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時々でいいから

2006年12月15日 金曜日
この記事の所要時間: 約 5分9秒

 昨夜はファミレスに行きました。
 10日ぶりくらいにタバコばすばす吸いまくりました。
 鼻の奥から薄黄色のスライムが出ます。

 さて、今日も誰もが生暖かくスルーしてくれる「ファイナルファンタジーVIアドバンス」プレイレポートです。
 それにしても、このブログの検索に引っかからない率は、想像を絶します。
 12月は本日15日までに、ユニークユーザー641件、ページビュー2316件に対し、検索件数はなんと驚きの0件です。
 ちなみに11月は、ユニークユーザー1139件、ページビュー4208件に対し、検索件数は12件(何故か半数がMSN)でした。
 SEO的に逆の意味でトップレベルです。ぜんぜん嬉しくありません。
 ちなみのユニークユーザーの3割は、自分です。


 ザ・ロックたちは、帝国のある島をうろうろして経験値を稼ぎ、ベクタという町に忍び込みました。
 ベクタには、心強いリターナーの仲間が先に侵入していました。
 彼が「ういー… は き そ う だ」とつぶやいている隙に、魔導研究所に進入成功です。

 魔導研究所。
 なにやら仕掛けが楽しい研究所です。ここで働く研究所員も、こんな楽しい仕掛けを使って毎日出勤しているのかと思うと、同情を禁じえません。
 魔導師ケフカが、さりげなく登場しました。
 どこにでもいるあたり、意外と働き者です。
 ケフカは誰もいない部屋で、「俺が神様だよ…。ヒーッヒッヒッヒ…。幻獣をもっと集めて…、魔導の力をとりだしてー…、そして…、……三闘神の復活だー!!!」なんて、とても親切に伏線的な台詞を聞かせてくれました。
 ダストシュートに飛び込むと、力を抜かれて弱り切ったイフリートとシヴァに襲われました。それなりに強いですが、敵ではありません。撃破すると、石になってくれました。
 先に進むと、幻獣たちがこぞって石になってくれました。
 ザ・ロックたちは、幻獣たちにモテモテです。
 全身石まみれです。
 ここで、着ぐるみを着たシドが登場。こいつが元凶らしいです。全部こいつの研究らしいです。極悪人ですね。
 続いて、魔導師ケフカが登場。
 シドとぐるになって、セリスが実はスパイだったんだよー、と暴露します。
 まあ、常識的に考えてそんなわけないんですが。冷笑ものです。
 ――なのに。
 ザ・ロック、信じちゃいました。
 何故か、うそつきの代名詞みたいな男であるケフカの言葉を、信じちゃいました。
 なにが信じられないって、もうザ・ロックが信じられません。
 セリスも同じ気持ちなのでしょう。この男、散々口説きまくってたくせに、急に手のひら返しやがって……。情けなくて悔しくて、怒りが収まりません。
 セリスはついカッとなって、わけのわからない謎の魔法を使い、ケフカごとどっかに飛んでいってしまいました。
 それだけでは彼女の怒りは収まらず、なんと研究所が爆発寸前です。
 セリスを怒らせると大変なことになる、という伏線かも知れません。
 セリスとケフカがいなくなり、ぽつんと取り残された極悪人のシド。
 ザ・ロックたちに殺されると思ったのか、急に「ここは危険じゃ! 急げ! こっちじゃ!!」と叫んで協力的になり、反省した素振りを見せ、「皇帝に話をしてみよう。この戦争のおろかさを…」なんてつぶやいてザ・ロックたちの顔色を伺います。
 なにはともあれ、シドの案内で、無事に脱出したザ・ロックたち。
 セッツァーがやってきて、飛空挺でとんずらぶっこきます。
 目指すは、ゾゾ。

 ゾゾに到着すると、一瞬でマンションの最上階までワープ。
 全裸のティナがベッドに寝かされている部屋です。
 部屋には、すでにエドガーとガウがいました。だからお前ら、ナルシェを守ってるんじゃないのかよ! なんて突っ込む無粋なひとは誰もいません。この部屋で、変態大魔王のエドガーと、野獣のガウが、全裸のティナを前に、いったいなにをしていたのか、問う者もいません。
 魔導研究所で拾った石の中に父がいたらしく、全裸のティナが反応します。
 そして回想シーンが始まります。

 幻獣界。
 幻獣であるマディンは、人間界から流れ着いたマドリーヌを拾い、家に連れ込んで強引にアレします。
 マドリーヌは一度は逃げようとしますが、マディンに捕まって強引にアレされます。
 そしてマディンとマドリーヌは、見詰め合います。簡素な異空間で無意味にキラキラ光りながら意味不明にぐるぐる回る愛と信頼のヘンテコなシーンは、素晴らしく感動的で思いました気がした方がいいものですたんぷー。
 えーと。
 とにかくここで驚くところは、実はティナは生まれる前の記憶を持っていた、というところです。あとティナは、生まれてすぐの記憶も鮮明に覚えていたようです。
 ということで、マディンとマドリーヌは家に帰ってアレしました。その結果、ティナが生まれました。
 2年後。
 帝国兵が幻獣界に現れ、お前が引き入れたんじゃねーの、と疑いをかけられたマドリーヌは、マディンのことを無視してティナを連れてぴゅーと去っていこうとします。
 嫁姑問題というか、複雑な家庭の事情というか、積み重なったストレスというか、外部からきた嫁は苛められるのが常という、梨園のような境遇だったのでしょう。逃げ出したい気持ちもわかります。
 しかしマディンに捕まってしまいました。幻獣界には戻りたくない。そんなマドリーヌの強い気持ちが働いたのか、マディンとマドリーヌは、なんかに吸い込まれて人間界と幻獣界の狭間みたいな所に吹き飛ばされます。
 そこに偶然、ガストラがいました。帝国の皇帝様です。赤ん坊のティナを気に入り、拉致します。
 その後、ティナは脳改造され、立派な殺人兵器に仕上がりました。

