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さらば! 猛き男、ストーンコールド! 前編

2009年5月22日 金曜日
この記事の所要時間: 約 8分15秒

 TRPGプレイ日記です。
 セッション第3回目は、Tiki邸で行いました。
 ベースは、あくまでも「シナリオ集1 ファーストプレイ」ですが、こっから、かなり外れます。
 実は、これまで明確にフェイズを区切ってませんでした。この回から、ちゃんと区切ることにしてます。今回予告は、しませんけど。
 今回のシナリオのタイトルは、『さらば! 猛き男、ストーンコールド!』です。
 いちおう、シナリオ的に、前半と後半に別れてます。

 プリプレイで、タケオンに設定を追加しました。
 有名な冒険者だった父親が、呪いの魔法具を身につけてしまい、魔人になっちゃったので、探してます。
 誰が呼んだか、その魔人の名は、ツヨイーザ。
 あと、右手の甲に、魔族が近づくと痛むという入れ墨が、施されています。


ギルド『花鳥風月
キャッチフレーズ「我々は花鳥風月! お金に困っている!」

チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル4
 プレイヤー:Tiki
 苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。
 父親が、反神聖帝国軍の隊長。軍資金を調達するために、冒険者となる。宝石魔人ジュエリーザの弱点を知っている。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル4
 プレイヤー:Kayata
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。とても運がいい。肩に、彼にしか見えない鳥を乗せている。
”久遠の森”の、封印守護の一族。何者かに、崖の上から突き落とされたが、運が良かったので生きている。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル4
 プレイヤー:Nyagon
 美少女にしか見えない謎の魔術師。とても金に飢えている。過去の記憶を失っている。
 魔術を使って、大暴れする夢を見る。過去の記憶が、ちょこっとだけ蘇ったもよう。
タケオン フィルボル 男性 【シーフ/サモナー】 レベル4
 プレイヤー:Takeon
 賢くて、マイペースで、ひとがいい。ダンジョンでの仕事はピカイチ。たまに、罠もかかってないのに爆発する。
 魔人になった父親を捜している。右手の甲に、魔族が近づくと痛むという入れ墨が施されている。
ストーンコールド ドゥアン(牙爪族) 男性 【ウォーリア/モンク】 レベル3
 プレイヤー:NPC
 ハゲ。貴族の生まれで、偉そう。マイペース。まるで役に立たない。


 オープニングフェイズ。
”水の街”クラン=ベルを目指して、街道を進む、”花鳥風月”の一行。
 隣には、商人の馬車。何故かストーンコールドが、馬車の中に入り、狼族の若者を慰めています。
 すると、街道の先で、冒険者の2人が、マンティコアに襲われているのを、発見します。
「我々は花鳥風月! お金に困っている!」馬で駆けつけたカヤタが、ババーン! と、叫びました。
「なにぃ!? お、追いはぎ!? 敵が増えた!?」襲われていた冒険者のひとりは、二丁拳銃です。
「いや、助太刀する!」カヤタは、刀を抜きます。
 チキ、タケオン、タルトも、援護に入りました。
 マンティコアを倒した頃に、やっと、ストーンコールドが到着します。
「フフフ。わしの手を煩わせるほどの敵ではなかったようだな」
 みんな無視しました。
 ここで、二丁拳銃の男が、チキを見て、驚きの声を出します。
「お嬢ちゃん!? こんなとこで、偶然ですねえ! 捜すとこだったんですよ!」
 彼は、チキのよく知ってるにーちゃんでした。具体的にいうと、父の部下でした。名前は、パーシリ。
 ちなみに、チキの父は、反神聖帝国軍のリーダーやってます。
「実は、隊長から、伝言を承ってるんです」パーシリは、いいました。「『軍資金はまだか』いやあ、子煩悩ですねえ、あのひと。あっはっは」
「……」チキは、ガックリと、うなだれました。
 わざわざ金を請求しに部下を寄越すとは、すばらしい親子愛です。
 ちなみに、他のギルドメンバーには、神殿から報酬の前金が支払われてますが、チキは神殿に属するアコライトなので、もらってません。月給制です。
「ええっ!? まるで稼いでないんすか!? なんのために冒険者になったんですか。しゃーないなあ。んじゃまあ、軍資金できるまで、一緒にいますから」パーシリは、ニヤリと笑います。
「……」
 ちなみに、チキには、金難の相が出まくってます。
 パーシリと一緒にいたのは、暗いアコライトの女性でした。名前は、レネ。パーシリが、街で引っかけてきたみたいです。
 チキたちは、パーシリとレネを加え、クラン=ベルに向かいます。

”花鳥風月”たち一行は、”水の街”クラン=ベルへ到着しました。
 大きな川のそばにあり、街の縦横に水路が走る、珍しい街です。
 ここで、商人たちと別れます。
 パーシリとも、別れます。
「お嬢ちゃん。軍資金できたら、教えてください。つか、逃げないでくださいよ」パーシリは、レネとふたりで、高級ホテルに向かいました。酷い野郎です。
 チキたちは、ゴンドラに乗り、水路で神殿を目指します。
 魔剣セレブリックという、魔王エラザンデルに関わる2本目の剣を手に入れたので、相談しに行くのです。
 繁華街のそばを通りかかると、”年に一度の特大バザー”が、開催されていました。
”花鳥風月”の一行は、目の色を変えて、飛び込みます。
 特売商品をいくつか用意しましたので、買っていただきます。ポーション類も、いっぱい買ってくれました。
 ええ、そうです。所持金の回収です。
 ストーンコールドは、ハチマキ(オリジナルアイテム)を購入しました。伏線です。
 他にも、あとで使って欲しい使い捨てアイテムを、わざとらしく9割引で売り出してたんですが、誰も買ってくれませんでした。わざとらしすぎました。むむむ。
 ここで、みんなは、誰かに見られていることに、気付きます。目の離れた、怪しげな男でした。すぐに、姿を消します。
 でも、誰も気にしません。
 なにを買うか、悩んでます。
 チキ以外。
 買い物を終えると、ほくほく顔で、神殿を目指します。

 神殿に、到着しました。
 神官長代理のウェルチが、出迎えてくれました。某リプレイに出てくる、女の子です。
 奥の個室に、通されます。そこには鏡があり、ラインにいるはずのランディアの姿が、映し出されました。鏡は通信装置なのです。テレビ電話みたいなもんです。
「……街には寄るなと、いっておいたのに」しょっぱなから、ランディアは機嫌が悪そうです。
 それはそうなのだけれど、それどころじゃありません。
 チキが、おそるおそる、魔剣セレブリックを、取り出します。魔剣カーディアックと、共鳴を始めます。
 ランディアの目が、点になりました。
「な、なんで、そんなことにーっ!? ……わ、わかりました。対策を考えます。しばらく、神殿で待っていてください! ガチャン」
 通信が切れたので、チキたちは、別の部屋で待機します。
 しばらくすると、神官長代理のウェルチが、にっこりしながら現れました。
「さあ、こちらへ。お疲れでしょう」
 何故か、小舟に、乗せられました。
 何故か、街から、どんどん離れて行きます。
 何故か、広い川の真ん中に、ぽつんと立つ小島に、到着しました。小島には、ボロい小屋が、1軒だけ。
「それでは、ごゆっくりー」小舟は、去っていきます。
 小島に残された、”花鳥風月”の5人。
「……これって、監禁?」チキが、つぶやきました。

