2008年5月 のアーカイブ

無理矢理ロックで吹き飛ばす

2008年5月14日 水曜日
この記事の所要時間: 約 1分1秒

「スクール・オブ・ロック」を観ました。レンタルDVDで。
 ロックに命を賭けるメタボで暑苦しい30代のダメ男が、ルームメイトの友人になりすまして小学校の代用教員になり、子どもたちにロックを教えロックを説きロックさせてロックするというロックなお話。ロケンロー。



 まーとにかくジャック・ブラックが画面狭しと暴れまくるというかシャウトしてギター掻き鳴らしまくる愉快な映画でした。彼は、存在だけで楽しくなれるという、希有な役者オーラを持っています。
 ストーリー的には、非常にぬるいです。
 普通、次々と難関が現れ、それを段階的にクリアしていくことで信頼関係を築き上げたり技術が向上したりして、話が進むものですが、この映画はそうじゃありません。それほど障壁もなく巧く行き、最後にまとめてどばっと難題が噴出してきます。
 そして、問題はすべて無理矢理ロックで吹き飛ばすという力業。
 あまりにも巧く行き過ぎてて、少々カタルシスに欠ける感じではありますけど、おバカ映画なので全然OKだと思います。
 腹を抱えて大笑いする系ではなく、クスリと笑う系でした。洋楽好きだと、よりいっそうニヤニヤできます。
 面白かったです。

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イチローみたいだった

2008年5月13日 火曜日
この記事の所要時間: 約 1分14秒

「墨攻」を観ました。レンタルDVDで。原作は、酒見賢一の歴史小説。マンガ版は全11巻。
 紀元前4世紀の中国戦国時代。趙は十万の大軍を率いて燕へ侵攻する途中、小国の梁を攻め込もうとしていた。梁は、武装防御集団である墨家に救援を頼むが、やってきたのはたったひとりの男だった。
 十万人対ひとりの戦いが、今始まる。



 墨子とか墨家にはあんまし触れてないのは、話を難しくしたいためには良い判断だと思います。”博愛主義の武装防御集団・墨家”でいいと思います。わかりやすい。
 とにかくアンディ・ラウがカッコよかったです。存在自体が絵になる男。イチローみたいだった。
 でも、戦略的には、どーなんでしょ。数千人しかいない城に、十万人の軍勢が太刀打ちできないとゆーのが売りなんですが、あの映像だとあんまし説得力ないような気がしました。迫力はありましたけど。
 十万人は退けることはできても、たったひとりの愛する女性を救うことはできなかった。定石です。救った国に裏切られちゃうのも定番。そして男は去る。このカッコ良さも鉄板。男気に溢れる作品です。
 こーゆー中国の歴史映画を観てると、コーエーの歴史シミュレーションゲーム「三國志」がやりたくてウズウズしてまいります。もう新作でないのかなー。「三國志11 with パワーアップキット」でもやろう。
 あと、よく考えたら日本人が原作の中国映画でした。なんてグローバルな映画。
 面白かったです。

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ストライクフリーダムガンダム

2008年5月12日 月曜日
この記事の所要時間: 約 1分45秒

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」を観まくってます。
 現在28話。キラがしゃしゃり出てきて、主人公の座を奪取しようとしているところです。オープニングはもう既にキラ仕様です。すげー乗っ取り具合。さすがキラ。ハンパじゃない。
 というわけで、MGのフリーダムガンダムを買ってしまいましたゼッ!
 我ながら笑っちゃうくらいのハマりっぷりです。

 フリーダムガンダムといっても、MGだとストライクフリーダムガンダムとかフルバーストモードとかエクストラフィニッシュバージョンとかいろいろあって、わけわかめだったんですが、ちゃんとした「機動戦士ガンダムSEED」のフリーダムガンダムがありました。
 やっぱストライクフリーダムガンダムよりも、フリーダムガンダムです。だって、ストライクフリーダムガンダムは、まだ出てきてません。
 ですが、どーにもフリーダムガンダムってカッコ悪い。
 プラモのことです。
 アニメで動いてるの観ると、キラの強さも相俟って、とてつもなくカッコイイ! んですが、プラモを見るとカッコ悪い。なにが悪いんだかよくわからないんですが、カッコ悪い。スカートのせいで脚が短く見えるせいかな? 色味かな? 恰幅が良いせいかな? なんにせよ、カッコ悪く見える。
 いやきっと気のせい違いない、きっと実際に作ってみたらカッコよくなるに違いない。そう信じて買いました。
 秋葉原のヨドバシカメラでゲットしました。さすが秋葉原だぜ! とか思ったんですが、吉祥寺のヨドバシにもありました。あれー?
 
 実は昨日から作り始めて、まだ途中です。上半身だけできました。
フリーダム
 ――そして。

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これがアメリカか

2008年5月11日 日曜日
この記事の所要時間: 約 1分35秒

「フライトプラン」をレンタルDVDで観ました。ジョディ・フォスター主演。
 飛行機の中で、一緒にいたはずの娘が消えた。それなのに、乗客や添乗員は誰も全員信じてくれない。妄想だと疑われる。だけど、娘は絶対に一緒に乗っていたはず!



