土曜日はサカナのトレードを終えたあと、友人K、友人T、嫁と秋葉原のジオン軍バーへ行ってまいりました。予想とは違い、なんともいえない空気でした。
で、カラオケを3時間堪能して帰ってきたら、嫁が水槽の横でとんでもないものを見付けてしまいました。
にぼしです。
小さなサカナのにぼしです。
からっからに干涸らびてました。
嫁と二人でおろおろしました。何が起こったのか、なんでこんなものがここにあるのか、わけがわかりませんでした。
どうやら、ナノストムス・ベックホルディのようでした。
ベックホルディが、干涸らびていたのです。
色がついてたやつです。
まったく気がつかなかったのですが、水換え、いや、サカナのトレードを行ったときに飛び出してしまっていたようです。
すぐに見付けていれば、助けられたのに。
ごめんよ。
ああ、悲しみが止まらない。
想像するに、トレードしたベックホルディとにぼしになったベックホルディは、身体をすりあわせていましたからきっと恋人どうしだったのです。引き裂かれたふたり。男は連れ去られた女のもとへ行こうと、決死の大ジャンプを敢行したのです。女が捕らわれている、上の水槽へ! しかし、小魚ごときが水槽のガラスを突き破ることはできませんでした。ぺしゃん。
そんな悲劇。
間違いありません。
そんな悲しみを乗り越えて、日曜日は嫁のテラリウム+アクアリウム水槽を仕上げました。5つめの水槽(60センチ)です。
水草が枯れてたり、溶けてたり、折っちゃったり、取れちゃったり、しおれちゃったりと、いろいろな困難を乗り越えての作業でした。
しかも、自分用に買ったデンドロビウム流木を嫁に取られちゃいました。がふん。
(さらに…)
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パイロットフィッシュ
2009年12月14日 月曜日サカナのトレード
2009年12月13日 日曜日
土曜日は、軽く水換えしてからサカナのトレードを行いました。
1つめの水槽(36センチスリム)にいたブラックモーリー幼魚2匹が、3つめの水槽(40センチ)に移籍です。
3つめの水槽にいたナノストムス・ベックホルディ1匹が、1つめの水槽に移籍です。
ブラックモーリーは生まれてまだ2ヶ月も経ってないのに、ベックホルディと同じくらいの体長でした。びっくり。
1つめの水槽にやってきたナノストムス・ベックホルディです。
体色の濃いやつを選んで移籍させたのですが、すっかり色が抜けてしまいました。
前の水槽ではブイブイ威嚇しまくってたのに、とてもおとなしくなっちゃってます。完全にビビってます。糸苔を食べてくれるのを期待しているんですけど、まったく仕事してくれません。
きっと落ち着いたら仕事してくれると信じます。糸苔たっぷりあるし。色も戻るといいな。
3つめの水槽にやってきたブラックモーリー幼魚です。
じつは稚魚の頃、一度この水槽に入れていて、小さすぎたのかエンゼルフィッシュが恐かったのか隅っこに縮こまってとても弱々しかったのですけど、すっかり大きくなった今ではすぐに慣れて水草や底砂をつんつんしてました。
なんて強い子!
弱肉強食なエサのときにも、きっと負けないことでしょう。
ごらんの通り、写真がなかなか巧く撮れません。
サカナをクッキリ撮るためだけに、新しいデジカメが欲しくなってまいりました。ストロボ焚かなくてもシャッター速度が早いやつで、手ぶれを抑えられるもの。一眼レフだともっといいな。
無駄遣いで、不景気対策しています。
政府は、こんだけ散財してるひとに特別控除してくれてもいいと思います。
広大な世界へ!
2009年12月12日 土曜日
家に帰ってきたら、グッピー稚魚用の網の中に侵入者がおりました。
いつの間に入ったんだ。
今朝エサをあげたときにはいなかったのに。
ブラックモーリーの幼魚は、グッピー稚魚たちに取り囲まれておろおろしてました。
まるで、子ども達に質問攻めにあっているようです。
「外の世界ってどうなの?」「すっごい広いの?」「おいしいものある?」「ごはんいっぱい食べられる?」「どうしたらそんなに黒くなれるの?」「こわい?」「友達できるかな?」みたいな。
そういえば、このブラックモーリー幼魚たちもちっさいときは大人のグッピーたちに威嚇されてエサをかすめ取るのに苦労してましたが、今はもう全然負けてません。むしろグッピーたちが苦戦してます。
ずいぶん成長したものです。
実際、かなり大きくなってきました。
グッピー稚魚も、生まれてから27日が経ちました。
そろそろ親グッピーが3回目の子どもを生んでもいい頃です。
もういいでしょう。
狭い世界から離れ、広大(たった8Lですが)な世界へ!