 いきなり、クライマックスフェイズ。
 その日の夜、襲われちゃいます。火矢が降ってきて、小屋が燃え出します。
 こんなこともあろうかと、みんなは、交代で見張りに立ってました。あっさりと、黒装束の襲撃者を、発見します。
 ぶっちゃけますと、見張りしてるなんて、想定外でした。
 鎧を着てる間に、攻撃してやれ、とか考えてました。
 この襲撃者も、とっても強いので、ものすっごい苦戦すると、思ってました。
 なにしろ、襲撃者は、4本腕のコルンです。
 コルンといえば、「シナリオ集1 ファーストプレイ」3本目のシナリオの、ラスボスです。
 しかも、レベル10にパワーアップしてます。HPは100超えてます。セットアップフェイズに隠密になれてエンゲージから抜けられる、っていう、非常にズルいスキルまで持たせているのです。
 それなのに。ああ、それなのに。
 隠れていたコルンを、あっさりとチキが発見。
 カヤタの刀。タルトの大砲。タケオンの召喚魔法。ストーンコールドの拳。
 わずか2ターンで、コルンは死にました。
 なにこのひとたち。やたら強いじゃないですか。
 ストーンコールドを大活躍させるはずが、ちっとも目立ってませんでした。

 エンディングフェイズ。
 戦闘が終わり、コルンの死体をあさり、装備品をかっぱいでいると、小舟がいそいそと、近づいてきました。
 小舟には、ウェルチと、武装した兵が、乗ってました。
「み、みなさん、大丈夫ですか!? ぶっちゃけますと、魔剣は無事ですか!?」ウェルチが、駆け寄ってきます。
「……無事です」チキは、答えました。
 ウェルチは、コルンの死体を見て、驚きの声をあげます。4本腕のコルンは、とても有名な、妖魔の暗殺者だったのです。
「襲撃は、予想していました。けれど、こんなに早く。しかも、コルンを寄越すだなんて……」ウェルチは、つぶやきます。
 つか、背後で小屋が、ものすごい勢いで燃えてます。
「えーと……。し、神殿に、お越しください。部屋も、用意します」ウェルチが、いいました。
 小舟に乗って、神殿へ。部屋を用意していただき、休みました。

 ここで、前半終了。アフタープレイです。
 経験値は、20点+フェイトくらいだったと思います。
 こんくらいじゃ、みなさん、レベル上がりません。
 フェイト上げたり、クラスチェンジしたりするかなーと思ったんですけど、意外と堅実で、保留してました。

 つづく。

妖魔の洞窟 後半

2009年5月21日 木曜日
この記事の所要時間: 約 7分52秒

 TRPGプレイ日記です。
 セッション第2回目の、後半です。
 ベースは、「シナリオ集1 ファーストプレイ」の『妖魔の洞窟』です。


ギルド『花鳥風月
キャッチフレーズ「我々は花鳥風月! お金に困っている!」

チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル3
 プレイヤー:Tiki
 苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。
 父親が、反神聖帝国軍の隊長。軍資金を調達するために、冒険者となる。宝石魔人ジュエリーザの弱点を知っている。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル3
 プレイヤー:Kayata
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。とても運がいい。肩に、彼にしか見えない鳥を乗せている。
”久遠の森”の、封印守護の一族。何者かに、崖の上から突き落とされたが、運が良かったので生きている。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル3
 プレイヤー:Nyagon
 美少女にしか見えない謎の魔術師。とても金に飢えている。過去の記憶を失っている。
 魔術を使って、大暴れする夢を見る。過去の記憶が、ちょこっとだけ蘇ったもよう。
タケオン フィルボル 男性 【シーフ/サモナー】 レベル3
 プレイヤー:Takeon
 賢くて、マイペースで、ひとがいい。ダンジョンでの仕事はピカイチ。なんだかすごい謎を握っている。
ストーンコールド ドゥアン(牙爪族) 男性 【ウォーリア/モンク】 レベル2
 プレイヤー:NPC
 ハゲ。貴族の生まれで、偉そう。マイペース。まるで役に立たない。


 早朝、”遺跡の街”ラインから旅立つ、”花鳥風月”の一行。全員馬に乗って、らくちん移動です。
 街から出てすぐに、何者かに見られた気がしましたが、みんな気にしません。
 それどころじゃないからです。これからのことを思うと、気が重いのです。
 目的地の聖都ディアスロンドまでは、馬で移動しても、1ヶ月くらいかかります。
 さらに、ライン神殿の神官長ランディアから、目立つな、大きな街には寄るな、できれば誰の目にもつくな、と、無理難題をいわれているのです。
 とはいえ、道のないとこを通るわけにはいかないので、南へ向かう街道を進みます。
 ……ここで、焦りました。
 実は、今回のシナリオ、みんなが馬に乗ってるのって、想定してませんでした。
 あっはっはっは。って、笑いごとじゃない。どーしよう。なんとかなるかな。うん。なんとかしよう。

 街道を進んで3日後。道の向こうで、馬車が立ち往生しているのを、”花鳥風月”の一行は、発見しました。車輪が、深い轍にはまってしまったようです。
 大きな馬車のそばに、商人風のでっぷりした男と、狼族の若者が、いました。
「我々は花鳥風月! お金に困っている!」カヤタが、ババーン! と、叫びました。
「……え? ご、ごごご強盗っ!?」
「違います違います」チキが、フォローを入れます。
 カヤタとストーンコールドが力を貸し、馬車を助けました。お礼をいわれます。
 せっかくなので、一緒に進むことになりました。
 彼らは商人で、”水の街”クラン=ベルへ向かっているようです。

 まだみんな眠っている、翌日の早朝。
 事件が起こりました。
 すやすやと寝息をたてているチキは、魔剣カーディアックを大事そうに抱きしめていたのですが、奪われちゃったのです。
 犯人は、狼族の若者。
 彼は、全力疾走で、丘を駆け上ってます。
 野営をしていたカヤタが、追いかけます。しかし相手は狼族。足が速い。追いつけません。
 飛び起きたタルトとタケオンは、馬の準備。
 チキには、太った商人が、決死の形相で、抱きついてきました。
「すんません! ほんと、すんません! 許してくださいーっ!」商人は、泣き叫びます。
 なにやら、事情があるようです。
 朝日が昇る丘の上に、何者かが現れました。狼族の若者を、一刀両断。魔剣を持って、去ろうとします。
 カヤタが駆け寄ると、ゴブリンが立ち塞がります。ザコ敵です。具体的にいうと、モブです。カヤタの敵じゃ、ありません。《トルネードブラスト》で、一掃。ここで、マスター涙目でになりました。ゴブリン弱すぎる。
 けれど、間に合わず。
 丘から見下ろせば、魔剣を持ったヤツが、「ヒャッホーウ!」と、馬に乗って走り去ったところでした。
 チキが、重傷を負った狼族の若者を《ヒール》で治癒し、事情を聞き出します。
 商人たちは、ゴブリンたちに襲われ、仲間を人質に取られ、ラインからくる馬に乗った5人組を騙し、所持している剣を奪ってこい、と、脅されたらしいです。
 ゴブリンを率いているやつは、ゴブリンにしては背が高く、人間の言葉を話し、強そうだったといいます。
 どうやら、チキたちが魔剣を所持していることが、敵にバレていたみたいです。

