‘機動戦士Vガンダム’ タグのついている投稿

主人公は、フツーのひと

2008年2月19日 火曜日
この記事の所要時間: 約 1分34秒

機動戦士Vガンダム」全51話を観終わりました。
 とってもおサイコなストーリーでした。富野由悠季総監督の想いというか怨念というか嫌な感情が、なんとなーく伝わってきたような気がします。
 突っ込み出したらきりがないのでなにもいいませんが、カテジナさんの最後だけは、とても良かったと思います。アレだけで、全話観たかいがありました。
 でも、5本1,000円で借りたのに、延滞料金1,500円取られたので、嫌な思い出が残りました。



 さて。
 このシリーズから、「機動武闘伝Gガンダム」「新機動戦記ガンダムW」「機動新世紀ガンダムX」と続くわけです。
「機動武闘伝Gガンダム」は、前半ちょっとだけ見てました。島本和彦が好きなので。でもついていけませんでした。しかし、なにやら人気もあったようですし、それこそキン肉マンの超人のようなトンデモガンダムが続々登場してたようなので、観てみたいです。
「新機動戦記ガンダムW」は、ウイングガンダムがぶっ壊れちゃうあたりまで観ました。エンディングが好きです。何度か続きを観ようとしたんですけど、観たはずの前半部分をもうスッカリ忘れちゃてるんで、最初から観なくちゃいけないめんどくささがあるんで躊躇してます。
 そして「機動新世紀ガンダムX」。39話で打ち切りにされた、「ガンダムを考えるガンダム」シリーズ。世界観を重視したストーリー。ニュータイプがニュータイプじゃない。主人公は、フツーのひと。一般人。「機動戦士ガンダムSEED」の福田己津央監督は、1話だけ見てビデオ屋に突っ返したらしい。ここまで調べたら、もうなんとしてでも観たくなりました。
 でも、近くのレンタルショップには置いてないんです。
  ついにTSUTAYA DISCASを使う日がきたのかも知れません! ネットで予約! ご自宅にお届け! なにより延滞料金が0円!

消耗品ガンダム

2008年1月24日 木曜日
この記事の所要時間: 約 3分40秒

 風邪を引きました。
 いやあ、久しぶりの風邪っぽい風邪です。白血球異常増殖系ではない、純粋な風邪です。
 朝熱を計ったら、38.5度でした。
 病院に行こうと思い家を出たら、雪。こんなときに限って、雪。今年初の雪らしい、雪。
 病院に着いたらまだシャッターが開いてなくて、出勤してきた医者とか看護師とかが中に入っていくのにシャッターを開けてくれず、結局20分くらい雪の中で待ってました。意識朦朧としてたし、まっ先に診てもらいたかったので、死ぬ死ぬつぶやきながら待ってました。
 病院で熱を計ったら、39度を超えてました。
 病院で体長悪くなるっていうの、本当なんですね。
 しかし、発熱系の風邪は、ちょろいもんです。こういう風邪っぽい風邪なら、1日で回復させる攻略方法を知っています。今までも、その方法でなんとかしてきました。
 その攻略方法とは。
 ズバリ汗でしょう。
 とにかく布団にくるまり安静にしつつ汗をかきまくるんです。苦しくてだるくてどーしようもない状態でも、なんとか頑張って眠って汗をかきまくるんです。
 医者にもらった薬も当然ですが、葛根湯も効果があります。
 もう嫌んなるほど汗をかきまくるんです。
 足の先からパンツまでびっしょりになるくらい。
 ポカリを2リットル消費し、びしょびしょになった寝間着を5回ほど着替えました。
 結果、夜までに36.5度まで熱が下がりました。
 汗の勝利です。
 で、熱は取れたのはいいんですけど、原因不明の神経の痛みがツライです。昨日は効果があった頭痛薬も効かなくなってるし。こればっかりは、現代医学じゃどうしよーもないので、ひたすら耐えるしかありません。

 というわけで、最近「機動戦士Vガンダム」のレンタルDVDを観てます。
「機動戦士Vガンダム」といえば、「機動戦士ガンダムF91」のTVシリーズをやるつもりだったのに「機動戦士ガンダムF91」の興行成績が悪かったために制作されたシリーズであり、バンダイの圧力でなにもかもがボロボロになり、総監督の富野由悠季が「一番嫌いなガンダム」と公言し、彼はこの作品のあと鬱になり、日本刀を持って制作会社に殴りこみに行こうか、関係者全員の家に放火しに行こうか、自殺しようか、などと考えていたといわれるいわくつきの作品です。
 それはともかく、1stガンダムから続くUCシリーズの中では最後のTVシリーズです。1stガンダムから数えて73年後の話です。クィンマンサとかサザビーの進化の先が、ヘリコプターというのはどうかと思いますが。しかも、ガンダムシリーズ初の、消耗品ガンダムです。
 今観ると、なんというか、クオリティがアレですね。
 比べるなんて酷ですが、「機動戦士ガンダム00」と比較しちゃうと、ロボの動きとか演出とか全然違ってて、「あれー?」とか思ってしまいました。全然動いてない。そういえば「機動戦士Ζガンダム」も、こんな感じだったかなー。脳内補完していたのかも。効果音なんかも、今とは違って昔ながらのものでした。ロボットアニメは全然見てなかったので、この15年でどれくらい進化してるのかがわかりません。「機動戦士ガンダムSEED」も、「機動戦士ガンダム00」と同じくらい、ロボットのアクションがビシュビシュ動いてるんでしょうか。
 そんなことを思いながら、24話まで観ました。だいたい中間です。
 作戦というかストーリー的に納得できないので、考えないようにして観てます。山の向こうで戦闘しているのを見て、スクーターみたいなので10分で到着しちゃうとか、すごすぎです。MSの強さをセリフだけで表現するというのも、首を傾げずにはいられません。
 あと主人公が「スペシャル」と呼ばれてるわりには、ちっとも強くありません。ザコ敵に苦戦しまくってるし。カミーユもそうだったんですけど、アムロくらい圧倒的じゃないと、なんかスッキリしません。
 でも、キャラクターの唐突的な言動やエピソードが、「あー、ガンダムってこうだったよなー」って思わせてくれます。富野節というやつでしょうか。
 富野節といえば、キチンと死亡フラグが立ったキャラは、キチンと死んでくれます。さすがです。これからもどんどんレギュラーキャラが死んでいくようなので、期待です。
 ラストがトンデモないみたいなので、最後までキッチリ観る予定です。
 ていうか、アイキャッチのハロの巨大化が気になって仕方がありません。