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イヤラシくて困ります

2007年6月22日 金曜日
この記事の所要時間: 約 1分35秒

 ショパンの夢は続いています。
 相変わらず、ショパンとポルカの電波受信具合が壮絶を極めています。
 電波ゆんゆんです。
 会話を聞いてると、つじつまが合わないとか、同じことを繰り返してるとか、意味がわからないとか、そういうレベルじゃありません。
 彼らの言葉は毒電波です。
 聞いてるだけで気が狂いそうになります。
 
 ダンジョンの設計がイヤラシくて困ります。
 同じところを何度も何度も通らなくちゃいけないなんて、どんな拷問でしょう。何度も何度も同じ敵と戦わなくちゃいけない。しかも苦労してやっと辿り着いた先にあったアイテムが、ねずみのメトロノーム。FF的にいうと、スローの効果がある使い捨てアイテムですよ。こんなんいらんわい。久しぶりに、コントローラーぶん投げるところでした。
 外に出ちゃったら二度と戻れないのに、かなり先にいかないと、外に出る道なのか宝が置いてある道なのかわからない、というのも嫌です。
 あと、けっこー隠し要素があって困ります。
 ふつーの通路を探すとボス戦になったんですが、見逃しました。つか、ふつーの通路の途中でボスが出るなんて思わないじゃないですか。二度と戻れないので、連続イベントだったんですけど、頓挫しちゃいました。
 それに、ストーリー的にはダンジョンに進まないといけないのに、いったん外に出るとイベントがあるとか、かなりむちゃくちゃです。

 というわけで、ありとあらゆる意味で毒電波率が高いゲームです。
 有名音楽家を題材としているくせに、ずいぶんな不協和音を奏でまくってます。チューニング狂いまくりの楽器ばかりで、声はみんな音痴です。ボエー。
 まるでうちの会社みたいなゲームです。

 もう、心のよりどころはビートくんしかいません。
 ビートくん萌え。
 ビートくんのためなら死ねる!
 ああ、早くビートくんに逢いたい!

 頑張ります。

クリアしました

2007年6月20日 水曜日
この記事の所要時間: 約 4分30秒

「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」をクリアしました。
 実は、通勤時間にちまちま続けていたんです。
 完全に、電車内だけでクリアしました。自宅では、一切プレイしておりません。
 いやあ、久しぶりにゲームをクリアしました。
 残念ながら、達成率は98%でした。
 ミッションを1個だけ見逃してたみたいです。
 隠しエンディングが観れませんでした。あと1個だったのに。1個だけなのに。1個のみ。どこで見逃したんだろう。1個。悲しい。ガッデム。ビッチ。シット。うわーん。

 さて。
 せっかくなので、簡単にストーリーをご紹介しましょう。
 まず、甲冑を鳴らしながら、ラオウが出て参りました。
 ラオウですラオウ。
 魔闘気をまとい、「うぬう!」とかいってます。圧倒的な存在感と、パワー。どこからどう見ても、筋肉マッチョの大男です。経絡秘孔を指先で突くよりも、拳で殴った方が遙かに威力が高そうな、あのラオウにそっくりな奴です。もちろん、敵です。
 ラオウなので、やってることが常軌を逸しています。
 まず、手に入れた魔の力を使い、戦争で死んだ恋人を生き返らせました。でも、「うぬう! こんなもの、我が愛する人間ではないわ! この失敗作が!」などと暴言を吐き、せっかく生き返った恋人を、パンチで天空の彼方までぶっ飛ばします。猛烈に暴力的です。
 しかし、「うぬう! やはり、この手で息の根を止めねば気が済まん!」などと突如ブチ切れ、浮遊大陸まで追いかけます。そこで主人公のヴァン一行と出会うと、「気が変わったわ。こうしてくれる!」などと叫び、恋人を召喚獣のオーディンに変化させ、ヴァン一行にけしかけます。そして、自分は高笑いを残して退場するという、強烈な傲慢さ。
 けれど、ラオウは女の子だったのです。
 ラオウ子だったのです。
 仲間の口から「彼女は」「彼女が」という台詞が出てきても、まさかな、そんなことないよな、だってどこからどう見ても巨漢だし、言動がラオウだもんな、と疑っていましたけど、やっぱり女の子だったのです。
 凄まじい脳内イメージができあがりました。
 ラオウ子。
 しかも、ファザコンでした。母子家庭で育った彼女は、年上のおっさんに、ころっと騙されてしまったのです。
 更に、鎧を脱いだらウサギ耳までついてました。
 涙出ました。