 魔剣を奪い返すため、商人の仲間を助けるため、”花鳥風月”の一行は、逃げたゴブリンを追跡します。
 森の中に入ると、洞窟を見付けました。
 足跡と、放置された馬。ここに違いありません。
 慎重に、洞窟に足を踏み入れます。
 すると、入り口の奥で、道を塞ぐように、怪しげな石像が現れました。
「我が名は、バルバロッサ! 我の謎を、解くがよい!」

 唐突ですが、ここで「バルバロッサ」というゲームを挟みました。
 粘土でなにかを作り、他のプレイヤーに当ててもらう、というゲームです。1988年に、ボードゲーム大賞を受賞したほどの、おもしろゲームです。知名度ゼロですけど。”バルバロッサ”でググると、けっこー出てきます。
 マスターが1位になると、先に進めないということで、開始しました。
 結果、1位がカヤタ。2位がマスター。3位がタケオンで、4位がタルト。ビリがチキでした。
 でも、マスターの粘土は、誰にも当ててもらえませんでした。泣きそうでした。ていうか、ルール間違ってました。1位が確定した時点で、終わりじゃないですか。当てられてない粘土1つにつき、-5点じゃないですか。マスター最下位じゃないですか。うわーん!

 さて。
 バルバロッサを追い払い、洞窟の奥へ向かいます。
 洞窟の構成は、だいたい、シナリオ通りです。
 矢が飛んでくる罠に引っかかるカヤタ。それを解除するタケオン。落とし穴におっこちたりしながらも、先へ進みます。
 大部屋で、ゴブリンどもを蹴散らすと、テーブルの下に、隠し戸を発見しました。
 トラップ判定をしたタケオンが、サイコロ4つ振って全部1という、まさかの特大ファンブルを出しました。
 あまりのことに、大爆発を起こす隠し戸。すっ飛ぶタケオン。
 罠なんか、なかったんですけどね。はっはっはっは。

 クライマックスフェイズ。
 洞窟の最深部で、ゴブリンを率いるボス、ゴルダウと対決です。
「よくきたなぁ! 人間!」
「我々は花鳥風月! お金に困っている!」カヤタが、ババーン! と、叫びました。
「な、なにぃ!? ……えっ?」
 それはそうと、ゴルダウは、黒く禍々しい剣を持っています。魔剣カーディアックと、共鳴しています。なんだか嫌な予感がするチキたち。
 戦闘開始です。
 タケオンが、床に設置された罠を、見抜きました。ゴルダウに接近戦を挑むには、滑る床を通過しなくてはいけません。
 カヤタは、ジャンプ! なんとか、成功しました。
 ストーンコールドも、ジャンプ! 見事に、すっ転びました。
 続いたチキは、またしても、ストーンコールドを足場にしようとしましたが、またしても、思いっ切り失敗しました。ストーンコールドと、くんずほぐれつ。なんて不憫な子。
 タルトの大砲のような《ウォータースピア》と、カヤタの刀の前では、ゴルダウは敵じゃありませんでした。
 ていうか、ゴルダウの強さは、レベル1?2用のシナリオのまんまでした。雑魚敵も、そのまんまでした。
「……そ、そんな、バカなァ!」ゴルダウは、死にました。ごめんね、ゴルダウ。
”花鳥風月”、あっさりと、勝利!

 エンディングフェイズ。
 ゴルダウが持っていた剣は、どことなく、魔剣カーディアックと似てます。
 そういえば、ランディアの話の中に、魔剣セレブリックというのが出てきてたのを、みんなは思い出しました。
「……もしかして、これ?」
 間違いなさそうです。
 チキは、剣に触れないようにして、布をかぶせました。ちょうど、異次元バッグというものを手に入れてたので、放り込みます。これなら、共鳴でうるさくありません。
 外に出て、辺りを探すと、いくつかの死体が転がってました。商人の仲間は、とっくに殺されていたようです。
 酷いです。
 でも、本当に酷いのは、マスターです。
 ごめんなさい。実は、すっかり人質のことを忘れてました。
 ずーんと重くなりながら、チキたちは、商人たちと合流します。
 仲間の死を知り、肩を落とす、商人たち。
 魔剣セレブリックという、新たな荷物を抱え、気が重くなる”花鳥風月”。
 沈みゆく夕陽を背に、彼らは、とりあえず、クラン=ベルを目指すことになりました。

 アフタープレイ。
 経験値は、25点+フェイト、だったと思います。全員、レベルアップできるくらいです。
 それにしても、後味が悪かったです。
 難易度も、低かったですし。
 シナリオ調整をしっかりしていなかった、っていう課題ができました。
 次回は、ちゃんとみんなに当ててもらえる粘土を作るぞーっ!

 つづく。

妖魔の洞窟 前半

2009年5月20日 水曜日
この記事の所要時間: 約 7分22秒

 TRPGプレイ日記です。
「アリアンロッドRPG」セッション第1回目から、一週間後に、第2回目が行われました。
 今回は、『迷宮の森』の続きになる、「シナリオ集1 ファーストプレイ」の『妖魔の洞窟』をべースにしました。
 前半に、ショートシナリオがあり、後半に、『妖魔の洞窟』です。
 場所は、Takeon邸です。

 今回から、プレイヤーが4人になりました。
 プリプレイで、Takeonがキャラクターを作成しました。小さな人類、フィルボルです。亜人間です。結局、パーティーにふつーの人間いません。
 今までのキャラクターたちには、設定を追加しました。キャンペーンで、徐々に明らかになっていく予定です。
 ギルド名は、Tikiがいろいろと悩んだ結果、「花鳥風月」となりました。
 キャッチフレーズは、Kayataが連呼していたもものです。


ギルド『花鳥風月
キャッチフレーズ「我々は花鳥風月! お金に困っている!」

チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル2
 プレイヤー:Tiki
 苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。
 父親が、反神聖帝国軍の隊長。軍資金を調達するために、冒険者となる。宝石魔人ジュエリーザの弱点を知っている。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル2
 プレイヤー:Kayata
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。とても運がいい。肩に、彼にしか見えない鳥を乗せている。
”久遠の森”の、封印守護の一族。何者かに、崖の上から突き落とされたが、運が良かったので生きている。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル2
 プレイヤー:Nyagon
 美少女にしか見えない謎の魔術師。とても金に飢えている。過去の記憶を失っている。
 魔術を使って、大暴れする夢を見る。過去の記憶が、ちょこっとだけ蘇ったもよう。
タケオン フィルボル 男性 【シーフ/サモナー】 レベル2
 プレイヤー:Takeon
 賢くて、マイペースで、ひとがいい。ダンジョンでの仕事はピカイチ。なんだかすごい謎を握っている。
ストーンコールド ドゥアン(牙爪族) 男性 【ウォーリア/モンク】 レベル1
 プレイヤー:NPC
 ハゲ。貴族の生まれで、偉そう。マイペース。まるで役に立たない。モンクに転職しました。


