エンチビ(エンゼルフィッシュのちっさい方)がクライシスです。
ちっともエサを食べなくなりました。
ちょっと前までは糸ミミズを食べてくれてたのですが、最近は見向きもしません。他のエサを目の前に落としてみても興味を示さず、しつこいと逃げちゃいます。
PTSDかもしれません。
なにしろ、3つめの水槽は世紀末覇者伝説風の水槽です。
やるかやられるか、生きるか死ぬかの、殺伐とした世界です。
どれくらい荒れ狂っているかというと、まずガラスに貼り付けられた糸ミミズをエンクロ(エンゼルフィッシュの黒い方)がガッツリむしり取ると、エンデカ(エンゼルフィッシュのでかい方)が対面から吸い付いて奪い取り、こぼしたところをベックホルディが素早く略奪し、油断したところをプリステラが横から強奪し、隙を伺っていたネオンテトラがかすめ取るという弱肉強食っぷりです。
糸ミミズの塊に2匹以上のサカナが吸い付いて争っている様は、どーかと思います。
朝晩、ちゃんとエサ上げてるのに、むしろやりすぎなくらいなのに、この獰猛なまでの食欲はなんなのでしょう。
そんなわけで、3つめの水槽はひとが近づくだけでウォーミングアップを始めるサカナばかりなんです。
しかし、かわいそうなエンチビは、殺伐としたエサ争奪戦に加われません。水中に散らばる糸ミミズの破片にさえ、口を開こうとしないのです。
仕方がないので、エンチビを移籍させました。
移籍先は、リセット予定の嫁の水槽です。
5つめの水槽(60センチ水槽)ができあがってから、4つめの水槽(22センチ水槽)に移す予定でしたが、待ってられません。放っておいたら、どんどん衰弱していってしまいます。
ミッキーマウスプラティ夫妻とブラックモーリーは、エンチビを優しく迎え入れてくれました。
ちいさなエンチビは、プラティやブラックモーリーと一緒にいても違和感ありません。
仲良くしてくれたらいいな。
眺めていると、喧嘩するようなことはなさそうでした。エンチビは、のんびりとたゆたっていました。
ていうか、ミッキーマウスプラティはエンチビなんかどうでもよくてサカってました。びゅんびゅん泳ぎまくってました。「アタイが欲しければこの速度についてきな!」「ヘッ! 女になんか負けるかよっ!」「そうかしら? ついていらっしゃい! これがアタイの本気の速度よ!」「な、なにィ!? き、消えたァ!? ……だが、そこだァ!」「キャァ! ……ふふ。さすがアタイが認めた男ね」「ヘッ! そろそろ観念しな!」「イヤよ! ウフフ!」「チッ! こぉ?いつぅ?!」みたいな。
一方その頃、3つめの水槽では。
ベックホルディがサカってました。
卵を生んでたかも知れない。
そしてエンゼルフィッシュのお腹に格納されたかも知れない。
偶然残った卵から救世主が生まれるかも知れない。
そんなことないかも知れない。
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エンチビがクライシス
2009年12月7日 月曜日イクラ
2009年12月2日 水曜日
ミッキーマウスプラティが稚魚を生みました。
嫁の水槽で泳ぐ白いミッキーマウスプラティのお腹に稚魚らしきものがいるのに気付いたのは、ほんの数日前です。
最初は、イクラだと思いました。
イクラみたいに赤いものが、お腹に詰まっていたのです。
こんなもんちょっと前にはなかったしフン詰まりでもなさそうなので、ネットでプラティのことを調べてみたところやはり妊娠してることがわかりました。
嫁が目を皿のようにしてじろじろと確認したら、イクラの中にちいちゃな目を見付けました。
出産間近です。
嫁の水槽には、3つめの水槽から移植したアンブリアがありますし、流木につけたウィローモスももっさもっさ生えてるので、稚魚が隠れるところはあります。そうやすやすと食べられたりしないでしょう。
このままでいいや。
自然に任せよう。
そう思ってたのですが、実はアクアフォレストでマルチヒーターを買ったときに産卵ケースも買っちゃってました。
スドーの外掛式産卵飼育ボックス サテライト Sです。
横幅9.5センチで、水槽に引っかけられます。水を流し入れることができるので、水槽と同じ飼育水になり水温もバクテリアも共有できる優れものです。
