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梅のつぼみ

2008年2月13日 水曜日
この記事の所要時間: 約 2分30秒

 建国記念日というより、にゃんわんわん記念日の2月11日には、近くの小金井公園に行ってきました。フィルムを消費するためなら、どこへでも出かける所存であります。
 つか、犬は「わんちゃん」なのに、猫は「ねこちゃん」と呼ぶのに疑問があります。鳴き声を愛称とするなら、猫は「にゃんちゃん」だろうと。いいにくいとしたら、「にゃんこちゃん」だろうと。もしくは、犬を「いぬちゃん」だろうと。
 いやまあ、小金井公園ににゃんこちゃんはいなかったので、どーでもいいんですけどね。いぬちゃんばっかでした。梅ちゃんは、ちょっと気が早いのが咲いてるだけみたいな雰囲気でした。

HOLGA HOLGA 130 BC + DNP CENTURIA 400 / 24 + Nagasakiya DPE
 多重露光により、奇跡的というにはちょっとオーバーですが、わりと面白い写真が撮れました。
 こんなん撮れちゃったら、もうウキウキですよ。まあ、嫁が梅のつぼみを鼻の穴に突っ込もうとしてるとこなんですけどね。

(さらに…)

脳内カメラマン

2008年2月6日 水曜日
この記事の所要時間: 約 2分45秒

 ううむう……。
 Yahoo!オークションで、LOMO LC-A+の新品未開封品が、15,000円で出品されているのを発見してしまいました。
 普通に買うと、30,000円くらいするので、半額。
 半額ですよ、半額。
 木箱入りで、半額ですよ。
 半額で、新品未開封品のLOMO LC-A+が。
 まだ4日あるから、値上がるかも知れないけど……トイカメラなんてマイナーだから、そんなに上昇しないかも……しかしYahoo!プレミアム会員になってないから5,000円以上は入札できないわけで……だがこのためにYahoo!プレミアム会員になってもいいわけで……。
 嗚呼! 調べなきゃよかった!

 LOMO LC-A+というのは、ロシアのレニングラード光学機器公社が生産していたLC-Aの後継機です。ロモボーイというナイスガイのロゴがさりげなくプリントされていたりします。
 ただでさえLC-Aは優れたトイカメラだったんですが、LC-A+には新機能がモリモリと組み込まれております。多重露光もできるし、トンネルエフェクトも健在。そして、結構シャープで奇麗な写真が撮れます。Minitar1レンズっつーのがかなり特徴的で、そのスジには好評なのです。
 LOMOのトイカメラはヨーロッパのアーティストを中心に熱狂的なファンがおり、ロモグラファーとか呼ばれちゃったりしてます。
 ロモグラファー。
 なんて良い響き。
 ロモグラファーって呼ばれたい!
 ちょっとそこのロモグラファーさん、って呼ばれて振り返りたい!

http://www.lomography.jp/microsite/lca+jp/

 ついでにいうと、Colorsplashというトイカメラも欲しいです。
 こいつは、なんとフラッシュに色がついてます。フラッシュがリボルバー式のホイールになっており、3色搭載できます。オプションを含めると、9色も使えます。
 つまり、このトイカメラでフラッシュを使用すれば、すんごいサイケデリックな写真が撮れるのです。長時間露光とフラッシュショットを組み合わせると、このトイカメラじゃなきゃ表現できないようなイカス写真が撮れたり撮れなかったりするのです。
 とにかくもう、スゲーんです!
 LC-A+よりこっちの方が安いしいろいろ遊べて楽しそう!

http://www.lomography.jp/microsite/colorsplashcamjp/

 ……でもね。
 よく考えたら、トイカメラ歴、フィルム1本なんですよ。
 まだフィルム1本しか使ってないんですよ。
 それなのに2台目とか3台目のトイカメラを手に入れようだなんて、ちゃんちゃらおかしいですよ。
 どんだけ脳内カメラマンなんだと。
 どんだけ脳内撮影会してんだと。
 こんなんでLC-A+に浮気したら、HOLGAに家出されちゃいますよ。

 というわけで、今週末は撮影のためにあちこちぶらぶらしようと思います。具体的に言うと、調布方面へ。まずはHOLGA 130 BCを使い倒そうと思います。
 天気悪そうですけどね。
 ああ、フラッシュ欲しい! あとシャッターレリーズ欲しい! 三脚も欲しい! 欲しいものだらけ! お金ないのに! 今日はカップメン! 夜は松屋! なにこのテンション!

ノーファインダーで!

2008年2月3日 日曜日
この記事の所要時間: 約 5分1秒

HOLGA
 最近、トイカメラというものを買いました。
 トイカメラっていうのはナニか? というと、読んで字の如く、”おもちゃのカメラ”です。
 実際、カメラの見た目が非常におもちゃっぽいです。種類はいろいろあって、中には組み立て式のプラモデルカメラというのもあります。ハリネズミカメラという、3cm四方のサイコロみたいなカメラもあります。「にゃー」と鳴くボタンつきのカメラもあります。
 おもちゃなので、けっこー安いです。お手頃かつ、お気軽です。
 LOMO LC-AとかSMENA 8Mとか、1万円を超える高級トイカメラもありますが、トイカメラのスタンダードであるHOLGAのカメラは、6,000円くらいで買えます。
 で、一般的なトイカメラってやつは、レンズがガラスじゃありません。プラスチックです。透明度が低いので、全体的にかなりぼんやりした写真になっちゃいます。しかも、部屋の中だと照明があっても光量不足で暗くなっちゃいます。お外専用です。アウトドア派のカメラです。
 つまり、すんごい性能が低いカメラなんです。もうカメラなんて呼ぶのもおこがましいくらい。
 けれど、トイカメラならではの遊び方があります。
 まずは多重露光。トイカメラっていうのは、わざといい加減な作りをしてまして、フィルムを巻かなくてもシャッターが押せてしまうのです。同じフィルムに、複数回シャッターが切れちゃうんです。これだけで、わくわくしちゃうじゃあありませんか。心霊写真もお手の物です。
 つぎに、トンネルエフェクトです。写真の周辺の光量が極端に落ちて、まるでトンネルの中から写真を撮った写真になってしまいます。実はこれ、ケラレと呼ばれる現象で、普通はカメラやレンズの欠陥なんですけど、トイカメラではなくてはならない特徴的な味となります。もうトンネルエフェクトのない写真なんか、我慢できません。
 そしてノーファインダーが推奨されます。ファインダーを覗かず、テキトーにシャッターを押す。これがトイカメラの遊び方です。なにが撮れているかわからない。それがいーんです。どっちにしろ、仕様上ファインダーを覗いても微妙にずれちゃうので、覗かなくても同じです。


(さらに…)