 オープニングフェイズは、前回の翌日から。
 チキたちは、ライン神殿の神官長ランディアに、呼び出されました。前日の、魔剣の件です。重要機密だそうです。腰が重いようですが、神殿に向かいます。
 ちょうどその時、タケオンが、神殿にやってきました。冒険者の登録をしにきたのです。
 この世界では、神殿が、冒険者を管理しているのです。仕事の斡旋も、やってます。市役所と警察とハローワークがひとつになったよーなもんです。
 タケオンは、親の教育により、みっちりと、冒険者としての技術を教え込まれていました。どれくらいかっていうと、冒険に行く前に、レベル2になっちゃったくらいです。強烈です。
 チキたちとタケオンは、神殿の受付で、バッティングしましたが、この時点では、まだ他人です。
 チキは、ランディアの命令で、ギルドを組むことになってました。メンバーは、チキ、カヤタ、タルト、ストーンコールドです。魔剣に関わった冒険者を、まとめられちゃったみたいな感じです。
 チキは、神殿に、書類を提出します。ギルド名は、”花鳥風月”。
 受付は、猫耳のフィリスでした。
「あーっ! あなたたち、酷いですよっ! あたしが手柄を独り占めするはずだったのに、バラしたでしょう!」と、フィリスはぷりぷり怒ってます。
 どれくらい怒ってたかっていうと、間違えて、ギルド申請の書類に、タケオンの名前を書いちゃったくらいです。
「はわっ! ……で、でも、ちょーど本職のシーフがいなかったから、好都合ですよねっ!」フィリスは、ごまかしました。
 というわけで、タケオンが合流。
 強引です。ええ。強引ですとも。

 神官長ランディアは、沈痛の面持ちで、チキたちに、説明します。
 大樹で手に入れた魔剣カーディアックは、フォモールの魔王エラザンデルの心臓を封じたもの。とにかく、ヤバイ。あまりにもヤバイので、この街から、とっとと出ていって欲しい。何故なら、ラインにも、魔王エラザンデルを封じた宝珠がある。妖魔が大樹を使って手に入れようとしたのは、おそらくこの宝珠だ。一緒に置いておくわけにはいかない。つか、共鳴とかしちゃって、マジヤバイ。
 というわけで、チキたちは、魔剣カーディアックを抱えて、聖都ディアスロンドまで旅することになりました。そこで、封じてくれるみたいです。
 ここでタルトが、ランディアに噛みつきます。報酬のつり上げです。
「我々は花鳥風月! お金に困っている!」カヤタが、ババーン! と、叫びました。
 脅迫じみた交渉の結果、成功報酬10000gp、前金で3000gpってことになりました。
 がめついです。
 ちなみにチキは、神殿の代表ということで、報酬なしです。

 こっから、ミドルフェイズです。
 新参ギルド”花鳥風月”の一行は、街に出て、旅支度をします。馬を買い、装備を調えます。
 ここで、タケオンの財布が、何者かにスられてしまいます。
”花鳥風月”のメンバーは、全員で、スリを追いかけます。
 5人のメンバーになって初めての、共同作業です。
 裏路地の奥にある、怪しげな下水道に、たどり着きました。壁を探すと、隠し扉を発見。きっと、ここに違いありません。
 ドカンと、カヤタがドアを蹴破ると、そこは――武器屋でした。
「我々は花鳥風月! お金に困っている!」カヤタが、ババーン! と、叫びました。
 武器屋のオヤジに、怒られます。どうやらここは、珍しい武器や、魔法具などを扱う、隠れ武器屋だったみたいです。
「なんか買ってけ! 買うまでは、帰さんぞ!」マッチョな店主のオヤジに、そう怒鳴られました。
 しぶしぶ、チキたちは、物色します。
 でも、チキたちに扱えるものが、ありません。
「チっ。初心者用のは、奥だよ」オヤジの案内で、奥の部屋へ通されます。
 すると、背後でドアが閉められました。
 閉じ込められたのです。
「やっぱりなー!」タルトとタケオンが、同時にいいました。
「先にいえよーっ!」チキとカヤタが、突っ込みました。
 仕方がないので、奥へ進みます。隠し扉を見付けたけど、そちらには行かず、直進します。
 突き当たりには、「宝物庫」と書かれたドア。
 あきらかに、怪しいです。
 慎重に、中へ入ります。
 全員が入ると、背後でドアが閉められました。しかも、鉄格子まで落ちてきました。
「やっぱりなー!」タルトとタケオンが、同時にいいました。
「だから、先にいえよーっ!」チキとカヤタが、突っ込みました。
 奥の鉄格子が開き、ヘルハウンドというオリジナルエネミーが登場。地獄の番犬です。レベル4の敵です。ブレス吐きます。
 でも、わりとあっさり倒されちゃいました。
 しばらくすると、奥の鉄格子が開き、武器屋のオッサンが入ってきて、目をぱちくりさせました。
「……へ? なんで生きてんの?」
「我々は花鳥風月! お金に困っている!」カヤタが、ババーン! と、叫びました。
 みんなは、一斉に襲いかかります。しかし、オッサンは素早い動きで回避します。逃げられてしまいました。
 奥の部屋は、なにやら怪しげな雰囲気漂う広間で、祭壇があり、両手に斧を持った女神像が鎮座していました。
 どうやらここは、欲望の女神マハディルグを信仰する、邪教の神殿だったようです。武器屋のオヤジも、スリも、その一味でした。犠牲者を連れてきて、生け贄に捧げていたのです。
 出口を探していると、タケオンから財布をスった男と、ばったり出会いました。今度は、捕獲成功。ずるずると引きずって、まっとうなライン神殿まで連行します。
 邪教の神殿を探し当て、犯罪を行っていた信者を逮捕。
 お手柄です。
 しかし、神官長ランディアは、ぷるぷると震えていました。
 チキの持つ魔剣カーディアックも、カチカチと共鳴してます。
「な、なにをしている!? とっとと、この街から出ていってくれ!」裏声で、怒鳴られました。
「悪いやつ捕まえたんだから、報酬! 報酬!」タルトが、怒鳴り返しました。
「我々は花鳥風月! お金に困っている!」カヤタが、ババーン! と、叫びました。
 そんなこんなで、もう夜です。
 結局、一泊してから旅立つことになりました。

 ここで、いったんプレイを区切りました。
 経験値は、15点+使用フェイト。だったと思います。
 レベルアップに足りる経験値なので、みなさん、レベル3になっていただきます。クラスチェンジしていたストーンコールドだけ、レベル2です。