11月30日に嫁がセッティングし、12月1日夜の20時くらいに1匹目がぽろりと生まれました。
21時頃に、気付いたら2匹目が生まれてました。
まだお腹の中にいるっぽいんですが、3匹目は2日の朝になっても出てきてませんでした。
卵胎生のプラティは、グッピーと同じで一度の受胎で3回に分けて出産するみたいです。1回で3?15匹生むみたいです。
今回は初産なので、4匹くらい生んでくれるかな。
ミッキーマウスプラティの稚魚に喜んでたら、今朝、グッピーの稚魚が3匹になってました。
2匹が行方不明です。
前日に1つめの水槽の底砂掃除をして、ちょっとだけ水換えしたのですが、そのときに浮かべていた網が傾いて出て行っちゃったようです。
涙目で水槽内を探して見るも、発見できず。
呆然としてたら、1匹だけ隅っこに戻ってきてました。「うわーん! たすけてー!」って泣いてましたので、網を傾けてちょろんと回収しました。
もう1匹は、おそらく暴食魔魚にちゅるんされているでしょう。
くっそー。
いや、そのわりには今朝のエサにがめつく食いついてきてました。おなかペコペコっぽかったです。
まだ可能性はあります。諦めません。
つか、ブラックモーリーにグッピーにミッキーマウスプラティと、稚魚ラッシュです。
ベックホルディも、色がついたのが2匹います。
どんどん増えていきそうです。
ベビーブームです。
ほんとにどーなっちゃうんでしょう。
ちなみにエンゼルフィッシュは仲悪いので3匹とも野郎という男子校状態かも知れません。
糸ミミズ
2009年11月27日 金曜日
3つめの水槽が弱肉強食です。
水槽に貼り付けるタイプのキョーリンひかりFD糸ミミズを与えているのですが、これがもうエンゼルフィッシュに大好評でして、水槽に手を突っ込んだ時点で群がってきてしまい、手に持ったエサをつんつんしてきてくれちゃいます。
なんという愛らしさ。
2カ所に分けて乾燥糸ミミズを貼り付ければ、エンゼルフィッシュだけではなく、プリステラやネオンテトラ、ベックホルディまでもがやってきて、ガルガツと食べてくれます。
ほほえましく眺めていると、実は生死を賭けた骨肉の争いが勃発しているのに気付きます。
ものすっごいエサの奪い合いです。
体当たり、けん制、ちゅっちゅ、みんなそれぞれの攻撃手段で威嚇しています。
そんな中、いつもベックホルディの1匹が、「群れるのは嫌いだぜ」といわんばかりに水面近くに浮いてます。
そこへ、カラシン用の小粒なエサを蒔いてあげます。
ほうら。これでもお食べ。
すると、ぱくって食べてくれます。
エンゼルフィッシュが。
しかも3匹とも浮いてきて、水面で口をぱくぱくやり始めます。更にネオンテトラや、他のベックホルディまでやってきます。
うおい! お前らは糸ミミズがあるじゃないかーっ! と突っ込むのも毎度のことです。
仕方がないので、広範囲にエサを蒔いて分散させてます。
まったく、たいへんな食欲です。
ちなみに、乾燥糸ミミズはグッピーやミッキーマウスプラティには不評のようです。与えてみても、渋々食べてる感じです。
グッピー稚魚です。
5匹とも、まったく問題なく育っております。
まだまだちっちゃくてちゅるんされちゃうので、当分この網の中での生活です。
どんくらいで1センチくらいまで育つんでしょうか。はやく水槽内を自由に泳がせたいです。
ブラックモーリー稚魚だったやつは、こんなんになりました。
でっかくなっちゃって、すっかり幼魚です。
食欲もハンパないです。グッピー稚魚のネットにちゅーちゅー吸い付いて、おこぼれをもらおうとしてます。
6匹いるんですが、たいてい1匹が見つかりません。ベックホルディもそうで、いつも1匹見当たりません。心配で胸が張り裂けそうになります。エサを与えるときだけ全員揃い、指さし確認できてほっとします。
あと、体格に差が出てきました。
でっかいのはかなりでっかく、ちっさいのは小さめです。
いちばんちっさいのは雌みたいです。
ていうか、まだ確定ではないのですけど、雌が1匹しかいないような気がします。
5人の兄を持つ妹、みたいな。
苦労してそうです。
よく考えたら、この1つめの水槽って8Lしか水量ないのに15匹も生体が入ってる。
広くした方がいいかなー。
なにこのサカナ!?
