し切り
2007年7月18日 水曜日AMDのCPU
2007年7月2日 月曜日
「シュレック3」を観てきました。立川のCINEMA CITYです。わりと空いてました。公開初日なのに。
映像がけっこー進化してて、地味に驚きました。彩度をわざと高くして、動きをコミカルかつオーバーアクションにして、作り物っぽくしてるけど、コレってかなりリアルなんじゃね? って思いました。もっと驚いたのが、この作品の3DアニメーションってAMDのCPUで作ってるぅ、ってことです。頑張ってるねAMD、とか別のとこで感心しちゃいました。
さて、「シュレック」の3作目。
今回は、取り立てて目新しいこともなく……はないんですが、はちゃめちゃなことがない……こともないんですけど、なんかこう、全体的に地味でした。大きな事件がない……こともないんですが、小さくまとまっちゃってる感じです。新キャラもイマイチでしたし、学校のシーンは楽しかったのに早足で通り過ぎちゃってて残念。既存のおもろいキャラクターだけで、なんとかしたような雰囲気なんですけど、そのくせ、あんまり見せ場がなかったような気が。そして、90分ちょいという短かさ。
うーん、なんかもったいない。もっと楽しみたかったなー。
面白かったです。
続いて「プレステージ」を観てきました。立川のCINEMA TWOです。かなり空いてました。
「メメント」のクリストファー・ノーラン監督作品であり、ウルヴァリンのヒュー・ジャックマンと、個人的にお気に入りのクリスチャン・ベールが主演なので、観なくてはいけないという使命感がふつふつと。
いやあ、クリスチャン・ベールって、もっさい衣装着せると、本当にもっさりするねえ。もう大好き。
さて、狂気とか確執とか嫉妬とか復讐とかよりも、どんなびっくりを用意してくれるのだろうかと、わくわくしながら観てたんですが、前半はとことん地味でした。危なく寝ちゃうところでした。
しかし、実は序盤から伏線張りまくりでした。けっこー親切丁寧に伏線張ってくれてます。
お蔭で、いくらなんでも後半までにはネタがわかっちゃいます。わかっちゃうと、反則的だったラストシーンの衝撃が、薄れまっちゃいます。
うーん。ちょっと残念でした。
けどまあ、クリスチャン・ベールのファンなら許せます。ヒュー・ジャックマンもカッコよかった。
で、デビッド・ボウイってどこに出てたの? もしかして、エジソンと確執がある稲妻博士役?
面白かったです。
なにしろ、松本人志です。
2007年6月7日 木曜日
「大日本人」を観てきました。6月2日に、立川のCINEMA CITYです。監督は、松本人志。
年に何本かは、絶対に映画館で観たい映画、っていうのがあるもんです。今年は、「スパイダーマン3」と、「パイレーツ・オブ・カリビアン3」、そしてこの「大日本人」がそうでした。
なにしろ、松本人志です。
あの、松本人志です。
正直、吉本がバックアップして無理矢理第二の北野武にしようとしてるところがアレだし、カンヌもどうかと思うんですが、なにしろ松本人志なので、どうしても松本人志なんです。超期待しちゃいます。
で、超期待したまま、事前情報も超仕入れずに、超観に行きました。
「ひとりごっつ」超映画版でした。
いろんな意味で、松本人志でした。いい意味でも、悪い意味でも。かなり観る人を選ぶ映画だと思います。
序盤は、リアリティを高めるためのドキュメンタリー風味。失礼極まりないインタビュアーが、バカっぽくていい感じです。きっとテレビ局はT○Sに違いありません。
最初のでっかくなるシーンで、ブルっときました。戦闘シーンとか、もうジャパニーズ・カルト映画の領域です。「ピノキオ [ルート]964」を思い出しました。奇形的なところが大好きです。まさかこんなチープなCG使ってるとは思わなかったので、びっくりでした。ていうか、竹内力の扱いは、アレでいいんでしょうか。
ドキュメンタリータッチのまま、淡々と、じんわりと、進みます。ストーリーとか盛り上がりとかありません。板尾が出てくる辺りになると、普通に下品で面白くなるんですけど、結構シュールです。
クライマックスで、「あ。この映画自体がネタだったんだ」と気づかせてくれます。観客から笑い声が出てましたが、ここは唖然とするか呆然とするところだと思いました。
それにしても、初監督作品としては、かなりレベルの高いものになっていると思います。最初のシーンから、ちゃんと作ってるなーと思いました。更に、松本人志にしかできない松本人志らしさが、前面に出まくっていました。いい意味でも、悪い意味でも。
個人的には、ち、ちょ……、面白かったっていうか好きです。つか、単館系の映画だと思います。この調子で、2作目3作目と作って欲しいです。
大作を観たぞー!