 回想シーン、終わりです。
 ザ・ロック、一生の不覚です。
 話の間に、ティナが服を着ていました。
 まったく気づきませんでした。なによりもショックです。
 記憶と恥じらいを取り戻したティナは、仲間に戻りました。
 飛空艇に乗り、誰も守る者が残っていないナルシェに向かいます。

 ――ていうか。

 いなくなってしまったセリスのこと、時々でいいから、思い出してください。


つづく?

オペラ

2006年12月14日 木曜日
この記事の所要時間: 約 5分32秒

 ちょいと便秘気味です。
 なんかこう、煩悩を激しく刺激してくれるなにかが足りないみたいです。うぬう。


 というわけで、ツッコミキャラ不在の「ファイナルファンタジーVI」です。
 ちょっとキツくなってまいりました。

 ナルシェに行ってパーティー編成。
 ザ・ロック、セリス、マッシュにカイエンを加えた4人パーティーになりました。
 ガウが活躍する日は果たしてくるのでしょうか。

 貧乏人の町ゾゾに戻り、経験値を稼ぎました。
 ゾゾの住民を、片っ端から惨殺していきます。しかし、殺しても殺しても、なかなか住民は枯渇しません。相変わらず「ファイラ」とか遠慮なく使ってきますし、油断できません。
 それにしても、1?2レベル上がってもまるで戦力に変わりばえがありません。しかも、なかなかレベル上がりません。

 経験稼ぎも飽きてきたので、金持ちの町ジドールへ向かいました。金持ちなら帝国へ忍び込む方法をなんか知ってるんじゃねーの、っていうすごい頭のいい考えです。
 ジドールの北の家に行くと、ダンチョーという名の劇団の団長が、なにやら伏線めいたことを口走り、わざとらしく手紙を落として去っていきました。かなりの大根役者っぷりです。
 どうやら、飛空挺を持っている男が、主演女優をさらいにくるらしいです。
 そう聞いて、ザ・ロックたちはニヤリと笑みを浮かべます。その飛空挺を強奪してやろう、っていう悪巧みです。

 というわけで、オペラ座へ向かいます。
 オペラ座に到着しました。
 ダンチョーという名の劇団の団長が、偶然を装い待ち構えていました。かなりの大根役者っぷりです。
 マリアという役名のマリアという女優がセリスに似ているということなので、セリスがマリアの代わりをして、わざとセッツァーにさらわれるという作戦を、ザ・ロック告げます。
 セリスは驚愕したふりをします。困惑のあまり、ザ・ロックを殴り飛ばしたりします。もう演技が始まっているのです。自己アピールです。
「そ、そんな! 私はもと帝国将軍よ。そんなチャラチャラした事、できるわけないでしょ! あー、あー。ラララー。らー、あ、うん。マーァーーリィーーアーー!」なんて叫びながら、なし崩し的に控え室に突撃するセリスです。

 オペラが始まりました。
 すごいです。
「ファイナルファンタジーVI」といえばオペラ。
 オペラといえば「ファイナルファンタジーVI」。
 そういわれている理由が、今、判明しました。

 す ご い 勢 い で 腕 振 っ て ま す、 指 揮 者。

 猛烈です。驚愕です。実に壮大な腕の振りっぷりです。演奏者無視です。誰も彼の指揮なんて見てません。つか見ちゃいけません。静かで荘厳な曲の進行を完全に無視した、ハードロックかヘビーメタルかはたまたブリティッシュパンクか、ってくらいの体の振りっぷり。しかも始終ペースを崩しません。最初から最後まで、超ハイペースで腕を振り、腰を振り、 ヘッドバンギングをかまし、汗を飛び散らせ、汗以外の液体も飛び散らせ、厳つい顔で、凄まじい勢いで身体を揺さぶっています。まるで落雷か嵐か暴風雨でも表現しているようです。これは間違いなく、静かで荘厳な曲への挑戦です。一騎討ちです。そう、このオペラの主人公は、間違いなく彼なんです。
 圧巻。
 伝説になるのも納得の珍プレーでした。

