「レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―」を観ました。立川の、CINEMA TWOです。2009年4月10日公開だから、だいぶ経っちゃいました。
前作で、焦らしに焦らしまくった、赤壁戦です。
いよいよ、決戦です!
トニー・レオンが、金城武が、中村獅童が、ピエール瀧が、血相変えて、気を吐きます!
果たして、孫権劉備連合軍は、曹操に勝てるのか!?
勝てます。
まあ、歴史がそーなってますし。
すでに、ネタバレしてます。
びっくりしました。
この「レッドクリフ」って、とても貴重な位置づけの三国志でした。
基本的に、三国志って、蜀じゃないですか。三国志演義でも、劉備サイコー! みたいな雰囲気じゃないですか。人形劇でも、劉備様ステキー! じゃないですか。そうでもなきゃ、曹操スゲー! みたいな感じじゃないですか。三国志って。
三国の中で、持ち上げられるとしたら、蜀か、魏。
主人公になるとしたら、劉備か、曹操。
地味なんですよね、呉って。
孫堅、孫策の時代は、わりとブイブイいわせてたんですよ。
でも、孫権の時代になると、落ち着いちゃう。
戦国時代に落ち着いちゃうっていうのは、実はとてもすごいことなんですが、やっぱ地味なんですよ。呉の民には悪いですけど、派手さがない。
陸遜、呂蒙、甘寧、周泰、蒋欽、徐盛、陳武、凌統とかいますけど、本格的に活躍するのは、もうちょっと後ですし。しかも、一瞬の輝きです。
赤壁の時代には、韓当、黄蓋、程普というベテラン武将がいますが、イマイチぱっとしません。周瑜だけが、桁違いに輝いている時代です。
だから、今までは、ありませんでした。
いや、ないことないんですが、やっぱり地味だったんです。
でも、違いました。
この映画は、違いました。
そうです。
「レッドクリフ」は、歴史を突き抜けて呉が大活躍しまくっちゃう、超三国志だったのです!
てっきり、おいしいところを孔明が、劉備軍が、全部持って行くのかと思ってたら、違いました。
前例が、通用しません。
なにしろ、この映画の劉備は、とんでもないダメ人間です。完全に落ちぶれちゃった、ペシミストです。だんごを作るしか、能がありません。まるで威厳もカリスマもありません。関羽や張飛、趙雲までもが、愛想を尽かして勝手に戦場へ向かってしまうくらいです。
なので、劉備軍は、主役じゃありません。
孔明すら、ニコニコしているだけ。
ですから、周瑜が大活躍。全てを背負った周瑜が、苦悩しながらも大活躍。
小喬も、身を賭して、健気に大活躍。
孫尚香なんて、度肝を抜くスパイ活動で、超活躍。本当は、劉備のとこへ行くハズなのに、ペシミストな劉備にまったくなびくことなく、敵陣で恋をしちゃったりします。胸が締め付けられる乙女っぷりを、見せてくれました。正直、ここしか泣き所ありません。
甘興は、見事に爆死してくれました。初めからこの為に出てたんだ、ってくらいの、渾身の死にっぷりでした。
黄蓋の苦肉の策は、まさかの却下。語源がなくなっちゃっいました。
そして、ありえないことに、孫権までもが、前線に出て戦い出します。彼は、呉の主ですよ。王ですよ、王。いずれ呉の皇帝を名乗る男が、最前線で、戦っちゃいます。
すごい。呉がすごい。
曹操を追い詰めた周瑜の周りに、孫権、黄蓋、関羽、張飛、劉備が、勢揃い。やけに厚遇を受けている趙雲は、得意の槍アクロバティックで、小喬を奪取。孫権の矢が、曹操の髪留めを射ました。
本当に、すごい。呉がすごい。呉がすごいなんて、すごいすごい。
あまりにすごすぎるので、どう考えても、このあと三国志になりそうにありません。
だって、赤壁の戦いって、劉備軍がどさくさにまぎれて荊州南部をごっそりいただいちゃう、っていう戦いなんです。確かに、曹操軍と呉軍は戦いましたが、史実だと、疫病で曹操軍が自滅したってくらいで、そんなに重要じゃないんです(復旧に時間かかったけど)。放浪軍だった劉備が、呉を騙してついに領地を持つ、ってとこが肝要なんです。
しかし、「レッドクリフ」には、それがありません。
周瑜がすごすぎるし、劉備はなにもかもを諦めちゃってますから。
このあと、間違いなく、趙雲、関羽、張飛は、呉の武将になります。南郡攻防戦はなさそうなので、周瑜は死なないでしょう。確実に、天下二分の計。隠居した劉備と孔明は、呉が魏を滅ぼすのを、ただ眺めているだけになることでしょう。