というわけで、グッピー稚魚5匹を水槽の中へ放ちました。
さっそく後悔しました。
まだ早かったかも知れない。
暴食魔魚(つまりグッピー母親)がちゅるんしようと素早く襲いかかり、稚魚たちは全力で逃げ回ってました。もうダメだと諦めて動きが鈍くなった子や、網があったところまで涙目で戻ってくる子もいました。
暴食魔魚だけではなく、父親やブラックモーリー幼魚たちも敵でした。ちいさな稚魚を、威嚇してます。食事のライバルは1匹でも減らしたい、そう考えているのでしょうか。
気づけば、2匹しか姿を確認できなくなりました。
アヌビアス・ナナの陰にでも隠れていればいいんですが……。
稚魚を育てるって、難しい。
自然ってこわい。
なんだこの弁当箱
2009年12月11日 金曜日
またcharmでお買い物してしまいました。
なんでかっつーと、欲しいなーと思ってたものが日替わりの特売ですんごい安く売ってたからですッ!
目当ての激安商品は、テトラ リフトアップライト LL-60 24Wです。普通に買えば5000円くらいするし、charmですら通常価格は4210円なのです。
それがなんと、1999円ッ!
美味いッ!
安いッ!
早いッ!(翌日届いたので)
さらに、ちょうど3000円以上で送料無料になるキャンペーン中(通常は5000円以上)だったから、5つめの水槽(60センチ)用のエアーポンプも買いました。安くて流量調整の幅がすごいらしいGEXのやつです。
しかし、合計金額2944円。
あと56円足りない。
送料490円かかっちゃう! どうする!? 56円の商品なんかあんのか!? あった! 押すとぴーぴー鳴るちびアヒル が60円! おお! ちょうどいいッ!
ちびアヒル なんかいらないので、グッピー用のエサを買いました。そろそろカラシン用のエサが尽きることだし。カラシン用とかグッピー用とかいっても、みんな喜んで食べてくれます。
・テトラ リフトアップライト LL-60 24W
1999円
・GEX e-AIR イーエアー 2000SB
945円
・ひかりクレスト グッピー 22g(パック)
199円
実は、テトラ リフトアップライト LL-60 24Wはまだ使いません。
使わないのに買ったのです。
なんというブルジョワッ! 無駄遣いで不景気対策ッ!
ではなくて、いずれ購入する予定である新水槽に使う予定なのです。ルミナス(スチール棚)の2段目に水槽を置くから、なるべく高さのない照明が必要だったのです。
しかし遊ばせておくのももったいないので、レイアウト中の5つめの水槽(60センチ)に取り付けてみました。
けっこー明るいです。
背が低くていい感じです。その気になればリフトアップもできます。
でも、作りが安っぽくてやっぱちょっと熱を発してます。夏場は困ることになるかも知れません。
失敗したァァァーッ!
と絶叫したのは、GEX e-AIR イーエアー 2000SBです。
でかいッ! なんだこの弁当箱ッ!?
重いっッ! なにが詰まってるんだこの弁当箱ッ!?
うるさいッ! どこが静音仕様なんだこの弁当箱ッ!?
どーりで安いわけです。ショップで見かけないわけです。こんなん誰が買うんだ的なとても酷い商品でした。
もうエアーポンプはちょっと高くても水作の水心シリーズしか買わないことにします。
うるさくて仕方がありませんが、せっかく買ったのでGEX e-AIR イーエアー 2000SBをスポンジフィルター(テトラ ニューブリラントフィルター)に取り付けてみました。
逆流防止弁つけてないけどいいや。壊れるなら壊れてしまえ。
音のうるささに負けじと、ごぼごぼエアーリフトってます。耳さえ塞げばいい感じです。エアー量の調節がすごくできるので、とても少なくすれば騒音は軽減できました。でかさと重さは調整できませんが。
それにしても、CO2逃げまくりです。せっかく昼間に添加してるのに。なんか選択を誤ってるかも知れない。
そういえば、5つめの水槽は、3日くらい前から水が濁ってきました。
バクテリア不足です。2週間回してても、水草大量投入でも、まだだめっぽいです。パイロットフィッシュの必要性を感じますが、アンモニア濃度が高すぎるので躊躇してます。
それにしても、こんなに濁るのを見るのは初めてです。
今まで水のにごりに遭遇してなかったのは、麦飯石溶液のお蔭だったようです。いいんだか悪いんだか。