 この指揮者の猛烈な動きに比べれば、
・客がいません(指揮者の下にいるまだら模様が客?)。
・少なくとも、二階席には客がいません。
・たった数時間で演技や技術や台詞をマスターしたセリス。
・顔を真っ赤にして「好きになった女に何もしてやれずに失ってしまうのは…、もうゴメンなだけさ。……にあうぜ。そのリボン」とかキメるザ・ロック。
・その台詞を無視して「そろそろ出番だわ。ドラクゥとの安否を気づかうマリアが自分の思いを歌にする、大事なシーンよ」とかいう冷たいセリス。
・主演の座をあっさりセリスに引き渡せる、プライドのない女優マリア。
・つか、マリアってひと1回も出てきてないんですけど、最初から存在しなかったんでは?
 こんな疑問は吹き飛びます。
 その後も、
・誰も望んでいない、空気の読めないモンスター・オルトロスの再登場。
・舞台天井に釣らされた照明用の鉄棒の上に、4トンのおもりを持ってきた力持ちのオルトロス。
・4トンのおもりを持ってきたのに、何故かそこから動かすことができない非力なオルトロス。
・4トンのおもり+オルトロス+筋肉盗賊+筋肉バカ+甲冑を着たおっさん+モンスター多数を載せてもびくともしない、舞台天井に釣らされた照明用の鉄棒。
・十メートル近くあると思われる舞台天井に釣らされた照明用の鉄棒から落下しても無傷な主人公たち。
・「セリスをめとるのはドラクゥでもラルスでもない!! 世界一の冒険家! このロックさまだァァ?!」とか叫んじゃうザ・ロック。
・凍えるセリス、マッシュ、カイエン。
・それまで舞台袖にこっそり隠れていて登場機会をちらちら伺っていた引っ込み思案のセッツァーが「まちな! すばらしいショーだったぜ!」と、あらかじめ用意していたと思われる台詞を叫ぶのだけど、どう考えても素晴らしくないショーだったので失言です。
・「あーーれェーーー」といいながらセッツァーにさらわれる、その気になっちゃったセリス。
・「意外な急てんかい! ロックの妃になると思われたマリアは、セッツァーによってさらわれてしまった。さて彼女の運命はいかに? パート2をこうごきたいィーー!!」なんて無責任なことを叫んじゃう団長。
 こんなことが立て続きにありましたが、視線は指揮者に釘付けでした。

 ところ変わって飛空挺。
 セッツァーは「後でゆっくりかわいがってあげるさ」といってどこかへ行ってしまいました。
 そこへ、間男を引き入れるように、ザ・ロック、マッシュ、カイエンを引き入れちゃうセリス。
 それにしても、セリスは大活躍です。
 セリス自身の肉体を賭けてセッツァーとコインで勝負するんですが、両方表になっているコインをあらかじめ用意していたセリスもすごいんですけど、それがばれても「いかさまもギャンブルのうちよね? ギャンブラーさん」とか言い切っちゃうセリスはすごいです。普通、イカサマがバレたら袋叩きに遭うもんですけど。殺されても文句はいえないと思うんですけど。
 あと、飛空挺の世話になっておきながら、「こんなオンボロの船が、よく飛べるなあ…落ちないのか?」なんていっちゃうザ・ロックもすごいです。

 そんなこんなで、帝国のある島に到着しました。
 なんだか先は長そうです。
 まだまだ序盤みたいです。

つづく?

世界観、大丈夫でしょうか

2006年12月12日 火曜日
この記事の所要時間: 約 6分9秒

 体調、やっと良くなってきました。
 そろそろシコシコしなくちゃ。

 ザ・ロックとセリスは無事洞窟を抜けました。
 なんかドリルメカが出てきて、セリスが「まふうけん!」と叫びまくり、ザ・ロックが「いまだ! 俺に任せろ!」と叫びながら盗みを働き続け、誰も攻撃しないので結構ピンチに陥ったりもしましたが、なんとか勝てました。

 一方そのころ、エドガーの双子の弟で漢字が読めないモンクのマッシュは、川を流され、どこかの陸に辿り着きました。
 どうやら頭を強く打ってどうかしちゃったみたいで、やたら兄のエドガーに逢いたいと叫びまくります。
 すぐ近くの民家に行くと、井戸をじーっと見詰めているあやしい男がいました。
”犬が友達”シャドウです。
 声をかけると、「俺はいつでも死神に 追われている」なんて寒いことを口走りました。さっきまで寂しそうに井戸を見てたくせに。
 マッシュとシャドウは、ナルシェに向かって出発しました。南へ進むと、帝国軍の前線基地にぶち当たります。
 なんか近くの城を攻撃しているようなのですが、城の壁にむかってぺこぺこ叩いたりよじ登ろうとしたりしてるだけで、どう見ても真面目に攻撃しているようには見えません。
 じっと監視してたら、帝国の将軍である魔導師ケフカが、毒を川に流しました。
 すると、遠く離れた城で、ばったばったと人が死にました。
 どんな猛毒でしょうか。
 ていうか、みんなお水飲み過ぎですよ。
 川の色が変わってるくらいだから、誰か気づきそうなもんですけど。ていうか、飲む前に気づきそうですけど。
 とにかくお水が大好きな城のひとたちは、ほとんど死に絶えました。王様まで死んじゃいました。
 すごいです、お水。
 お水ファンだった妻と子どもが死んでしまい、凶暴化したカイエンという名のおっさんが、「うおおおーっ!! ゆるせんでござるー!!」とか叫びながら一般兵相手に苦戦してたので、マッシュとシャドウは助けに入りました。
 多勢に無勢ということで、そのまま3人で帝国軍の前線基地から、とんずらぶっこきます。

 南へ進むと、なんか幽霊列車に乗っちゃいました。
 列車なんて初めて見たんですけど、この世界では一般的なんでしょうか。なんとなく浮いてます。もしかしたら、霊界の方が技術レベル高いのかも知れません。
 幽霊列車で腹ごしらえをして、南へ進みます。
 バレンの滝に突き当たりました。なんかここに飛び込まなくてはいけないらしいです。
 脚をガクガク震わせたシャドウが、「俺の役目は終わったようだな…」とかつぶやきながら脱兎のごとく逃げ出しました。
 マッシュとカイエンは、バレンの滝に飛び込みます。
 それにしても、マッシュはよく流されます。運命にも流されているというか、人生流されてばかりのような気がします。