興奮してこんな妄想抱いちゃうくらい、すごい映画でした。
いゃあ、映画って、本当に面白いものですね。
2009年4月 のアーカイブ
レッドクリフ Part II
2009年4月28日 火曜日アリアンロッドRPG
2009年4月27日 月曜日
買っちゃいました。
会社帰りに、秋葉原に行きました。
D&Dのオフィシャルサイトを見て、取り扱ってる店を確認し、イエローサブマリン秋葉原RPGショップに行ったんですが、カードばっかりで置いてませんでした。泣きそうになりました。
仕方がないので、Role&Rollstationという店に行きました。古そうな雑居ビルの6階で、ちょっとドキドキだったんですけど、品揃えが豊富で、とてもいい店でした。あと、奥の部屋にはテーブルがいくつか並んでいて、実際にプレイしている一団がいました。声を聞いてるだけで、血が滾りました。
やっぱ、D&Dだよね。
さんざん悩みました。狭い店で、30分くらいうろうろしてました。とりあえず、プレイヤーズハンドブックだけ、買いました。
ダイスも、ひと通り、揃えました。
わくわくしながら、D&Dのプレイヤーズハンドブックを読みました。
うん。
無理。
これは、そーとー熟練していないと、遊べそうにありません。でも、フルカラーで、とても良い本です。わくわくが止まりません。ダンジョンマスターズガイドとモンスターマニュアルも欲しい。
で、結局、「アリアンロッドRPG」を始めてみました。
土曜日に、映画を観たあと、いつものタケ邸に、集まりました。
友人Rがわざわざ発掘してくれた、まるで古代書みたいにボロボロになった新和版D&Dを、涙を流しながら読み、やっぱd20だよな、セービングスローだよな、でもハーフリングのレベルは8までなんだよな、イモータルってショッキングだったよね、なんて話になったんですけど、「アリアンロッドRPG」になりました。
まあ、リハビリですし。
今風のTRPGとやらを、味わってみましょう。
なんて、お高くとまってますが、ルールのチャート表とかスキルとかアイテム表とかしっかりとコピーしてたり、拡張されたキャラクターシートを探してプリントしておいたりと、準備は万全でした。もう最初っからやる気に満ちあふれてました。
メンツは、Tiki、Kayata、Taruto、Stonecold、です。
TakeonとGanhiroとSyanと友人Nもいたんですけど、残念ながら、参加してくれませんでした。
Tikiは、ヴァーナでオオカミ族の、アコライトです。サポートクラスに、シーフ。
Kayataは、ドゥアンで有角族の、ウォーリアです。サポートクラスに、サムライ。
Tarutoは、エルダナーン族の、メイジです。サポートクラスに、アコライト。
Stonecoldは、ドゥアンで牙爪族の、モンクです。サポートクラスに、アルケミスト。マスターやるので、NPCです。
あらためて並べてみると、全員デミヒューマンというパーティーです。人間いない。
シナリオは、ルールブックのおまけについてたやつにしました。街の外に、いきなり巨大な木が生えた、っていう、ちょっと無理のあるシナリオです。内部にエレベーターがあるって、どんな木やねん。
Tikiは、リーダーっぽい振る舞いをしてくれました。久しぶりなのに、いろいろと気がつき、活躍してました。マスターの立場として、様々なことに気付いてくれるのは、とてもありがたかったです。アコライトなのに、思いっ切り隠密シーフでしたが。
Kayataは、脳天気なキャラをやってくれました。ブランクを感じさせないテンションで、場を盛り上げてくれました。カタナの命中率が上がるスキルを持っているのに、カタナを呼び出せない(何故かカタナは店に売ってなくて、気合いで召喚するシステム)というサムライでした。ラスボスを相手に、巧いこと大ダメージを出すなど、活躍してました。とどめは、Tikiに持っていかれてましたが。
Tarutoは、TRPG初心者でしたけど、巧く立ち回ってました。がめついメイジです。バンバン魔法を使ってて、後半はガス欠気味になってました。わからないことだらけなのに、楽しんでくれたと思います。ロールするダイスの数を、よく間違えていましたが。
Stonecoldは、NPCのくせに、足を引っ張ってばっかでした。しかも、実はモンクってサポートクラスのみだったんで、存在自体が間違ってました。ごめんなさい。こっそりと、ウォーリアのアルケミストに修正しました。