 ずっとラオウ子のエピソードが続いてましたが、後半から、「ファイナルファンタジー」らしくなってまいります。
 神様です。
 地上にいたけどいじめられて浮遊大陸に行った神様が、今更地上を滅ぼそうと思いついて、出てきてたみたいです。
 全部、神様が悪かったのです。ラオウ子をたぶらかしたのも、この神様だったのです。
 だから、神様を倒すのです。
 宇宙空間だか次元の狭間だか知らないけど、「ファイナルファンタジー」っぽい空間にある神様の城に、ヴァンたちは乗り込みます。
 最後の戦闘。
 神様は、ヴァンたち9人にボコボコにされます。
 絶望にうちひしがれ、孤独で鬱でどうしようもない神様に対して、ヴァンたちは「オレたちには仲間がいるぜ!」「すっげー今楽しい!」「毎日が楽しい!」「友達ってサイコー!」「僕たちってば仲良し!」「喧嘩もするけど、すぐ仲直り!」「笑っちゃうぜあはははは!」「悲しいことがあっても慰めてもらえる!」「今すっげー楽しい!」「今すっげー幸せ!」なんて口々に叫びます。満面の笑顔で。
 力と、言葉の暴力。
 いろんな意味で、窮地の神様。
 神様は、神様なので、死にません。いくら殴られても、斬られても、死にません。地面にはいつくばった神様は、いつまでも、いつまでも、笑顔で幸せを叫ぶヴァンたちに、ボコボコにされ続けます。
 心身共に、壮絶なダメージを受ける神様。
 殴り疲れたヴァンたちが休息を取ると、神様は立ち上がります。この隙にと、なにかわかった風なことを言い残し、泣きながら去っていくズタボロの神様。
 はっきりいいまして、いじめです。
 肉体と心を攻める、陰湿ないじめです。
 神様を、徹底的に、完膚無きまでいじめ抜くだなんて、ヴァンたちはスゴイ。
 神様は、もう二度と立ち直れないでしょう。
 めでたしめでたし。

 ていうか、ストーリーの細かいところは、よくわかりませんでした。
 クリアしてみても、わけわかめでした。
 ですが、気になりませんでした。
 細かいことなんか、どーでもいいんです。
 プレイヤーじゃなくて、キャラクターたちがストーリーをわかっていればいいんです。
 キャラクターの感情に、共感できればいいんです。
 よくわからない情報も、キャラクターたちがわかっていて、考え、悩み、その結果「頑張るぞ!」「敵を倒すぞ!」「取り戻すんだ!」って感じに燃えていただければ、プレイヤーであるこっちも燃えます。段階を踏み、「世界を救うんだ!」「神様を倒すんだ!」と、徐々に話がでかくなれば、どんどん燃えてくるってもんです。
 そーゆーもんです。

 というわけで、面白かったです。
「ファイナルファンタジー」を、たっぷりと堪能しました。
 このゲームは、間違いなく「ファイナルファンタジー」でした。
 グラフィックスも美麗だし(ニンテンドーDSにしては)、音楽もいいし、ストーリーも神様でした。
 戦闘は、最後までぐだぐだでしたけど。

 でも、ムービーのときのパンネロのズボン、下がりすぎだと思います。

台詞全部間違ってます

2007年6月18日 月曜日
この記事の所要時間: 約 1分32秒

 ショパンはまだ夢を見ています。
 具体的にいうと、13時間くらい経過しました。
 13時間のうち、5時間くらいは、夢どころか熟睡していたような気もします。
 まだまだ夢の先は長そうです。
 夢の中の少年少女たちのレベルは、21くらいです。わりと平均的に育てています。
 そして。
 ショパン39歳。
 仲間に8歳の少年と8歳の少女がいることに気づきました。
 夢なのか現実なのか悩むショパン。これが夢だったとしたら、実はショタでロリだったという救いようのない結論に。苦悩の挙げ句、危ういところで脳内スルーしたみたいです。
 つか、こんな唐突なイベントいりません。

 トラスティベルは、ショパンの夢です。
 つじつまが合わなくても、意味不明でも、会話が噛み合ってなくても、ご都合主義でも、強引でも、理由がなくても、破綻してても、間が悪くても、動きが不気味でも、主人公が不在でも、夢なので仕方がありません。
 同じ場所を何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も通らなくてはいけないのも、夢ならでは。
 毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回毎回同じ敵しか出てこないのも、夢だから。
 眠くなるのも、夢なので当たり前です。