 どこかの陸に辿り着きました。
 近くの村に行く途中、もちろんモンスターに襲われるのですが、頭のおかしい獣のコスプレをした少年に経験値を奪われてしまいます。いくら戦っても無駄です。
 村に到着すると、ほしにくを買いました。
 外に出て、頭のおかしい獣のコスプレをした少年が出てくると、ほしにくで餌付けします。
 少年は、ガウという名前らしいです。
 なんか寸劇が始まりましたけど、本気でどうでもいいのでカットします。ガウは仲間になりました。

 それにしても、マッシュ編長いです。
 割愛します。
 なんだかんだあって、ナルシェに到着しました。

 時間軸的にかなり無理があるような気がするんですけど、同じタイミングで全員ナルシェに到着しました。
 自己紹介後、帝国軍が迫ってきていることが知らされました。
 谷の上で、幻獣を守る戦いです。
 3チームに分かれて、敵兵を倒します。ガウが自爆しちゃったりとかありましたが、問題なく敵兵を撃破します。
 最後は魔導師ケフカです。ザ・ロック、ティナ、マッシュのパーティーで戦います。
 ザ・ロックが盗んでいる間にマッシュが混乱して見たこともない奥義を使いまくりやがって1回全滅しましたけど、2回目で倒せました。
 その後、幻獣に近づいたティナが突如全裸になり、どこかへ飛んでいってしまいました。

 全裸になって飛んでいってしまったティナを探しに行こう、ということになりました。
 ナルシェも帝国軍から守らないといけないので、二手に分かれます。
 ザ・ロック、セリス、マッシュの3人で、全裸になって飛んでいってしまったティナを探す旅に出ます。残りの仲間はナルシェで待機です。
 全裸になって飛んでいってしまったティナは、西の方にいるらしいです。
 西へ移動するには、城を使います。なんか城で土中を移動とか、もう魔法以上の超テクノロジーです。

 コーリンゲンという町に到着しました。
 ザ・ロックが過去の回想をして、セリスにアピールします。けっこー効いてるようです。脈ありです。
 寂しそうに指をしゃぶりながらこっちを見ていたシャドウを発見。誘ってみると、「3000ギルなんだからねっ! 別にあんたのために戦ってあげるわけじゃないんだからっ!」とかツンデレ風なこといいながらついてきました。
 金持ちの町を経由して、貧乏人の町ゾゾへ到着。
 シャドウはいつの間にか消えていました。

 ゾゾに入ると、住民が躊躇なく襲い掛かってきます。容赦ありません。
 で。
 この住人、なんか普通にファイラとかサンダラとか凶悪な魔法を使ってくるんですけど。
 どーなっているんでしょうか。
 世界観、大丈夫でしょうか。
 しかも、マンションの上にいたババアは、帝国軍の将軍よりも強いです。全滅しそうになりました。
 地上最強の町なんじゃないでしょうか。なにしろセーブポイントありませんから。
 なにはともあれ、マンションの最上階に到着。
 全裸になって飛んでいってしまったティナが、全裸のまま寝かされていました。
 その横に、あやしげなジジイがいました。ラムウと名乗りました。幻獣らしいです。
 ここで意識が戻った全裸のティナが、いきなり暴れだしました。すぐに暴走は収まり、全裸のままばったりと倒れました。
 放置して、ラムウの話は続きます。
 なんか幻獣についてべらべら話してくれました。でも、ティナの正体はわかんないみたいです。
 話すだけ話して、ラムウは石になりました。
 この石を装備するだけで、魔法が使えるみたいです。
 チョー簡単です。
 なんつーか、魔法が使えるがために脳をいじられた少女や、魔法を使えるようになるために人体改造された少女に悪いなあ、と思わずにはいられないザ・ロックでした。
 ていうか、ナルシェを守っているはずのエドガーたちが、いつの間にかゾゾにきてました。
 ナルシェ守ってるんじゃないのかよ、と突っ込むひとは誰一人としていません。ていうか、戦力を2つに分けたつもりだったんですけど、そんなことする必要なかったみたいです。最初から4人パーティーにすればよかったみたいです。
 ゾゾを出るときに、再度パーティー編成になりました。
 ザ・ロック、セリス、マッシュの3人で、旅を続けることにします。
 ていうか、本当は4人パーティーにしようと思ったのですが、失敗しました。編成し直そうと思ったら、残りの仲間は逃げるように去って行きました。結構冷たいです。
 まずはパーティー編成するために、ナルシェに向かう旅をしたいと思います。

 つづく。

少年に袋叩き

2006年12月11日 月曜日
この記事の所要時間: 約 4分59秒

 風邪引きました。
 今年何度目でしょうか。ついこないだ体調崩したばかりなのに、また崩れました。
 じんわりとゆっくり時間をかけて悪くなり、じっくりたっぷり苦しんだ後、徐々に徐々に回復するという、気持ちの悪い進行。
 土日とたっぷり寝てたら、腰から背中にかけて痛くなりました。寝ることにより体調が悪化するだなんて、もうどうしたらいいかわかりません。