AT-20を再改造
2009年12月9日 水曜日
テトラ オートワンタッチフィルター AT-20を再改造しました。
といっても、百均で買ってきた透明下敷きをハサミで切って差し込んだだけですけども。
外掛けフィルターに濾材突っ込んでるだけじゃ意味ないよと友人Kに突っ込まれたので、そのまんま実行しました。
本当は最初から板を入れるつもりだったんですけど、作業めんどくさいしシリコンでがっちり止めなきゃいけないしアクリル板買うのもったいないし、なんて思ってました。けど、友人Kのいうとおり百均でいいし差し込むだけでいいじゃないですか。
透明下敷きを、このようにカットしました。
こいつを、外掛けフィルターに差し込みます。
吸い込まれた水が透明下敷きの壁により下の方を通って濾材エリアに入り、濾過されて溢れた水が水槽内に流れ出すという仕組みです。
作業自体は5分で完了。AT-20のモーター部分を外す方が時間かかりました(苔で張り付いてた)。
さっそく透明下敷きを刺して、実験です。
なんと、じゃばじゃばと吸い込み口のとこから水が溢れてまいりました。
濾過されてない水です。
なにこれダメじゃん。
透明下敷きをもっとカットして水の通るスペースを広げ、モーターのパワーを抑えることにより、なんとかなりました。
こんな感じです。
うーん。
ちゃんと濾過してるんだろうか。
以前より、吸い込みパワー減らしてるし。みんなどうやってるんだろう。AT-20だと無理があるのかな。
ウールは茶色く汚れまくってていい感じなんですけど、肝心なエーハイムの濾材がつるっつるに綺麗です。鼻の穴に入れておでかけできるくらい綺麗です。少なくとも、前の状態ではてんで生物濾過してなさそうでした。
効果あるといいな。
ていうか、濾材をネットで包んでおかないとお掃除しにくいじゃないですかうわあああしまった!
赤虫
2009年12月8日 火曜日
エンチビ(エンゼルフィッシュのちっさい方)の拒食症の件ですが、ちっとも改善しません。
嫁の水槽(30センチ水槽)に移動後、1匹にしたほうがいいだろうとのことで、嫁が仕切りを入れてくれました。
それでも、変化ないです。
糸ミミズを貼り付けてても、そのまま残ってました。
身体の色もすっかり白くなってます。
身体の色は、もともと寝てるときとかこんな色になってたんですが、明るいときでもこの色なんです。
こりゃあいかん。
かわいそすぎる。
というわけで、今まで避けてたコイツを満を持して投入です。
冷凍赤虫です。
ナマの赤虫をぎっちり集めて凍らせたものです。
いちばん安いのでもよかったのですが、いちおうUV殺菌のやつを買いました。
冷凍赤虫なんて、アクアリスト・ビギナーにはとても手が出せないおそろしキモイ逸品です。
プロっぽいな、フフフフ。などと思ってしまいました。
でも、ほかのお客さんがまるでコンビニで飲み物買うみたいに無造作に2パック持ってったのを見て、まだまだだなと思いました。
さっそくエンチビに赤虫を与えると、最初は困ったような素振りをしてましたが、なんとか2匹ほど食べてくれました。
とりあえず、一安心です。
このまま元気を取り戻してくれればいいんですが。
で、せっかくなので他の水槽のサカナにも赤虫を与えてみました。
3つめの水槽(40センチ水槽)は、やはりすごいことになりました。
ズバズバズバァッ! と赤虫を取り合ってました。
こういうときは、身体のでっかいエンゼルフィッシュにベックホルディは負けてません。小さな口で、もしゃもしゃ食べてました。
ネオンテトラとプリステラは下の方に陣取って、流れてきた赤虫をズバズバズバァッ! と奪い合いです。
まさに弱肉強食。
エンチビがどん引きして拒食症になってしまうのも無理はありません。
1つめの水槽(36センチスリム)も、修羅場になりました。
特にブラックモーリーの幼魚(生後1ヶ月と20日)。
モリモリモリモリ食べてます。ブラックモリモリです。身体は小さいのに、グッピーにぜんぜん負けてません。
気づいたら、おなかぱんっぱんになってました。キミたち全員妊娠中!? ってくらい、ぱんっぱんです。大丈夫かコレ。
しかも、網の中のグッピー稚魚にエサを与えたら、網の外からちゅーちゅー吸ってました。
どんだけ!?
エンゼルフィッシュもベックホルディもおなかいっぱい、って感じなのに、キミらまだまだ食べる気ッ!?