2007年5月29日 火曜日
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を観てきました。立川のCINEMA TWOです。チケット売り場、一般の方が予約優先の列よりも空いていました。
シリーズ3作目で完結編です。1作目は個人的にダメでしたが、2作目は物凄く面白かったんでチョー期待してたんですけど、3作目でついにジャック・スパロウが脇役になっちゃっててしょんぼりでした。
あと、誰がなにをしたいのか、矛盾があり過ぎてよくわからなかったです。つか、あれだけ艦隊集めといて、なんで一騎討ち?
けれど、「大作を観たぞー!」感は、たっぷりでした。これだけの作品は、そうそう観れるもんじゃないです。
オーランド・ブルーム。カッコよかったです。
キーラ・ナイトレイ。全作より可愛いかったです。
チョウ・ヨンファ。……あれで終わり? なんか武藤敬司みたいでした。
そしてジョニー・デップ。鼻の穴しか印象に残りませんでした。
面白かったです。
ちょっと前に、「トゥモロー・ワールド」を観ました。レンタルDVDで。
すんごい撮影技術でした。
てっきり、チープなSF映画だと思ってたんですけど、とんでもない。壮絶なまでの映像リアリティ。光とか陰の使い方が、異様に巧み。度肝抜かれました。久しぶりに画面に釘付けですよ。
これを観て思い出したのは、カレル・チャペックの戯曲「ロボット(R.U.R.)」です。こっちの場合、ロボット(つか、人造人間)を作り出した代わりに人類が種を残せなくなっちゃって、結局ロボットの反乱で絶滅しちゃうんだけど、「トゥモロー・ワールド」は、理由不明である日突然種が残せなくなっちゃう。これってリアリティありますよ。理由なんかないんです。真実なんて、人知の届かないところにあるんです。
演出も、脚本も、すごいレベル高いな、と思いました。嫁を失って人知れず泣き崩れる主人公のシーンとか秀逸。猫がにゃーんだし、犬もわんわんでした。動物って強い。
大人よりも赤ん坊の命の方が大切だとか、そーゆー程度の低い話じゃないです。希望は、誰から見ても希望なんです。そして仕事は仕事でまた別のこと。
んですが、「悲鳴と女の喘ぎ声しか聞こえない!」「恐い!」といって、嫁がちょー不機嫌になってしまいました。トホホ。
面白かったのに。
前半大泉洋、後半西田敏行
2007年5月14日 月曜日
ファミ通再開しました。
「ゲゲゲの鬼太郎」を観てきました。ウエンツ鬼太郎です。立川のCINEMA CITYでした。嫁と友人Rと友人Gと友人Kで。
前半大泉洋、後半西田敏行でした。このふたりがとにかくモウレツでした。全体的な役者の演技レベルの温度差とか、全体的なCGのレベルとか、そんなもん吹き飛ばすくらいのインパクトです。大泉洋と西田敏行だけで、観る価値が十分にあります。
ウエンツ鬼太郎は、基本的に仲間頼りでなんもしてないような気がしましたけど、田中麗奈のあられもない姿を、ハゲ頭のインパクトで掻き消してやったところだけは、男気を感じました。
個人的には、井上真央がエロかったです。
友人Rと友人Gがパンフレットを買ってたんですが、これが今時珍しいくらいの良パンフレットでした。800円って激安じゃん、みたいな。買わないで後悔しました。これから観に行かれる方がいましたら、買っといて損はないと思います。
すんごい面白かったです。
そういや「初恋」も観ました。レンタルDVDで。例の三億円事件を題材にした、地味で寡黙な恋愛映画です。
本当に地味で寡黙でした。