 というわけで、ティナの冒険はあんまり進んでません。
 反帝国組織リターナーの本部で、協力してくれと頼まれたティナ。強要はしないとかいわれつつも、無理強いはしないといわれつつも、どんどん逃げ場を失うティナ。
 きもいので逃げ出そうとしたら、外にはリターナーのリーダーであるバナンが待ち構えていました。
 バナンは「答えは出たかの? われわれの最後に残された希望になってくれるか?」とかいうので、ティナは「いいえ」とキッパリ答えたのですが、何故か本部の中に連れ込まれました。
 もう一度、きちんと断ろうと思い、外に出てバナンに「いいえ」と返答するのですが、何故か本部の中に連れ込まれます。
 罠です。
 どうやら逃げ場はないようです。
 だがしかし、ティナの決意は揺るぎません。外に出て、バナンに「いいえ」と返答します。
 三度目の正直。バナンはやっと受け入れてくれたみたいです。
 これで開放される。
 そう思ったのもつかの間、待ち構えていたように兵士が匍匐前進で現れ、帝国兵がこちらに向かってきていることを知らせました。
 ロック、エドガー、マッシュ、そしてバナンの目が、キラリと光りました。
 ロックはサウスフィガロに帝国兵を足止めに向かい、残った4人はイカダで脱出することになりました。ナルシェに向かうらしいです。
 問答無用です。
 ティナはどうすることもできず、イカダに乗せられました。

 イカダに乗って川を逃走中、オルトロスという名前のスライム状のモンスターに襲われました。
 オルトロスは、突如話し始めます。
「うひょひょ ここはとおせんぼ! とおさないよー。 イジワルイジワル? かわいい、女の子。わいのこのみや……。ポッ。きんにくモリモリ……、きらいだー! おまえのかお……、こわーーい!」
 なんでしょう、この空気の読めない発言は。
 背筋が凍りつくように寒いです。
 無表情で、ティナたちは攻撃を加えます。
 やっと倒したと思ったら、なにを思ったか、マッシュが川に飛び込みました。
 双子の兄であるエドガーのセクハラに、耐えられなくなったのでしょうか。そのまま川を、どんどん流されていってしまいました。
 その手があったか、とティナは思いましたが、さすがにこんなに流れの速い川に飛び込んで逃げ出すだけの勇気はありませんでした。

 ナルシェに到着すると、ただの一般兵に、反帝国組織リターナーのリーダーバナンと、国王のエドガーが、足蹴にされました。
 なんという威厳のないひとたちなんでしょう。
 ティナは呆れてものも言えません。
 王としてのオーラ、リーダーとしてのカリスマ、そういった重要なものが、彼らには欠落しているようです。
 とにかく正面からは町に入れないので、ティナの案内で洞窟に入ります。
 洞窟を進むと、光りが道を指示して消えました。指示された通りに歩かないといけないようです。
 しかしながらティナは脳に障害があるため、一度では覚え切れません。5?6回ミスを連発し、やっと先に進めました。こんなんじゃ、ひとのことはいえないな、とティナは反省します。
 モーグリの巣を素通りし、町の裕福なロリコンオヤジの屋敷へ到着。
 なんか幻獣とご対面しなくてはいけないような雰囲気です。
 いつの間にか、なし崩し的に仲間にされていることに気づき、ティナは落胆しました。

 一方そのころ、ザ・ロックはサウスフィガロにいました。
 なんかもう帝国軍の足止めに成功したようです。
 あとは逃げるだけみたいです。
 なんだかうまいことごまかされているというか、実は足止めに失敗して、しかも逃げ出すこともできなくなり、追い詰められているだけのような気もします。
 なにはともあれ、帝国兵に占領された町から逃げ出さなくてはいけません。
 商人から衣服を剥ぎ取ったり、兵士から衣服を剥ぎ取ったり、おっさんに酒を届けたり、合言葉を間違えて少年に袋叩きにされて衣服を剥ぎ取られたり、商人から衣服を剥ぎ取ったり、合言葉を間違えて少年に袋叩きにされて衣服を剥ぎ取られたり、兵士から衣服を剥ぎ取ったりしているうちに、数時間経過(現実時間で2時間)。なにをどうやっても町から脱出できません。
 泣きそうになっていると、北の屋敷の2階、なにも見えないところに、階段がありました。
 ノーヒントですか。
 さすがのザ・ロックも目が点です。
 納得いかなげに首をかしげながら、階段を降りました。
 地下を進むと、帝国軍の女将軍と称するひとが閉じ込められているのを見つけました。
 しかし、兵士はびびっちゃって、女将軍に手を出すこともできないみたいです。せっかくのチャンスなのに。覗き見していたザ・ロックは、舌打ちしました。
「三日三晩、眠らずに見はります!」と叫んだ兵士がいきなり熟睡しやがったので、ザ・ロックは助けに入ります。なにしろ捕まっているのは女性ですから。恩を売っておいて損はないという下心満載です。
 女将軍はセリスと名乗りました。彼女も魔法を使うみたいです。もうティナの存在意義ってあんましないんじゃないだろうかと、ザ・ロックは思いました。
「守る! 俺が守ってみせる!」とか、「似てるんだ……。いや、なんでもない。俺自身のためさ」とかいつもの殺し文句を口にしたら、セリスは同情的な顔をしてくれました。
 脈ありです。
 ザ・ロックは意気揚々と、外へ脱出します。

 とりあえず、近くの空き家で一泊しました。
 満足げなザ・ロックです。

 つづく。


 なんかクリアできない気がしてきました。
 難しいです、このゲーム。

ばくれつけん

2006年12月8日 金曜日
この記事の所要時間: 約 7分23秒

 主人公の名前が ロック であることに気づきました。
 そう、 ロック なんです。
 もちろん、ザ・ロックです。ロック様です。ピープルズ・チャンピオンです。エジプトでサソリになったことで有名な人物です。
 もう疑問の余地はありません。
 主人公はプロレスラーです。