 つづく。

迷宮の樹

2009年5月19日 火曜日
この記事の所要時間: 約 8分24秒

 せっかくなので、「アリアンロッドRPG」のセッション内容を、書いちゃいます。
 リプレイにしたいんですが、ログとかないので、なんとなく流れを追うだけになります。
「Final Fantasy XI ハゲ日記」に近いかも知れないような雰囲気を醸し出す可能性があるとかないとか。

 セッション第1回目は、「アリアンロッドRPG 基本ルールブック」についていたシナリオ、『迷宮の樹』です。
 最初だし、まだ慣れてないし、ショートシナリオだし、せっかくついてるんだし、丁度いいと思いました。
 ていうか、実は、わくわくが激しすぎて、冷静な思考能力を失い、シナリオ作ることができなかったんです。どんだけー。

 事前に、少しだけ、セッションがありました。。
 NyagonがTRPG初心者だったので、キャラクターを作って、戦闘を練習してみたのです。
 こっちも「アリアンロッドRPG」は初心者だったので、練習しときたかったし。
 それにしても、ストーンコールドの【モンク/アルケミスト】は、ない。なさすぎる。

 ショートストーリー。
 記憶をなくした魔術師タルトが、のほほんと道を歩いていると、ハゲ頭の筋肉男が立っていました。
「貴様、強いな! わしには、わかる!」と、息巻くストーンコールド。
 ただの暴漢です。
 なんかわけわかんない出会いですが、ここで戦闘。ハゲが殴りかかり、タルトが水の槍を放ちます。
 結果は、引き分け。
 ストーンコールドは、タルトの実力を認め、一緒についてくるといいました。
 タルトは、すごい嫌そうな顔でした。

 こっから、セッション第1回です。
 プレイヤーは、4人です。
 場所は、Takeon邸です。

 プリプレイで、Nyagon以外、キャラクターを作成しました。
 経験点0から。


チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル1
 プレイヤー:Tiki
 苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。なんだかすごい謎を握っている。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル1
 プレイヤー:Kayata
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。とても運がいい。肩に、彼にしか見えない鳥を乗せている。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル1
 プレイヤー:Nyagon
 美少女にしか見えない謎の魔術師。とても金に飢えている。過去の記憶を失っている。
ストーンコールド ドゥアン(牙爪族) 男性 【モンク/アルケミスト】 レベル1
 プレイヤー:NPC
 ハゲ。貴族の生まれで、偉そう。マイペース。まるで役に立たない。


 オープニングフェイズは、4人の出会いです。
 Kayataがいうとおり、最初から仲間だった、ってことにしとけば、簡単だし悩むこともなかったんですけど、正直いうと、思いつきませんでした。あっはっはっは。
 さて。
 タルトとストーンコールドは、冒険者が集まるという、”遺跡の街”ラインに向かっていました。
 街の城壁が見えてくるとこまでくると、丘の上に、異様なほど巨大な樹が生えていることに、気付きます。ふたりは、なんだろうと思い、見に行きます。
 同じ頃、ルディオン山脈からおっこちてきたカヤタも、てくてくと、ラインを目指していました。
 その途中、やはり彼も、丘の上にそびえる巨大な樹を、見かけました。物珍しくて、丘を登ります。
 そのすこし前、チキは、新人アコライトとして、ライン神殿を訪れました。
 すると、神官長ランディアに呼び出され、街の外に突然現れた巨大な樹を調べて欲しいと、依頼されます。すでに、大樹へは、調査の為、冒険者が向かっているのですが、彼は、嫌な予感がするというのです。
 こうして、大樹の前で、4人は出会いました。
 そこには、僧侶の出で立ちの猫耳娘が、おろおろしていました。
 彼女は、ライン神殿のアコライトで、名前はフィリス。冒険者に調査を依頼し、大樹の下で、帰ってくるのを待っていたのですが、雇った冒険者は帰ってきません。
 それどころか、悲鳴があがり、大樹の上から冒険者の死体が振ってくる始末。
 大樹は、メキメキと、成長を続けています。とても物騒です。
 涙目のフィリスは、神殿から派遣されたチキと、偶然集まった3人に、調査を依頼します。
 けっこー強引です。
 乗り気じゃなかったタルトも、フィリスに無理矢理多額の報酬を約束させ、調査メンバーに加わりました。
 こうして、チキたち4人とフィリスは、大樹へ入ることになりました。

 ミドルフェイズです。
 ダンジョンマップは、シナリオの通りです。
 妖魔が潜む、エレベーター完備の大樹の中を、戦いながら、登って行きます。
 一部、鍵が開かないものだと思い込んでミスってしまったところがあり、部屋を1個追加して、つじつま合わせたりしました。
 久しぶりのマスターだと、文字すら読めなくなるんです(力説)。
 チキが、アコライトなのに、罠を調べたり、隠密行動をしたりで、シーフみたいに活躍しました。
 カヤタは、《カタナマスタリー》を持っているのに、《スピリッツ・オブ・サムライ》を取っていないサムライでしたが、剣を振り回して、アタッカーでした。
 タルトは、《ウォータースピア》の使い手です。バシュバシュと、離れたところから、水の槍で攻撃します。
 ストーンコールドは、とりもちが敷き詰められた床に足を取られ、役に立ちません。それどころか、ハゲを踏み台にしようとしたチキごと地面に倒れ、唇を奪ってしまいました。
 こんなことってあるんですね。はっはっは。
 フィリスは、いるんだかいないんだかわかんないような感じです。NPCですから。たまにボケる程度です。
 作戦会議室で、書類を発見しました。
 どうやら、魔の大樹を異常成長させ、根を伸ばし、ラインの街に侵入するつもりらしいです。わりと無茶な作戦です。
 チキたちは、証拠品として、書類を持って行くことにします。

 クライマックスフェイズ。
 大樹の最上部の部屋で、妖魔のボス、エイスファスと、対決です。
 シナリオだと、ここでエイスファスが、ベラベラと極秘情報を喋るのですが、いくらなんでも喋りすぎというか、わざわざバラすなんて不自然だろうと思い、全カットしました。
 タルトが、MP切れを起こすと同時に、カヤタが、エイスファスに、フェイトを使った大ダメージを与えました。
 エイスファスの命は、風前の灯火。
 とどめを与えようとしたストーンコールドが、ここで、まさかの自分回復。錬金術で脇の下から生成したHPポーションを、がぶ飲みします。
 次のターンで、チキがとどめ! と思いきや、まさかのファンブル。フェイトを使ってやり直し。今度こそ命中させ、エイスファスを倒しました。
 なかなか、息詰まる戦闘でした。
 偶然と自演が、妙な具合に交わってた気がします。
 それはそうと、エイスファスを倒しても、大樹の成長が止まりません。
 ここで、天井に、巨大な心臓のようなものが張り付いているのに、気付きます。大樹の心臓です。黒い剣が、刺さってます。この剣により、暴走しているのです。
 頼りになるのは、力のあるカヤタです。カヤタが壁をよじ登って、剣を取りに行きます。
 でも、登坂失敗。3回くらい連続失敗。落下ダメージで、ズタボロになります。
 ハゲが肩車して、やっとカヤタは壁登りに成功しました。
 けれど、剣を抜いたところで、カヤタは、ずるりと落下しちゃいます。
 念のために真下にいたハゲが、カヤタを受け止めようとするも、これまた失敗こきます。ふたりとも、死にそうになりました。
 何故か、戦闘よりも、手こずってました。
 苦労した甲斐があり、大樹の成長が、止まります。
 一件落着。
 この時、黒い剣が、カヤタの持っていた剣に、溶け込みます。
 カヤタは、前世の記憶(20年前にやってたキャラクターのことです。そーいや、そんなこともありました。)を思い出してしまい、剣を持つことを拒否します。
 仕方がないので、チキが、慎重に布でくるんで、持って行くことになりました。
 チキたちは、満身創痍で、大樹から出ました。