これで死んでも、悔いはないと思います。
エンチビがクライシス
2009年12月7日 月曜日
エンチビ(エンゼルフィッシュのちっさい方)がクライシスです。
ちっともエサを食べなくなりました。
ちょっと前までは糸ミミズを食べてくれてたのですが、最近は見向きもしません。他のエサを目の前に落としてみても興味を示さず、しつこいと逃げちゃいます。
PTSDかもしれません。
なにしろ、3つめの水槽は世紀末覇者伝説風の水槽です。
やるかやられるか、生きるか死ぬかの、殺伐とした世界です。
どれくらい荒れ狂っているかというと、まずガラスに貼り付けられた糸ミミズをエンクロ(エンゼルフィッシュの黒い方)がガッツリむしり取ると、エンデカ(エンゼルフィッシュのでかい方)が対面から吸い付いて奪い取り、こぼしたところをベックホルディが素早く略奪し、油断したところをプリステラが横から強奪し、隙を伺っていたネオンテトラがかすめ取るという弱肉強食っぷりです。
糸ミミズの塊に2匹以上のサカナが吸い付いて争っている様は、どーかと思います。
朝晩、ちゃんとエサ上げてるのに、むしろやりすぎなくらいなのに、この獰猛なまでの食欲はなんなのでしょう。
そんなわけで、3つめの水槽はひとが近づくだけでウォーミングアップを始めるサカナばかりなんです。
しかし、かわいそうなエンチビは、殺伐としたエサ争奪戦に加われません。水中に散らばる糸ミミズの破片にさえ、口を開こうとしないのです。
仕方がないので、エンチビを移籍させました。
移籍先は、リセット予定の嫁の水槽です。
5つめの水槽(60センチ水槽)ができあがってから、4つめの水槽(22センチ水槽)に移す予定でしたが、待ってられません。放っておいたら、どんどん衰弱していってしまいます。
ミッキーマウスプラティ夫妻とブラックモーリーは、エンチビを優しく迎え入れてくれました。
ちいさなエンチビは、プラティやブラックモーリーと一緒にいても違和感ありません。
仲良くしてくれたらいいな。
眺めていると、喧嘩するようなことはなさそうでした。エンチビは、のんびりとたゆたっていました。
ていうか、ミッキーマウスプラティはエンチビなんかどうでもよくてサカってました。びゅんびゅん泳ぎまくってました。「アタイが欲しければこの速度についてきな!」「ヘッ! 女になんか負けるかよっ!」「そうかしら? ついていらっしゃい! これがアタイの本気の速度よ!」「な、なにィ!? き、消えたァ!? ……だが、そこだァ!」「キャァ! ……ふふ。さすがアタイが認めた男ね」「ヘッ! そろそろ観念しな!」「イヤよ! ウフフ!」「チッ! こぉ?いつぅ?!」みたいな。
一方その頃、3つめの水槽では。
ベックホルディがサカってました。
卵を生んでたかも知れない。
そしてエンゼルフィッシュのお腹に格納されたかも知れない。
偶然残った卵から救世主が生まれるかも知れない。
そんなことないかも知れない。
いい感じです
2009年12月6日 日曜日
週末は、嫁がプロデュースする5つめの水槽(60センチ)のレイアウト作成を手伝ってました。
流木を2つ追加し、溶岩石も入れ、散らばってた水草をある程度配置しました。まだ仮組み状態です。
しかし、テラリウム水槽としては水位が高すぎです。
それは、水換えのときに嫁に逆らって水を多く入れちゃったからです。
どーして、もサカナのことを第一に考えてしまいます。水量が多いとサカナが自由に泳げるし、いっぱい入れられるし、水が安定します。
いい感じです。
でも、スネールが繁殖しちゃってました。ちっさい赤ちゃんスネールをもう10匹くらい潰してると思います。キャベツ投下するか夜中に懐中電灯当てるかするしかないと思います。
底面フィルターには、ハイドロテラリウム専用分水器(8つのパイプを刺せるアダプタ)をくっつけました。
分水器はもともとテトラ ニューブリラントフィルターの先端パイプにシリコーンでくっつけてたのですが、実際に水作のエアーポンプ水心 SSPP-3Sをつないで動かしてみたら、ちょろちょろーっとしか水が出なかったので、入れ替えました。
ていうか、もしやと思って当てはめてみたらニューブリラントフィルターの先端パイプがプロジェクトフィルターのパイプにジャストフィットしてくれたのです。なんという行幸! 外側じゃなくて内側にですけど。
いい感じです。
でも、ニューブリラントフィルターの先端パイプがなくなっちゃったので、エアリフトされた水がパイプから垂れ流しな水面エアレーションです。CO2どーしよう。
そして本日、トロピランドで水草を買ってきて追加しました。
これでもかッ! ていうくらいの水草量です。水草屋さん状態です。
しかもまた流木を2つ買ってきてさっそくアク抜き中です。
あと、ソイルがアンモニアをものすごい勢いで吐き出してるので、キョーリンの即効性アンモニア吸着濾材ゼオパックを真ん中に突っ込んであります。上部フィルター用のものなので意味あるのかわかりませんが、たぶん原材料はゼオライトなのである程度効果あると思います。
すさまじいくらいお金かかってます。
いい感じです。
でも、いつ完成するかわかりません。