 さて。
 脳をいじくられた悲劇のヒロインティナと、ザ・ロックは、砂漠の町を目指します。
 モンスターに襲われてもまったく戦おうとせず、「ヒャッホウ! ポーションだぜい!」とか叫びながら盗みしかしないザ・ロックを尻目に、ティナは戦います。攻撃魔法だって使っちゃいます。治癒魔法も使います。
 ティナは、実に献身的な少女です。

 砂漠の町――つか城でした。まあいいや。無事に城に到着しました。
 奥の広間に通されると、若い国王がいました。エドガーと名乗りました。いきなりティナをくどこうとしたようなんですが、台詞が意味不明です。恥ずかしさに気づいたのか、エドガーは逃げるように去っていきました。
 何故かザ・ロックがいなくなりました。
 どうやら彼は主人公じゃないみたいです。どうでもいいキャラクターみたいです。
 ぽつんと取り残されたティナ。彼女が主人公だったみたいです。
 暇になったので、ティナは城を散策します。こんなことしてる場合なんだろうか、と疑問に思いながら。
 城の外の建物に入ったら、ババアが突然、「実はエドガーには双子の弟がいるんじゃー!」などと暴露し初めました。ティナは愕然としました。なんだこのババア。そんなこと誰も訊いてねえ。
 しかもあのエドガーという国王は、こんなババアや幼女すらも毒牙にかけるハレンチ極まりない変態だということも暴露されました。
 こんな国嫌だ。
 ティナは本気でそう思いました。
 逃げ出そうとしていたら、魔導士ケフカとかいうわけのわからない男がやってきました。
 帝国の偉い地位のひとらしいのですが、なんと徒歩で砂漠を歩いてきたみたいです。馬……いや、チョコボくらい使えよ、とティナは思いました。
 このケフカという男、エドガーとの会話にブチ切れて、城に放火しやがりました。放火ですよ放火。城に放火。
 どこからどう見ても石の建物なのに、燃えています。どんな魔法を使ったのでしょうか。魔導士ケフカというくらいですから、きっとファイガくらい使えるのでしょう。なにしろ石を燃やすくらいですから。
 ちろちろと燃える城の中でティナは呆然としていたのですが、エドガーとザ・ロックに拉致されちゃいました。チョコボで逃走する気らしいです。ロックは「ひゃっほーー!」とかいっちゃってます。
 城の火はどうするんだと思っていたら、なんと城ごと砂の中に沈めるという方法で鎮火させてました。わー。頭いいー。ティナの頭痛は増すばかりです。
 素直に逃げればいいのに、わざわざ魔導士ケフカの前を通りかかり、彼の部下に襲われました。
 魔導アーマーが2機です。
 ここでティナは今までどおり魔法を使います。なにせザ・ロックは盗みに夢中で戦ってくれません。変態のエドガーも信用できませんから。
 そしたら敵の目の前で、ザ・ロックとエドガーが突如寸劇を始めました。
 あまりのことに、敵もティナも目が点です。
エドガー「今まままま、ののののの 見たよな? なっ?」
ロック「ああ、あの子にはすごい能力があるみたいなんだ……」
エドガー「何がすごい能力だよ! 魔法だよ! ま ほ う !!」
ロック「まままままままま まほう! あれが魔法!?」
 ふたりにちらりと見られたので、ティナは引きつった笑みを返しました。
エドガー&ロック「でれーっ……」
 なんなんでしょう、これは。
 たった今、なにが起きたのか、ティナにはまったく理解ができません。
 ザ・ロックの前では魔法なんてバンバン使ってたのに、今さら思い出したように驚かれても。
 こいつらが狂っているのか、自分が狂っているのか。ティナは悩みます。
 きっと脳をいじられたときの後遺症があるに違いありません。だから、彼らの行動が理解できないんだ。そう、ティナは自分に言い聞かせます。
 戦闘終了後、地下組織リターナーの本部に行くことになりました。なんか利用されるみたいです。
 城でザ・ロックは「エドガーは反帝国組織リターナーと手を組みたがっている」といってたのに、エドガーはもうとっくに反帝国組織リターナーの一員だったみたいです。
 ティナはもうどうでもよくなったので、ついていくことにしました。

 洞窟を抜け、サウスフィガロという町に到着しました。
 シャドウとかいう名の、あきらかに自分に酔っている男が酒場で酔っていました。話しかけたら「よせ、他人には懐かない犬だ……」なんてつぶやくので、ティナは思わず吹き出してしまいました。
 リターナーの本部はまだ先らしいので、ティナたちは装備を整えて出発します。