 キャラクターは、むちゃくちゃ可愛いです。
 グラフィックスは、とっても美麗です。
 音楽も、素晴らしいみたいです。
 うーん。
 ごめんなさい。お勧めできません、コレ。
 ストーリーに吸引力があまりないような気がします。この先どうなるんだろう、っていう期待感がなくて、わくわくしません。敵の種類が少な過ぎて、戦闘も飽き飽きします。
 いや、夢とか謎とかじゃなくて。
 たぶん、台詞全部間違ってます。
 苦笑や冷笑じゃ収まりきれず、思わず頭抱えて呻いてしまいました。5万円もしたのに。

 ほんと、ごめんなさい。

犯罪者が出てきます

2007年6月16日 土曜日
この記事の所要時間: 約 2分22秒

 ショパンの夢が始まりました。
 美麗な夢です。
 究極的に美しいです。
 次世代の夢です。
 久しぶりに、胸躍る大作RPGです。20時間で終わるらしいですが。
 コントローラーを握ると、ストレスがみるみる減っていくのがわかります。携帯ゲーム機じゃ味わえない高揚感が、据え置きゲーム機にはあります。
 けれど、いくらなんでも投身自殺しながらエアーキッスはないと思います。
 森本レオの語りは、異様に長かったです。ここでいい雰囲気になっちゃって、思わず寝ちゃうひともいるんじゃないでしょうか。
 ちょっと心配です。

 キャラクターはみんな可愛いのですが、演技が気になります。ぶっちゃけ、3DCGの演技が下手です。間が悪いというか、動きが不自然というか、ぎこちなさが目立ちます。声はしっかりしているので、余計にギャップが際立ちます。ちゃんと演技指導してもらいたかったです。
 カット割りも、違和感を覚えました。ここでこのカット? っていう箇所が、序盤からかなりあります。
 ちょっと心配です。

 そして、地味です。
 どれくらい地味かといいますと、旅の目的が地味です。

  ●女の子 → 村の特産品を高く買ってもらえるように、領主様のところへ嘆願しに行く。
  ●男の子 → 町の税金を安くしてもらえるように、領主様のところへ嘆願しに行く。

 ある意味リアルなんですけど、どーなんでしょう、コレ。
 まったくわくわくしません。
 ちょっと心配です。

 あと、犯罪者が出てきます。
 パン屋からパンを盗む常習犯、ってレベルじゃないです。
 ゲームをお持ちの方は、ステータス画面を確認してみてください。
 はい。
 39歳の男がいますね。
「これは僕の夢の中の世界なのさ」などと出会い頭にいきなり発言して、女の子をどん引きさせた男です。
 今度は、彼と一緒に旅立つことになる女の子の年齢を、ステータス画面で確認してみてください。
 はい。
 14歳です。
 39歳のおっさんが、14歳の女の子と、旅をするのです。
 いい訳なんてできません。少なくとも東京都では、間違いなく犯罪行為です。
 R指定じゃなくていいんでしょうか、このゲーム。
 ちょっと心配です。


 ゲーム自体は、とても面白いです。
 アクションを巧くやってるように思わせる疑似アクションの戦闘システムは、秀逸です。光と影のシステムも面白いです。それに気づかず、1回全滅してしまったくらいです。
 ロード時間がほとんど皆無、というのは驚愕しました。だてにアクセス音がうるさいわけじゃありません。待たされるのは、セーブのときだけです。
 本体を買ってでも、プレイする価値のあるゲームだと思います。

 ちなみに、我が家ではショパンのことをチョピンと呼びます。ノックチューンです。
 ちょっと心配です。

待ちに待った、この時

2007年6月15日 金曜日
この記事の所要時間: 約 6分36秒

 親しくしているFD君からレポートがきたので、載せようと思います。
 FD君、お疲れ!