人物描写は言葉での説明が入るだけなので、最初は誰が誰だかわかりません(嫁は最後までわかんなかったみたいです)。60年代を再現しているんですけど、ほとんどがスタジオのセットでの撮影のせいか、こういう映画に大切なはずのリアリティがあんまり感じられませんでした。
だけど、いいんです。ピュアなんです。60年代のピュアラヴなんです。言葉に出来ないんです。通じ合わないんです。不安なんです。でもそばにいたいんです。解り合えないんです。心に壁があるんです。でも一歩踏み出したいんです。今の自分から脱出したいんです。一途なんです。でも叶わなかったんです。
ぐっときました。
つか、肝心の三億円事件がどうでもいい扱いでした。白バイのカバー引っ掛け走行って、事実だったようです。
それにしても、宮崎あおいって、なかなかイイですね。
面白かったです。
「ドラゴンボール」完全版全34巻を買いました。近所の古本屋です。
前々から欲しくてたまらなかったんですが、18,000円もするので、ずっと躊躇してました。でも「ゲゲゲの鬼太郎」を観た帰りに寄ったら、たまたま特売だったらしく、20%オフの14,400円で売ってたので、酔った勢いで買っちゃいました。美品です。ヤフオクでも2万くらいっぽいので、いい買い物したと思います。
ツンデレキャラとニートばっかりで萌えます。
なかなか眠ることができなくて困ってます。
顎がたぷたぷ
2007年5月7日 月曜日
「スパイダーマン3」を観てきました。立川のCINEMA TWOでした。公開初日の5月1日です。嫁の仕事帰りを待って、18:00から。
トビー・マグワイア、顎がたぷたぷでした。おなかも、もっこりしてました。昨日(6日)テレビで1作目やってたんですが、痩せてたし、役作りでマッチョになるために身体を鍛えてたのに、どーしちゃたんでしょう。
キルスティン・ダンストは、相変わらずというか、レベルアップしてました。
ジェームズ・フランコは、なんか笑い皺がしわくちゃでした。
それはともかく、内容なんですが、もうおなかいっぱいの出来でした。凄いです。感動です。なにが一番感動したかっていうと、ブルース・キャンベル出過ぎ。主役を食うくらいのインパクトでした。「ウィ」
あと、黒ピーターの暴れっぷりが、目を覆うくらい面白かったです。あれは酷い。酷過ぎて面白い。サイコー。
つか、MJさらわれ過ぎじゃないですか? 今回もまた、ですよ。ピーチ姫もびっくりです。
ベノム凄かったですベノム。口をギャーって開くのがいい。あんまし回数ないんだけど、たまーにギャーって開くのが好き。
サンドマンは、エピソードがちょっと消化不良気味だったような気もします。えー。みたいな。
ラストシーンは、どーなんでしょう。唐突な気が。ディレクターズカットエディションとかあるのかしら。もう10分くらい欲しかったような。
”自分を許す”
毎回ながら、「スパイダーマン」のメッセージは深いです。
すんごい面白かったです。
サム・ライミ監督、調子に乗っちゃって4作目作るとかいってるみたいなんで、期待しちゃってます。
もうこの際思い切って、ブルース・キャンベルを敵役にして欲しいくらいです。もちろんカーネイジで。
ピーター
2007年4月18日 水曜日
「スパイダーマン2」を嫁に観せました。
後半までずーっと主人公の苦悩とか葛藤とかが続くんで、ちょっと退屈だったかな、と思ったんですけど、嫁は楽しめたようです。
1作目に比べると、少し地味だなー、とか思っちゃいました。サム・ライミ色も薄くなってた気がします。ブルース・キャンベルは、1作目より楽しめました。
1作目は平気だったのに、キルスティン・ダンストの顔がちょっと直視できませんでした。あれー?