 途中であやしい家に立ち寄ったら、エドガーが突如豹変しました。
 鼻をくんくん鳴らし、「これは!」とか「これも!」とか叫び出したのです。たんすの中にしまわれたブリーフを取り出すと、ニオイを嗅ぎ、恍惚とした表情を浮かべます。
 話を聞けば、どうやらエドガーは、双子の弟にも手を出す変態大魔王だったようです。彼の性欲は、ティナの想像を遥かに超えています。
 行く末に不安を抱きながら出発すると、洞窟の奥で、バルガスという身長6メートルを越える男に遭遇しました。
 相変わらず、ザ・ロックは戦ってくれません。ミスリルクローを盗んで「ヒャッホウ! オレってゴイス!」とか叫んでます。エドガーは意外と強く、オートボウガンで全体攻撃してくれます。四方八方乱れ撃ちというのは、彼の性欲を表現しているのでしょうか。
 マッシュという武道家が乱入してきました。バルガスに連風燕略拳という奥義を使われ、ティナたちは吹き飛ばされてしまいます。
 バルガスとマッシュの一騎討ち。
 師匠から授かったという奥義を、マッシュは炸裂させます。
「ば く れ つ け ん!」
 見ていたティナは、思いっきり吹き出しました。
 バルガスは「連風燕略拳!」とか「烈風殺!」とか「終死拳!」とか強そうな名前の奥義を繰り出しているというのに、このマッシュという男の奥義は「ばくれつけん」です。
 こんな奥義じゃあ、彼らの師匠も息子に伝授する気にはなれないでしょう。せめて漢字でお願いします、とティナは思いました。
 なにはともあれ、マッシュはバルガスを殺害しました。
 実はこのマッシュ、エドガーの双子の弟らしいです。バレバレでしたが。
 満面の笑みで再会を喜ぶエドガーに対し、マッシュの顔は引きつっています。顔面蒼白で脚が震えています。きっとこの変態大魔王の兄が恐くて、城から逃げ出していたのでしょう。かわいそうに、とティナは同情しました。
 強引な兄の誘いを断りきれず、マッシュは仲間になりました。リターナーの本部を目指して、洞窟に入ります。

 洞窟を抜け、リターナーの本部に到着しました。
 本部なのに兵は3?4人しかいません。この人数で帝国と戦う気なんでしょうか。
 奥の部屋で、バナンというヒゲオヤジが出てきました。こいつがリターナーのリーダーらしいです。
 いつの間にか、帝国兵の50人をたったの3分で皆殺しにしたとかいうことになってて、ティナは唖然としました。ていうか、バナンのヒゲがきもいので、「いやー!!」と叫んでやりました。嫌がらせです。
 そしたらバナンはブチ切れたのか、わけのわからない話を一方的に話し始めました。だからなんだよと思っていたら、「疲れた」と言い残して部屋から出ていってしまいました。
 話すだけで疲れてしまうような体力のない男がリーダーであるこの反帝国組織に、ティナは不安を覚えます。

 夜の寝室。ふと目を覚ますと、ザ・ロックがベッドのそばに立っていました。
 この野郎、確実に夜這いです。
 ティナはカチンときました。なんだこの男。性欲だけは一人前か。ろくに戦いもせず、盗みばかりしているボンクラが。ポーションそんなにたくさん盗んだって意味ないんだよ。
 冷たい目でにらんでいると、焦り顔のザ・ロックは、大事なひとを帝国に奪われたから戦っているんだ、なんて、たった今思いついたようなことを口走りました。
 だからお前、戦ってないじゃん。盗んでばかりじゃん。と突っ込もうかと思いましたが、こういう男は、あんまり追い詰めると、なにするかわかりません。ティナは話を合わせてやりました。
 一緒にいたくないので、ティナは寝室を出ます。

つづく。


「ばくれつけん」。
 実はコマンドの入力方法がわからず、2回ゲームオーバーになりました。意外と泣きそうでした。
 ストーリーと、キャラクターの寸劇とのギャップが凄くて、戸惑ってます。あと、誰に感情移入していいのかわかりません。
 なにはともあれ、迷作のニオイがプンプンします。

マッチョな男

2006年12月7日 木曜日
この記事の所要時間: 約 4分0秒

「ファイナルファンタジーVIアドバンス」を始めました。
 日曜日に買って、通勤時間でプレイしようと思ってかばんに放り込んでおいたのですが、月曜日は週間少年ジャンプ、水曜日は週間少年サンデー、そして今読んでる小説が面白くて、つい電源を入れるのを忘れていました。
 思い出したので、昨日の帰宅途中の電車の中で開始しました。



 オープニング。
 なんだか「ファイナルファンタジーVII」を彷彿させます。いい雰囲気です。名作の予感です。
 つか、ゲームボーイアドバンス用のソフトのせいか、フィールド上のキャラクターが、やたらちっこいです。
「魔道を復活させたどー!」と叫ぶ頭の悪そうな国王が画面上のどこにいるのか、結局わかりませんでした。

 さて、本編です。
 首を傾げ、白目を剥き、涎を垂らす白痴のような少女が、いきなり登場するとは思いませんでした。
 コレ、かなりヤバイビジュアルです。脳を操作されているというんですから、ときおりビクンビクンと痙攣したり、わけのわからないことをブツブツつぶやいたり、叫び出したりしているに違いありません。超恐いです。
 そんな少女を操る、帝国兵2人組み。少女を含め、彼らは「未来少年コナン」から持ってきたような中途半端なロボに乗っています。なんかビームとかミサイルとか無限に出ます。魔道なんかよりも遥かに強そうです。
 雪に囲まれた寒そうな町に侵入。抵抗する兵をばったばったと惨殺しながら、洞窟に入ります。
 先に進むと、巨大ななめくじが出てきました。帝国兵2人組みは、迂闊に殻に攻撃与えちゃって、あっさり死亡してしまいます。
 しかし白目剥いて涎垂らした少女は、単独でなめくじを撃破。帝国兵の死体を引き連れて、奥へ向かいます。無意識なのに仕事をちゃんとこなそうとするなんて、きっと少女は責任感が強いA型に違いありません。しかも長女。
 洞窟の奥に到着。なんか召喚獣みたいなのが出てきました。死んでいたはずの帝国兵2人組みが突如復活し、なにやら叫んだのち、どこかへ飛んでいきました。なんだったのでしょうか、彼らは。
 そして少女は爆発しました。
 ――ロボ!? 少女はロボだったの!?