 2007年6月14日。
 朝。
 電車の中で嫁と別れると、僕はいつもの駅では降車せず、そのままJR新宿駅に向かった。
 久しぶりの、高揚感。会社へは、遅刻のメールを出してある。ネットで下調べも済んでいる。準備は万全だ。
 9時10分。
 JR新宿駅到着。
 西口を出て、地下通路を進む。自然に、足が速くなる。
 焦っていた。行列ができていたら。そう思うと、いてもたってもいられない。会社の帰りに寄るという策も考えられたのだが、売り切れが不安だった。できる限り、確実にしたい。
 ビックカメラ西口店へ到着。
 さっと、辺りを見回す。
 僕は――苦笑いをこぼす。そう。行列など、あるわけもなし。
 開店まで、50分ある。胸をなで下ろした僕は、「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」をプレイしながら、油断なく辺りの様子を窺う。
 それらしき若者を、1名発見。そうだろう。僕だけじゃない。ひと知れず、ほくそ笑む。
 気づくと、開店1分前。「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」に集中し過ぎたようだ。
 自動ドアの前には、いつのまにか数人。僕も、開店を待つ集団の中に混ざる。
 周りに――それらしきひとの息づかい。
 2?3名、いる。
 いつの間に。
 負けられない。そう、思う。
 自動ドアが、開いた。
 店員の「いらっしゃいませー」の声に、僕らは何故か頭を下げる。
 早足で、エスカレーターへ。
 僕の前に、若者が1名。こいつ、なかなか速い。しかし2位につけていれば、隙が見えるだろう。いつでも抜ける。
 ――しかし。
 前方から、それらしきひとたちが数名、なだれ込んできた。
 迂闊だった。他の入り口の方が、エスカレーターに近い。僕の広い額に、汗が流れる。
 全員素知らぬ顔をしているが、わかる。目の輝きが、違う。平静を装うその表情とは裏腹に、彼らの胸の奥では熱いものがみなぎっている。
 もちろん――僕も同じだ。
 4位というポジションで、僕はエスカレーターを歩く。それらしきひとたちも、油断なくエスカレーターを歩いている。走り出しこそしないが、みんな鼻息は荒い。まるで鼻息を使って、速度を増しているかのようだ。
 前を行く1名が、PC売り場に入った。気恥ずかしくなったのだろうか。愚かな。僕は冷笑を浮かべた。
 前を行く1名が、途中の階で困惑した表情を浮かべ、足を止めた。これもまた、愚かな。ビックカメラ新宿西口店が初めてなのだろう。売り場がわからない、何階なんだろう、といった顔をしている。悪いが、無視させていただく。同情はしない。
 ポジションを2位に上げた僕は、1位の奴と肩を並べるように――ゲーム売り場に突入した。
 それは、目の前に陳列されていた。
 一番目立つ位置だ。
 緑色の、ファンタジー。
 ――「トラスティベル ?ショパンの夢?」
 僕は、立ち止まる。
 それらしきひとたちは、我先にと、パッケージを手にレジへ向かう。わくわくしているのが、平静を装うその口元から見て取れる。
 けれど、僕は立ち止まる。
 すでに、決めていた。十分、考えていた。それなのに――「Xbox 360 コアシステム トラスティベル ?ショパンの夢? プレミアムパック」を買うか、ソフト単品と「Xbox 360通常版」を買うか、迷っている。
「Xbox 360通常版」を買うべきなのだ。D端子 HD AVケーブルが付いてるし、20GBのハードディスクも付いている。それに、プレミアムパックに付属の「Xbox 360コアシステム」は、DVDドライブの質が悪いらしい。通常版を選ぶべきだ。
 だが、悩む。
 僕は、悩んでしまう。
 何故なら、プレミアムパックには、なんと初回購入特典として、目覚まし時計とフェイスプレートが付くという。