 エンディングフェイズ。
「じゃあ、この剣売ろう!」いきなりタルトが、黒い剣を売り払おうとかいい出します。
 ぶったまげました。
 4人で密談した結果、ラインの魔法学校だったら、買い取ってくれるかも、ってことになりました。
 意気投合してます。
 つか、本当に売る気ですかい。
 神殿にバレるとマズイので、チキがフィリスを引き留めます。大樹の作戦会議室で見付けた書類をフィリスに渡し、手柄を全部与えると、いいくるめながら、アコライト2人で、冒険者の死体を埋葬します。
 この隙に、カヤタとタルトとストーンコールドは、いそいそと、カナンの街へ向かいました。
 なんという連携プレイ。
 戦闘の時より、息が合ってる。
 カヤタたちは、魔法学校に、到着しました。受付ではらちがあかないので、偉そうで賢そうな男を見付け、剣を売りつけます。タルトは、値をつり上げようとします。
 彼は、カヤタたちから事情を聞き出すと、冷たい目でにらみ返しました。
「私は、ライン神殿の神官長、ランディアです」
「ギャース!」
 神殿に、バレちゃった。
 ガッカリする、タルト。
 ていうか、キャンペーンシナリオのキーアイテムを売るとか、ありえませんから。
 ランディアは、顔色を曇らせます。
「……これは、魔剣カーディアック。とんでもないものを手に入れましたね」

 アフタープレイ。
 経験値は、10点+使用フェイト。
 みなさん、揃ってレベル2になりました。
 カヤタは、《スピリッツ・オブ・サムライ》を習得しました。これでやっと、刀を持ったサムライです。
 ストーンコールドは、クラスが間違っていることが発覚したので、【ウォーリアー/アルケミスト】ということになりました。
 次回から、ギルドを作ることになりました。ギルド名を決める、ってとこで、ギルドマスターに選ばれたチキは、脳内迷宮に入り込んだみたいです。

 つづく。

キャンペーン第3回

2009年5月18日 月曜日
この記事の所要時間: 約 3分21秒

 満を持して(個人的にですけど)、「アリアンロッドRPG」キャンペーン第3回を、行いました。
 場所は、Tiki邸でした。
 いよいよ、28ページ+2ページ+3ページのシナリオの、出番です!


ギルド『花鳥風月
キャッチフレーズ「我々は花鳥風月! お金に困っている!」

チキ ヴァーナ(狼族) 女性 【アコライト/シーフ】 レベル4
 ギルドリーダー。苦労性で、いつも金欠の少女。何故か不意打ちが得意。
カヤタ ドゥアン(有角族) 男性 【ウォーリア/サムライ】 レベル4
 楽天家で行動力のある、ムードメーカー。戦闘時には、身体を張って仲間を守る、壁になる。
タルト エルダナーン 男性 【メイジ/アコライト】 レベル4
 美少女にしか見えない謎の魔術師。金に飢えている。戦闘では、大砲と化す。
タケオン フィルボル 男性 【シーフ/サモナー】 レベル4
 賢くて、マイペースで、ひとがいい。ダンジョンでの仕事はピカイチ。たまに、罠もかかってないのに爆発する。
ストーンコールド ドゥアン(牙爪族) 男性 【ウォーリア/モンク】レベル3 NPC
 ハゲ。偉そう。人徳がない。まるで役に立たない。


 たいへん、楽しい時間を、すごさせていただきました。
 参加メンバーの皆様。ありがとうございました。
 そして、お疲れ様でした。
 ……。
 本当に、本当に、お疲れ様でした。

 実は、今回のセッション、25時間かかりました。
 ……。
 えーと、ですね。この時間は、ですね。ぱっと見でわかると思いますが、……異常です。
 土曜日の17時から始めて、日曜日の18時に終わりました。
 この25時間には、遅刻したり、弁当買ったり、お菓子買ったり、サイゼリアに食事行ったり、寝たり、ジョナサンに行ったりとか含みますけど、想像を絶する驚きの時間です。
 びっくりです。
 想定外です。
 嫁が咳き込み、Takeonが眠さに揺れ、Kayataの声がガラガラに嗄れてしまいました。
 本当に、申し訳ありませんでした。

 反省点が、チョモランマです。
 シナリオ分量的には、そうでもないと思ってたんです。28ページ分といっても、アイテムを書き出したりとか、エネミーのデータとか書き写してました。それを除くと、だいたい10ページ程度になります。
 だから、5?6時間。長くとも、8時間あれば終わると、高をくくっていました。
 そしたら、拙い、まったくもって拙いマスタリングのせいで、伸びる伸びる。
 しかも、NPCを演じるのに、照れが照れ照れで、出したかった情報を、全然出せませんでした。
 伏線も中途半端でしたし、ラスボスの前口上すらすっ飛んでました。
 さらに、仲間になるNPCまで、キャラがモロかぶりです。
 穴があったら入りたい。
 穴を掘って、地球のコアに焼かれたいくらい。
 本当に、申し訳ありませんでした。

 エネミーの強さも、間違いだらけでした。
 前半のボスは、レベル10のエネミーを用意しました。特殊能力が多いヤツにしたから、苦戦しまくるだろーけど、手加減しないぜ。フヒヒ。
 なんて思ってたら、2ターンくらいで瞬殺でした。
 後半のラスボスは、レベル9のエネミーを用意しました。取り巻きがいるけど、ちょっと弱いかも。
 なんて思ってたら、パーティーボロボロでMP枯渇状態になって3時間くらいかかってやっと終わりました。
 見込みが、甘すぎでした。
 みんな、クタクタでした。
 本当に、申し訳ありませんでした。

 しかし、反省しました。
 今回の経験で、マスターレベルが、ぐいーんとアップしました。
 エネミーの強さ、パーティーの戦力、ダンジョンの難易度、だいたい把握しました。
 次回は、こんなことにはなりません。
 スパパーン! と、スピーディーに。
 ウハハーン! と、面白く。
 ヒャホホーイ! と、快活に。
 そんなシナリオに、したいと思いますッ!