 気づくと、少女は自我を取り戻していました。町の裕福なロリコンオヤジに助けられたみたいです。
 少女はロボじゃありませんでした。乗っていたロボが、何故か爆発しただけのようです。きっと下半身は火傷で酷い状態でしょう。立って歩けるわけが……少女、歩いてます。ズンズン歩いてます。
 なんか言葉を理解できない甲冑を着た兵がやってきたので、少女はロリコンオヤジに逃がされます。
 普通に見晴らしのいい橋を通ってしまい、少女は兵を含む町のみんなに見つかりました。どうやら脳に後遺症が残っているみたいです。
 少女は洞窟に逃げ込みましたが、兵に追い詰められます。ここで、実に都合がいいのか悪いのか、少女は落とし穴に落ちました。
 かなりの高さから落ちました。間違いなく、少女は全身骨折の重体です。折れた肋骨が肺に刺さって、息もできないことでしょう。頭蓋も割れて、脳が出てしまっているかも知れません。
 そこに現れたのが――ごめんなさい、フィールド画面でみると、どこからどう見てもマッチョな男です。ずんぐりむっくりの筋肉男です。こんなマッスルボイディーを持つ男が主人公でいいのでしょうか。二の腕がパツンパツンです。ビジュアル的にヤバイキャラクターばかり出てきます。別の意味でビジュアル系です、このゲーム。
 ともかく、このヘビー級のプロレスラーみたいな主人公は、少女を助けようとします。
 しかし、血だらけの少女を前にもたもたしてたら、甲冑を着た兵が階段から降りてきました。絶体絶命のピンチです。
 そこに、なんの伏線もなく唐突にモーグリが登場。意味もなく趣味で助けてくれるみたいです。
 そして戦闘。甲冑を着た兵だと思ってたら、甲冑の中からマンモスとオオカミが飛び出すという意味のわからない敵を倒しまくします。こんな兵ばっかりいるなんて、どんな町なんでしょうかここは。
 すべての兵(というか獣)を惨殺し、無事に洞窟から脱出した主人公と少女。主人公はまず真っ先に、全身骨折で重体の少女を医者に……少女、歩いてます。ズンズン歩いてます。
 町の中にあった、初心者の館とかいうところに寄り道しました。緊迫感皆無の館でした。でも、他人の家の中に堂々と進入して宝物を持ち出す方法を教えていただきました。実は悪の巣窟です。
 この町にいるとヤバイということで、外に出ました。確かに色んな意味でこの町はヤバイですが、むしろヤバイのは少女の超回復能力の方だと思うのですけど、とにかく外に出ました。
 筋肉だるまの主人公の案内で、砂漠の向こうにある町に向かいます。

 以下次号。
 迷作の予感です。

これが最後の戦いなんだな

2006年9月22日 金曜日
この記事の所要時間: 約 1分6秒

「ファイナルファンタジーIII」クリアしました。
 なんか久しぶりにゲームをクリアした、って感じです。
 つっても、LV76でクリアしたので、あんまし達成感はないです。ラスボス相手に4ターンしかかかりませんでしたし。ケアルは1回も使いませんでした。ラストダンジョンも、どうってことなかったです。
 ちょっと損した気分です。

 それにしても、よくできたゲームだなあ、と思いました。
 今風のグラフィカルな演出と、昔ながらの右脳で想像する部分を合体させた、実にいい具合のゲームになっていたと思います。バランスも秀逸でした。
 ラスボスが出現するときの音。ああ、これが最後の戦いなんだな、と思うとブルっときちゃいました。そんな感覚、久しぶりです。

 クリア後、全員たまねぎ剣士にしてみました。
 オニオン装備は全員に行き渡ってないですが、まあなんかテキトーなもん装備しときゃいいでしょう。なぜかオニオンシールドだけは10枚くらいありますけど、そんなもんつけません。両手は武器です。イケイケです。
 ザコ敵殴ってみたら、オニオンソード二刀流でも、6000ダメージとか。うわー弱い。
 能力値12とかだもん。

 そんな感じです。
 やっぱクリアしちゃうとモチベーション続きません。鉄巨人もどうでもいいです。

まだやってます

2006年9月12日 火曜日
この記事の所要時間: 約 0分48秒

「ファイナルファンタジーIII」まだやってます。
 全員レベル67くらいです。
 ルーネスは魔剣士、レフィアは空手家、イングズは忍者、アルクゥは賢者です。もちろん全員熟練度は99です。忍者微妙に弱いです。
 風水師、学者、魔界幻士、吟遊詩人というジョブ構成で、熟練度を溜めようと思ったんですが、飽きてきたのでやめました。熟練度は40くらいにはなりました。

 隠しダンジョンというか鉄巨人の隠れ家というか、なんか狭い海底の洞窟でドラゴン狩ってます。
 1体倒すと7500?15000も経験値が入るので、お得です。グリーンドラゴンは即逃げですが。
 オニオン装備もいくつか出ました。オニオンシールドが2枚、オニオンソードが1本、オニオレットが1個。出るときは出るもんで、オニオンシールド1枚、オニオンソード1本、オニオレット1個は、たった1時間弱で出ました。

 レベル70になったらラスボス行こうかと思ってます。