 売り場にくるまで、知らなかった。
 衝撃の事実だ。
 これは、――欲しい。
 僕は、うろうろと売り場を徘徊し、苦悩悶絶した。冷静になるんだ、通常版の方がいいに決まっている。そう自分に言い聞かせようとしても、目覚まし時計の誘惑に負けそうになる。そんなものいらない。時計なら、間に合っている。だが、限定品だ。フェイスプレートだってついてるよ。初回特典は、なにごとにも代え難いじゃないか。しかし、DVDドライブが。ハードディスクが。ああ、どうしよう。
 ――決断。
 僕は、断腸の思いでプレミアムパックを手に取った。
 初回購入特典の魅力に負けたのだ。初回購入特典にはかなわない。無理だ。勝てっこない。
 半笑いで、周辺機器のワイヤレスLANアダプターとD端子 HD AVケーブルを手に取り、レジへ。ハードディスクを買うか、メモリーユニットを買うかでまた悩むが、結局メモリーユニット(512MB)を選択した。512MBは最近出たばかりだし、おまけでゲームも付いているというから、魅力的なのだ。ハードディスクは、いずれ必要になったら、120GBの奴を買うつもりだ。
 購入完了。
 Xbox 360本体に3年間保証をつけて、47,800円。
 5万円以内に収まった。いい選択、いい買い物をした。充実感、満足感に満たされる。
 だが――重い。
 予想以上に、必要以上に、重い。知ってはいたけど、ここまで重いとは。
 いや、どうってことない。僕の足は浮き足立っていた。つまり、浮いていたのだ。これくらいの重さ、なんてことない。
 鼻歌を唄う勢いで、JR新宿駅に向う。キオスクでVC3000のど飴を買い、小銭を作る。中央線で、JR東京駅へ。
 JR東京駅に到着。コインロッカーを探す。何故なら、こんなにもデカく、しかもビックカメラと書かれた紙袋を抱えたまま、仕事場へなんて行けないからだ。遅刻の理由も悟られてしまう。いくらなんでも、恥ずかし過ぎる。
 だから、コインロッカーだ。東京駅なら、いくらでもある。
 僕は、度肝を抜かれた。なんと、最近のコインロッカーは、Suicaが使えたのだ。小銭を用意することなんかなかったのだ。軽くカルチャーショックを受けながら、荷物を突っ込む。
 あとは、定時で会社を出て、急いで家に帰るだけだ。19時には、始められるだろう。
 僕は、満足げに息を吐き出す。
 準備は整った。
 ――だが。
 残業。
 そして雨。
 現実は無慈悲だ。
 朝、買いにいってよかった。それだけは、幸運だった。
 時計は21時。僕は雨の中を、重い荷物を抱え、家に向かっていた。これしきのことで負けるものか、と思いながら。
 帰宅後、いよいよ開封。
 待ちに待った、この時だ。
 でかい電源アダプターに、嫁が笑う。
 設定を済ませ、DVDドライブを開く。ネットで調べていたので、形状を見るだけでわかるのだが、DVDドライブは――ハズレだった。東芝サムソン製だ。音が大きく、ソフトに傷が付きやすいという。ネットの情報によると、「トラスティベル ?ショパンの夢? プレミアムパック」では、半々の確率で、通常版と同じ日立製らしいのだが、残念ながら僕のXboxは違っていた。期待していただけに、悔しい。
 悔しさのあまり、嫁に「このDVDドライブ、ゲームの音が聞こえないくらいうるさいらしいよー」などと軽口を叩いたのだが、本当にそうだとは思わなかった。本体のファンの音だけでもそれなりにうるさかったのに、DVDドライブが動き出すと、凄まじい騒音だ。テレビのボリュームを上げざるを得ない。
 しかも――ワイヤレスLANアダプターが初期不良だ。ランプが何度か点滅して、消える。本体がアダプターを認識しない。
 まったく、せちがらい世の中である。
 だが、美しい。
 HDTVで見る画面は、素晴らしく美しい。
 僕は、うっとりとした。次世代機は、伊達じゃない。
 ――買ってよかった。
 本気でそう思えた瞬間だった。