 序盤からジョディ・フォスターの態度が異様にアヤシイというかイカレ気味というか狂気じみて変なので、彼女の妄想だという線がとても濃くなり、いくらなんでもそのまんまはないだろうと思いつつも、いやもしかしてやっぱ彼女の妄想だったのでは? だけどそれだとなにも面白くないじゃん。えーじゃあなにがどうなってんの!? なんて困惑しちゃうくらいの演出はすごかったです。騙されるところだった。ジョディ・フォスターもすごい演技力。
 けれど、若干肩すかし的なオチなような気がしました。ミスリード自体は巧かったんですが。
 大金を得るためにハイジャックするために客室乗務員と遺体管理を仲間にし棺桶に爆弾をしかけるために飛行機に詳しい女性の夫を自殺にみせかけて殺した、ってゆーのはどーかと。
 ハイジャックも、主人公が娘とずーっと一緒にくっついてたら成立しない。よしんば拉致に成功しても、着陸まで主人公が我慢してても成立しない。主人公の精神が不安定なのを利用した、っていうんだろうけど、棺桶に爆弾仕掛けて乗客名簿から娘の名を抹消したり娘を死んでると偽造することに比べると、どーにも浅はか過ぎるよーな。
 でも、犯人のいちばんの失策は、ジョディ・フォスターが強過ぎたことでした。スーパーモンスターペアレントといっても過言じゃない。
 あと、ラストで犯人ごと飛行機の頭を爆発させるのは、いかがなもんかと。犯罪者は殺してもいいんでしょうか。これがアメリカか。いくらなんでも過剰防衛では。
 巧い映画でしたが、スッキリしませんでした。アラブ人に結局謝らなかったし。
 面白かったです。

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悪趣味なミチミチ音

2008年5月9日 金曜日
この記事の所要時間: 約 1分27秒

「ソウ4」をレンタルDVDで観ました。
 もうなんていうか、序盤から悪趣味なミチミチ音でグロいです。残虐非道な描写が、いいかげん飽きてくるほど続きます。そういう意味では、安定しているという感じのこのシリーズ。まさかこんなに続くとは思いませんでした。



 というわけで、感想はネタバレ全開です。

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あえてエールストライクガンダム

2008年5月8日 木曜日
この記事の所要時間: 約 2分22秒

 すんごい久しぶりにガンプラのMGを買いました。
 初代MGのガンダムとシャー専用ザクを買って以来です。

ストライクガンダム
 かっこえええええええええ!!

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「ソーマブリンガー」をプレイ中です

2008年5月2日 金曜日
この記事の所要時間: 約 2分29秒

 任天堂のニンテンドーDSソフト「ソーマブリンガー」をプレイ中です。
 実はつい最近まで「ルーンファクトリー2」をやってたんですけど、3ヶ月近くもずーっと同じことやってるのにいいかげん飽きたというかイヤんなっちゃったんで、買いました。
 Amazonで評判よさげだなーと思ってこれを選んだんですが、当たりでした。すごい面白い。
 アクションRPGとはいえ、オンラインRPGのラグナロクとかディアブロみたいな感じで、敵に近づいて攻撃ボタン(ボタン4つに技をセット)を連打する程度のアクションだから、スーパーマリオのステージ1-1がクリアできなくても問題ありません。

 任天堂のゲームらしく、キャラクターデザインは微妙に耽美系から外れてます。チームのリーダーがセフィロスかと思ったら、すごく頼れるリーダー的存在でした(誰かで例えようと思ったんですが、彼ほど裏のないリーダーっぽいリーダーっていませんね最近の作品だと)。
 ストーリーは、謎が良い感じに牽引力になってて先が気になります。常にチーム全員一緒に行動している(操作キャラクターを選べるため)という仕様上、少々強引なとこがありますけど、面白いので気になりません。
 BGMは、とてもいい感じです。
 選んだ職業によって装備できる武器とかある程度決まってますが、とにかく敵を倒すと宝箱が出まくりで武器集め防具集めが楽しいです。ダンジョンのいたるところにも宝箱は落ちてます。レアな武具もあるので、飢えたオオカミのような顔で敵に敵にガブリです。
 セーブは、いつでもどこでもできるので(さすがに戦闘中だと殴られてるのでできない)、とても便利です。
 操作感は、全体的にキビキビしててストレスを感じません。勢いつきすぎると必要なアイテムまで売ってしまうくらいです。
 特徴的だなと思ったのは、電源を切らない限り敵が復活しない、ってとこです。逆をいえば、ダンジョンの攻略途中で電源を切ると、ダンジョン内のすべての敵が復活しちゃう(スリープモードなら大丈夫)。これを利用して、中ボス倒してタイトル画面に戻ってスタートしてまた中ボス倒して以下ループ、っていう経験値稼ぎが可能です。
 ちなみにマルチプレイもできます。一緒にストーリーを進めることができるみたいです。アイテムの交換とかもできて、楽しそう。

 あとですね、プレイしててふと気づいことがあるんです。
 この感覚。
 この既視感。
 このゲーム、むやみやたらとダンジョンが広いんです。ココ必要ないじゃん、っていう広大な区域もあります。サブクエストで行くことになるダンジョンまで行くと、とにかくもう広すぎでまいっちゃいます。とにかく広い。広すぎる。
 そして、勝手に戦闘してくれるお供を2人連れて歩けるんです。
 そう、これは――
 あの闇に隠れた名作であり、伝説のレジェンドサーガ的なRPG、「ミネルバトンサーガ」に似ているような気がします!

 いいえ。違います。マゾじゃないです。



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