 次回は、2週間後の予定。
 30ページ超えたらどうしよう。

プロテクション

2009年5月14日 木曜日
この記事の所要時間: 約 3分24秒

 もう「アリアンロッドRPG」しか見えない、そんな今日この頃です。
 執行猶予中なので、それを理由に、志を頓挫させています。
 なにやってんだろ、本当に。

「アリアンロッドRPG」のことしか考えられないので、いろいろと調べ回ったりしています。
 リプレイ本を読んでますが、Webサイトに載せてあるリプレイも、読んでます。
 Webだと、チャットシステムを使ったリプレイが、多いです。ちゃんとログが残るので、とても良さそうです。いつかやってみたいなー、なんて衝動に駆られます。さりげなく、要望をほのめかしておきます。

「アリアンロッドRPG」は、MMOオンラインゲームに近いTRPGです。
 とてもHPの増減が激しいゲームです。HPポーションを、がぶ飲みする場合とかも、あるみたいです。
 役割分担だって、しっかり別れています。
 物理アタッカーの、ウォーリア。
 魔術アタッカーの、メイジ。
 冒険をスムーズに進める、シーフ。
 補助魔術や回復魔術で援護する、アコライト。
 エンゲージという概念があるので、ウォーリアが敵を足止めし、後衛が魔術や射撃で攻撃したり、援護する、とかできます。基本的に。ひとりじゃなにもできないので、協力プレイが前提です。どっかのMMORPGよりも、”絆”が大切です。
 上記の4つのメインクラス以外に、サポートクラスがあるので、多種多様なキャラクターができます。
 例えば、ウォーリア/メイジという、一見使えなそうな組み合わせだったとしても、赤魔道士っぽくなれると思います。武器に魔法の属性つけるのって、このゲームだと、けっこーイケてるし。

 で、ですね。
 今でこそ、いろいろと考えを巡らせることができるんですけど、キャンペーンを始めた時は、「アリアンロッドRPG」に関して、完全に初心者だったわけですよ。
 最初は、D&D4thをやるつもりだったんで、そもそも熱が入ってませんでした。
 右も左もわからないうちに、始めてしまいました。モンク/アルケミスト、なんつー存在不可能なキャラクターを、作ってしまったくらいです。
 マスターがこんなんだから、プレイヤーだって、知らないことは多いわけです。
 教えないといけないことを、まったく教えられませんでした。

 たとえば、《バッシュ》の重要性。
 ウォーリアーは、《バッシュ》が命だったわけです。
 得意な武器のマスタリーを得たら、毎レベル《バッシュ》のスキルレベルを上げるべきだったのです。与えるダメージの、底上げとして。
 そして、《プロテクション》。
 アコライトの存在意義、いや、パーティーが生き残るためには、《プロテクション》が最重要だったのです。なによりも、《プロテクション》のスキルレベルを上げないと、いけなかったのです。
 レベルの高いエネミーの攻撃力がすごいのは、この魔術が、前提条件としてあるからです。
 同じ理由で、サモナーの《サモン・アラクネ》も重要だったのです。
 な、なんだってー!?
 そんなの、全然知りませんでした。

 ルールブックには、フェイトを使うのなら、キャラクターレベル+6くらいのレベルのエネミーが、ボスとして丁度いいと、書いてありました。
 キャラクターレベルが4のパーティーだったら、レベル10のエネミーで丁度いい、ってわけです。
 個人的にも、苦戦するだろうけど、なんとかなりそうな気がします。
 しかし、《バッシュ》や《プロテクション》や《サモン・アラクネ》を完備しているなら、レベル16とか、レベル22のエネミーにも、勝てちゃうようです。
 信じられません。
 半信半疑ですけど、そーなのかも知れません。ネットをうろついていると、だんだん、頷ける気がしてきました。
 でもまあ、単純に強いエネミーを出せばいいってわけじゃないので、その辺は、シナリオ次第です。ラスボスいなくても、戦闘なくっても、シナリオとして成立してて、楽しけりゃあいいんですから。

 というわけで、まだ、28ページ+2ページ+3ページのシナリオいじってます。
 うん。
 戦闘ばっかです。

レギュレーション

2009年5月13日 水曜日
この記事の所要時間: 約 5分58秒

「アリアンロッドRPG」は、よく考えられた、今風のゲームです。
 ブランクの長い、オールドTPRG者にとっては、目から鱗が出るシステムも、多いです。
 特に、セッションの流れが、”フェイズ”として決まっている、っていうのは、斬新でした。
 各”フェイズ”の中では、ひとつひとつのシーンが、”シーン”として明確に区切られています。映画みたいですし、だらだらプレイの防止に役立っています。


プリプレイ(プレイの準備、買い物等)
  ↓
今回予告(今回のシナリオの概略)
  ↓
オープニングフェイズ(事件が起こったり、情報収集等をする)
  ↓
ミドルフェイズ(ダンジョンなどで冒険する)
  ↓
クライマックスフェイズ(ボス戦)
  ↓
エンディングフェイズ(冒険の結果)
  ↓
アフタープレイ(レベルアップ、買い物等)


 オールドTPRG者のプレイスタイルには、区切りなんかありませんでした。
 雰囲気で始まり、雰囲気で盛り上がり、雰囲気でボス戦だと判断し、雰囲気で終わるのです。
 しかし、これだと、だらだらプレイに陥りやすいですし、初心者が入りにくいです。空気を読め! といわれても、困ることでしょう。そもそも、マトモな空気じゃないし。
 だから、こうして”フェイズ”や”シーン”で区切るのは、とてもわかりやすいことだと思います。
 ミドルフェイズで、フェイトを温存しておく、ってこともできます。
「さあ! こっから、クライマックスフェイズでずぞ!」と、マスターが吠えれば、プレイヤーも鼻息を荒くすることでしょう。
 ただ、「今回予告」だけは、取り入れにくいです。
”みんなで一緒に物語を紡ごう!”ってコンセプトは、わかるんです。とても素晴らしいことだと思っています。
 でもね。
 わざと脱線したくなるじゃーないですか!
 それが、オールドTPRG者の、オールドTPRG者らしい感覚なのです。
 まいっちんぐ。

「アリアンロッドRPG」のリプレイ本を、2冊読了しました。
 独特のノリなんで、とっつきにくいというか、最初の数ページで挫折しそうになりますが、読み進めると、ハマります。もうこれなしじゃ生きていけない! ってなります。足りない! リプレイが足りない! ってなります。


 このリプレイ本、非常に勉強になります。
 シナリオの完成度や、罠や仕掛け、様々なアイディアに、感心しまくりでしたが、今風のプレイ方法、今風のマスタリングを知るのに、とても参考になりました。
 というか、感動の嵐でした。
 最近のRPGは、さっきも書きましたが、”みんなで一緒に物語を紡ごう!”って意識が、すごい強いです。
 昔みたいに、マスターVSプレイヤー、みたいな風潮は、まったく……なくもないんですけど、昔のあの殺伐とした感じとは、ちょっと違うような気がします。
 今風なので、キャラクターを立てることに関して、とても貪欲です。
 プレイヤーがシナリオに影響を与え、インスピレーションをもらったマスターが、どんどん設定を発展させる。
 素晴らしい共同作業です。