Xbox 360



 でも、「エアーキッス」はないと思います。

悩んでなんかいませんよ

2007年6月8日 金曜日
この記事の所要時間: 約 1分2秒

 いえ、別に悩んでなんかいませんよ。


単体が一番かな。予約特典とかあるし。だとすると、フルセットのを買う必要が出てくる。

セットも魅力あるなあ。セーブできないけど。


やっぱフルセットだよ。HDついてるし。

ワイヤレスLANは必須だと思います。

セットの場合。メモリーカード買うくらいなら、容量少なくてもHDを!

でも安いねメモリーカード。セーブするだけならこっちでいいかな。

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最安値でも、そんなに劇的に安くはないなあ。

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こっちの最安値も、そんなでもない。


ううむ。

うむう。

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うーん。

 いえ、別に悩んでなんかいませんよ。

パンネロちゃん萌えです

2007年5月18日 金曜日
この記事の所要時間: 約 2分39秒

 実は「ファイナルファンタジーXIIレヴァナント・ウイング」をプレイ中です。
 ニンテンドーDS Liteでやってます。
 わりと発売日直後に買いました。現在、第5章に入ったところです。LVは32くらいです。
 面白いです。
「ファイナルファンタジーXII」の主人公だったのに全然ストーリーに関係なかったヴァンが、今度こそ主人公になってます。
 パンネロちゃん萌えです。
 ノスタルジーを感じるくらい、パンネロちゃんに萌えます。昔のアニメとかマンガに、こーゆーヒロイン、けっこーいたような気がします。
 ちなみにパンネロの衣装って、「ファイナルファンタジーXII」のエンディングに近い物になっています。
 まあ、「ファイナルファンタジーXII」は1秒もプレイしてないんですが。
 でもこのゲームには、「ファイナルファンタジーXII」のメインスタッフがほとんど参加してないみたいなので、大丈夫です。
 Amazoneのレビューから寸評を得ると、
 ・「FF12」のエンディングでの出来事が絡んでくるので「FF12」プレイしていた方がいいっぽ
 ・ラスボスまでゴリ押しでいける
 ・全員選択→目標めがけ突撃なので、戦略性は無に等しい
 ・一回一回の指示が重要なのに、味方にひっかかる事が多くて指示回数が無駄に増える
 とのことです。
 実際、指示出したのに他のキャラクター(というか召喚獣の群れ)に引っかかって身動きとれず気づいたらひとり突っ込んでた仲間が死んでいた、とか多発します。あちこち画面移動させながらプレイしてると、そうなりがちです。全員まとめて移動攻撃というなんの面白みもないゴリ押しをしてた方が被害が少なくて安全で最適です。
 キャラクターが小さすぎて、最初はなにがなんだかわかりませんでした。慣れてきても、キャラクターが集団でくっつくとタッチペンの反応が悪くなり、思うように指示がだせません。やっぱり全員選択全員移動全員攻撃が基本みたいです。深く考えちゃいけません。かしこく作戦とか立てると、逆に窮地に陥ります。
 つか、もともと高い敷居を取り払った初心者向けのFF作品として企画されていたみたいです。
 なので、なんも考えないでプレイしていいんです。
 パンネロちゃんに萌えていればいいのです。
 とはいえ、携帯ゲームとしては致命的なんですが、「ちゅうだん」ができません。本当です。メニューには、やり直すとか、諦めるとかしかありません。中断したかったら、画面を閉じてスリープモードにするしかありません。実は今もその状態です。バッテリがいつ切れるかと、びくびくしています。もうちょっとでクリアなのに。
 それと、ムービーが美しいのはいいんですが、上画面と下画面で連結されてるので、上と下どっちを見たらいいのかわかりません。ていうか、なにがなんだかわかりません。このシステムは失敗だと思います。せっかくきれいなムービーなんだから、TV画面で見たかったです。
 なんかミッッション達成率100%にしないと、イベントつきの楽しそうなエンディングが見れないみたいです。
 えーと。
 面白いですよ?



 絶望的な世界は、子どもたちが救うもんです。

運命

2007年4月23日 月曜日
この記事の所要時間: 約 1分29秒

 ファミ通始まりました。
 ノートPCのバッテリが、5時間しかもたないことが判明しました。もっともつかと思っていたので、ガッカリです。
 シコシコを始める前に、クリアできるまで「上海」をやり続けるのが問題かも知れません。Windows Vista付属のゲームです。わりと美麗です。でも、平気で1時間近くプレイしてることもあったりしますけど、バッテリとは関係ありませんよね。
 ていうか、1日24時間のうち、10時間をファミレスで過ごすのは、我ながらどうかと思います。

「Fate/stay night [Realta Nua]」を購入しました。
 健全なPS2版です。もちろん、extra editionです。PSPで花札が遊べる方です。
 なんとうか、これはプレイしておかなくちゃいけないような気がしていました。あと、「ひぐらしのなく頃に」もプレイしとかなくちゃいけないような気がします。
 さて、「Fate/stay night」。
 まさか、こういうゲーム(ゲーム?)だとは思いませんでした。
 これが、今の流行なんですね。
 かなりの衝撃を受けました。カルチャーショックです。
 しかしながら、一番衝撃的だったのが、プレイを始めて数時間で、「売ろう!」「今のうちに中古屋に売っちゃおう!」「まだ高く買い取ってくれるよ!」とかいいながら、変なテンションになってた嫁が、ひとがファミ通している間にスッカリ豹変し、物凄いドハマリしてて、コントローラーを握り締めながら、「バッドエンディング面白い!」「PC版もやってみたい!」とかいっちゃってたことでした。
 しばらくプレイさせてくれそうもありません。
 仕方がないので、花札でもやろうと思います。
 花札のルールを調べるところから始めます。