2009年11月23日 月曜日
ただでさえ会社のひとにドン引きされているのにも関わらず、急速に発展し続けるアクアリウム道です。
前日、荷物が届きました。中野のホームセンターで、補強するものを買ってきました。市ヶ谷まで足を伸ばしました。
今朝、charmから荷物が届きました。
近いうちに発表します。
グッピー稚魚は、百均で買った洗濯ネットで急場をしのぐことにしました。
青いわっかの部分が水面に浮くので、稚魚がぴょんと跳ねない限り外へ出てしまうことはありませんが、暴食魔魚がザッパアァァァンッ! と跳び越えてくる可能性がなきにしもあらずなので、油断することはできませんから補強してあります。
今のところ、5匹とも安泰です。
すくすくと育って欲しいです。
ナノストムス・ベックホルディに色がつきました。
びっくりです。
最初見かけたとき、「なにこのサカナ!?」「誰!?」「どっからわいたの!?」「どっかに稚魚が隠れてて育ったん!?」などとひとりでパニック起こしてました。
よーく見たら、ナノストムス・ベックホルディでした。
赤くなるのは知ってましたが、黒くなるとは思いませんでした。ヒレに赤色があります。ワンポイントでブルーも入ってます。
ご多分に漏れず、色が付いたナノストムス・ベックホルディは喧嘩っぱやくなりました。縄張りに近づく仲間を威嚇し、追い払ってました。
朝見たら、縄張りにいませんでしたけども。
ふつうに泳いでました。
誰かに説教食らったのでしょうか。
照明用に、タイマーを買いました。あとACアダプタ接続用のコードです。
スイッチをカットするタイマーは、ヨドバシカメラでたったの790円でした。リーベックスとかいうメーカーです。アナログみたいな感じのしょぼいやつです。
熱帯魚用だと特売でも3980円くらいするからいい買い物した! と思たのにcharmで同じのが787円で売ってました。
3円負けたーッ!
でもヨドバシのポイントで買ったから実はタダなので疑惑の逆転勝利ッ!
で、装着しました。
なんかこう、いろいろとぐちゃぐちゃです。これでも整理したんですけども。
とりあえず、これで照明を17時間点けっぱなしにすることはなくなると思います。苔が増えなくなるといいな。あ、1つめの水槽だけはオトシンクルス用に茶苔を育てなくちゃ。勝手に育つけど。
筋肉痛です。
にやにやしながら眺めています
2009年11月17日 火曜日
ナノストムス・ベックホルディは、元気です。
つってもまだ水槽に入れて2日半なので、予断は許されない状況です。ポックリ逝ってしまう可能性はあります。
わりと気に入ってまいりました。
地味なのは間違いないのですが、早く色がつかないかなーと毎日にやにやしながら眺めています。
群れることはなく、それぞれ単独であちこちに散って小さな口で水草をつんつんしてくれてます。あんまし苔対策にはならなそうですが、頑張ってもらいたいです。猛獣のようにエサに群がる他のサカナたちにドン引きしてたから、お腹空いてるハズですし。
サザエ石巻貝は、風前の灯火です。
1匹はひっくり返ったままですし、もう1匹は殻にヒビが見え身動きしてません、。
最後の1匹だけはなんとか生きてそうで、水槽を半周したあと端っこの苔た水草にへばりつてました。
苔問題は、かなり深刻です。
照明を点けてる時間が長いのが主な原因なんですけど、残業とかもあるし、夜遅くまでじろじろ眺めてたいから対処できません。
ここはもう、オトシンクルス・ネグロさんしかないと思います。