 あと、びっくりしたのは、”演出”です。
 昔は、”描写”でした。シーンの状況や風景を、マスターは、淡々と”描写”していました。
 でも今は、”演出”です。
 場を盛り上げたり、緊張させたり、笑わせたりするために、趣向を凝らした”演出”を、ぶちかますのです。
 プレイヤーの会話だけで1シーン、ってのもありまして、マスターはそれを、”演出”したりします。
 すごいです。
 このリプレイのマスターが、すごすぎる、っていうのもありますが、語彙や、センスや、ボキャブラリー等、力量を磨かないといけないな、と思いました。

 とはいえ、いくら気張っても、できないことはできません。
 仲間内でわいわい遊ぶ分には、あんまり深く考えることもないでしょう。
 気楽が一番です。

 今回のセッションでは、ルールに外れてることが、多少あります。
 これも、レギュレーション、って言葉で、正当化できます。
 うちのレギュレーションは、以下の通り(次回から適用なのもあります)。


■適用・導入するルールブック
 アリアンロッドRPG ルールブック
 アリアンロッドRPG 上級ルールブック
 アリアンロッドRPG トラベルガイド
 アリアンロッドシナリオ集1 ファーストクエスト

■経験値
 0からスタート。

■キャンペーン
 全10回を予定。

■世界設定
 各種ルールブック、サプリメント、トラベルガイドの世界設定を使用する。
 リプレイに出てくる設定は、できるだけ正しく使うが、知らないもんは勝手に使う。

■アイテムガイドの装備ルールを採用
 装飾品の部位を、補助防具と、装身具に分ける。

■上級ルールブックの一部エネミーは使用しない
 魔王エラザンデルと同じレベルのただのトラとか、ありえませんわ!
 ヴァンパイアを片手で捻り殺せるグールも、どうかと思いますわ!
 ふつーの騎士とか、ふつーの騎兵も、魔王よりレベル高いなんて、なんだか興ざめしちゃうわ!

■今回予告
 基本的にナシ。(ハウスルール)

■戦闘は、スクエア戦闘を使う
 ただし、ひとマス3メートルとする。(ハウスルール)

■イニチアシブ
 行動値に、1d6を追加して、行動順を決定する。(ハウスルール)

■マヒ
 どう考えても効果が弱すぎるので、マイナーで【精神判定6】に成功しないと回復しないことに。(ハウスルール)

■フェイトの使用方法
 ダイスを使うあらゆる場面で使用可能。(ハウスルール)
 分けるの面倒なので、経験点にならないフェイトを使っても、経験点が入る。(ハウスルール)

■ギルドの経験点
 ギルドに支払える経験点は、自分のレベルの2倍以下とする。0点でも構わない。(ハウスルール)


 イニチアシブは、ダイス振らないと満足できない、オールドTPRG者です。
 スクエア戦闘って、オフィシャルだと、ひとマス5メートルです。広すぎな気がします。5メートル四方の部屋って、それなりに広いじゃないですか。ダンジョンだと、そんくらいの部屋、多そうじゃないですか。それなのに、1マスです。1マスに、プレイヤーキャラクター5人とエネミー3体とか、ギッチギチすぎます。どこの中央線だ、って話になります。3メートルにしても、せいぜい2×2マスですけど。
 マヒも、オールドTPRG者の感覚だと、弱い気がしたので、ちょっとだけ強化します。

 そういえば、間違ってたことも多々ありました。
 重量チェックは、「武器、防具、所持品」ではなく「両手に持つもの、身体に装備するもの、所持品」でした。
 エネミー識別を行うには、メジャーアクションが必要でした。あと、エネミー識別でわかるのは、「名称、レベル、属性、特殊能力」のみです。

 セッション第3回は、今週末。
 さあ、だんだんわくわくしてまいりました。
 セッション第3回のシナリオは、A4の紙28ページ分+マップ2枚に、膨れ上がりました。
 NPCも作りました。
 毎晩、深夜遅くまで、パソコンの前で、ニタニタしてます。
 うん。
 本気でアホかと思います。

セッション第3回に向けて

2009年5月11日 月曜日
この記事の所要時間: 約 2分45秒

 ゴールデンウィークが終了しました。
 12連休でした。
 西は立川、東は新宿、、南はイトーヨーカドー、北はびっくりドンキーまで制覇しました。
 見事なまでの、引きこもりっぷりです。
 いーんです。今年はもう、旅行で熊本に行きましたし。

 で、なにしてたか、っつーと、「アリアンロッドRPG」のルールブックばっかし眺めてました。
 あと、ルールブックのスキルとかをコピーして、切ったり貼ったりして、スクラップファイル作ってました。

アリアンロッドRPG
 こんなに楽しそうな感じになってます。
「上級ルールブック」が、2冊あります。リプレイ本も買いました。結局、「アイテムガイド」まで買っちゃてます。ダイスも増えてます。
 西新宿のイエローサブマリンは、聖地です。

 5月5日の子どもの日には、大きな子どもたちである我らは集結し、「アリアンロッドRPG」で、はっちゃけました。
 セッション第2回目です。
 今回は、5人です。
 メンツは、Tiki、Kayata、Taruto、Takeon、Stonecold、です。
 チキは、ヴァーナでオオカミ族の、アコライトです。サポートクラスに、シーフ。
 カヤタは、ドゥアンで有角族の、ウォーリアです。サポートクラスに、サムライ。
 タルトは、エルダナーン族の、メイジです。サポートクラスに、アコライト。
 タケオンは、フィルボル族の、シーフです。サポートクラスに、サモナー。
 ストーンコールドは、ドゥアンで牙爪族の、ウォリアーです。サポートクラスに、モンク。NPCです。
 ひとり多くなったのに、、やっぱり全員デミヒューマンというパーティーです。人間いない。

 今回のシナリオは、「ファーストクエスト」の1本目をベースにしました。
「基本ルールブック」に付属していたシナリオの、続きです。
 魔王エラザンデルです。
 最初ですし、リハビリですし、せっかくなので、最後までこの流れでいっちゃおうと思ったのです。
 前半にオリジナルのショートシナリオを挟み、ダンジョン前に「バルバロッサ」という別のゲーム(アメリカ製の粘土ボードゲームという斬新なもの)を挟み、とても楽しく、セッションを終えることができました。
 プレイヤーキャラクターのレベルは、2から、4に上がりました。
 でも、実は、失敗こいてました。
 内心、うろたえまくりでした。
 キャラクターを強くして、強敵と戦わせたい! だから、経験値たくさん! アイテムたくさん! とかやってたので、シナリオの敵だと、弱すぎちゃたのです。もともと、レベル1?2用のシナリオでしたし。調整するの、すっかり忘れてました。
 あと、パーティーは徒歩で移動してる、って予定だったんですけど、馬を買うように促しちゃったので、なんだか妙な感じのオープニングフェイズになってしまいました。
 反省点、たくさんです。
 セッション第3回に向けて、燃えています。
 次回は、矛盾なく、無理なく、無茶やります。
 うおお! やったるでー! って気持ちで、パソコンの前に座りました。

 シナリオが、A4の紙24ページ分になりました。
 完成まで、丸4日くらいかかりました。今もまだ、手直ししてます。次回のセッション直前まで、いじり続けることでしょう。
 うん。
 どう考えても、アホです。