かなりの部分、忘れていたので、完結編である「スパイダーマン3」のために観ておいてよかったです。
今からドキドキのワクワクです。
「フック」を観ました。
歳取っておっさんになって子どもまでいる弁護士のピーター・パンが、ニートの島ネバー・ランドに拉致され、総合失調症としか思えないフック船長と戦うはめになるという異色のストーリー。
そういえば、名前は知っていても、ピーター・パンのお話をよく知りません。ウェンディって妖精かと思ってました。でもまあ、知らなくても大丈夫でした。
最後の方の台詞、「妖精の粉」で、すべて理解できました。
薬のやり過ぎだったのです。
そして、アルツハイマー型痴呆っぽいストーリーとはまったく関係のないじーさんが、ビー玉を貰った喜びのあまり空を飛んでしまうというという、衝撃的なラストシーン。
色んな意味で、ショッキングな映画でした。
観終わったあと、嫁が物凄く機嫌が悪くなったので困りました。
これは観といてよかったです。ナンセンス系のネタとして、かなり秀逸でした。マジな話、凄く勉強になります。インスピレーションが、ビシバシ刺激されました。逆もアリかも知れないな、とか考えちゃいました。小学生三國志! ……あれ? ていうか、日本のむかし話を題材にしたくなりました。”三大太郎”の一人である「力太郎」は、すでに構想があるので置いておくとして、たとえば「かさ地蔵」を元ネタに……ん? じゃあ「三年寝太郎」を……ん? んでは「カチカチ山」……なら、なんとかなりそうな気がしないでもないです。もういっそのこと、四十過ぎのくたびれたの中年のサラリーマンのオッサン(妻子もちだが妻は浮気で家にほとんどいず息子は引きこもりで家庭崩壊が起こりかけている)が実は金太郎の成長した姿である日老熊の誘いにより記憶が戻り例の赤いひし形に「金」と書かれた布を全裸にまといマサカリかついで宇宙から侵略しに来た赤い肌の巨人をばっこんばっこん斬りまくるストーリーなんて……あ。もう「サラリーマン金太郎」があるか。「ゼブラーマン」もこんな感じだったっけ。
そういえば、「スパイダーマン」の主人公も、ピーター。「フック」の主人公も、ピーター。
ピーター・ガブリエルの曲が聞きたくなりました。
スレッジ・ハンマー。
やっぱサム・ライミ最高です
2007年4月16日 月曜日
とりあえず日曜日にファミ通2回してなんとかなったような気になりました。
まあなんというか、修羅の道です。
頑張っても報われることのない世界とはいえ、自分を信じて頑張らないといけません。
嫁がまだ観てないというので、「スパイダーマン」と「スパイダーマン2」を借りてきました。「スパイダーマン3」を観るための予習です。
まずは1作目、「スパイダーマン」。
公開時、劇場で2回観ました。つか、なんでDVD持ってないんだろう。
やっぱサム・ライミ最高です。サム・ライミのファンじゃないと、「スパイダーマン」は100%楽しめないと思います。なにからなにまでサム・ライミです。一緒に「死霊のはらわた3 キャプテンスーパーマーケット」も借りてきたので、嫁に無理やり見せたいと思います。本当は、「ダークマン」も必須なんですけど、勘弁してあげました。
いやあ、よくできた映画です。
キルスティン・ダンストの顔が許せるようになってきました。
トビー・マグワイアって、やっぱ巧いと思います。無言の演技とかもうステキ。
うちの会社にウィレム・デフォーがいることに気づきました。目と皺がそっくりです。
あと、廉価版のDVD「Mr.ビーン」を、やっと買いました。1?3巻まで。
チョー楽しみです。