みんな、なんていうかこう、ファイナルファンタジー11のキャラそのまんま的な感じが、しないでもありませんでした。
とても、楽しかったです。
テーブルトークでひと晩あかすのって、久しぶりでした。
ゲームマスターも、久しぶりだったので、照れ照れでした。
ルールを完全に把握してなかったので、あとで確認してみたら、いろいろと間違ってたりしました。申し訳ありません。次回は、ちゃんと正しく制御したいと思います。
でも、15年ぶりにしては、それほど酷いマスタリングじゃなかったと思います。元プロですから。なんつって、本当は、もともと巧くないです。ザルです。サイコロ振っておいて出目を見ない系です。精進します。
次回は、ゴールデンウィーク中。
今から準備しておかなくちゃ。ウヒヒ。
というわけで、「アリアンロッドRPG」でした。
評判通り、なかなか良いシステムだと思います。マイナーアクションとか、メジャーアクションとか、シミュレーションっぽい戦闘とか、とても今風です。フェイトのシステムも、よくできていると思いました。
けれど、基本ルールブックだけだと、とにかくモンスターが足りない。全然足りない。
そこで、「アリアンロッドRPG エネミーガイド」。350以上のモンスターが載ってます。
しかし、3,360円。
基本ルールブックだけだと、とにかくアイテムが足りない。全然足りない。
そこで、「アリアンロッドRPG アイテムガイド」。700以上のアイテムが載ってます。さらに、追加スキルまで載ってます。
しかし、3,360円。
アイテムガイド、エネミーガイド、それに肝心要な上級ルールブックも合わせると、9,030円。諭吉さんが、ひらひらと飛んでいっちゃいます
それと、あと1冊くらい、基本ルールブックがあった方がいいかなあ。
ニコニコしながら、悩んでます。
ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)
2009年4月22日 水曜日
というわけで、テーブルトークRPGです。
実は、テーブルトークRPGに関しては、プロでした。
コンベンションを主催するサークルの、会長を務めていたことも、あったくらいです。お金を取ってマスターやってたので、プロです。
会誌に、マンガとか小説とか書いてました。勝手なルールを構築して、同人誌にしたこともありました。自分でイラストまで描いてました。やたら創作意欲が活発な時期でした。
思い出すだけで、顔面が発火しそうですが。
そんなわけで、黒歴史は、長いです。
間違えました。
テーブルトークRPG歴は、長いです。
ファミコンの「ドラゴンクエスト」をプレイする前に、サイコロ振ってました。
22年前のことです。
人生、狂いました。
未だに、狂ったままです。
何人も、狂ってます。
原因は、友人Rです。彼が、元凶です。特異点です。とても感謝しています。
この友人Rが、コンプティークというマイナーな雑誌で連載されていた「ロードス島戦記」のリプレイ(もちろんD&Dの第1部)を読んで影響され、始めてしまったのが、そもそものきっかけです。
ですから、RPGといえば、「D&D」でした。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」です。
当時はまだ、青箱までしか出ていませんでした。それでも、膨大な時間をかけて、遊んでいました。頭の中は、D&Dのことでいっぱいでした。受験とか二の次でした。第一志望に落ちた友人もいました。
ちなみに、この「テーブルトーク」という言葉が、心の底から気に入りません。当時は、RPGといえば、こっち(テーブルトーク)の方でした。ファミコンの方を、「コンピューターRPG」と呼ぶべきだと思っていました。実際、欧米諸国では、そうなってます。「テーブルトーク」なんて言葉は、この日本だけでしか通用しません。和製英語です。そもそも、ウチらはテーブルじゃなくて、床でサイコロ転がしてました。週刊少年ジャンプを、机代わりにしてました。どっちかっていうと、「週刊少年ジャンプRPG」です。もうなにがなんだかわかりません。
懐かしトークはこの辺にして、現実に戻ろうと思います。
テーブルトークRPGから引退して、15年くらい。
すっかり、その存在を忘れていました。
ぶっちゃけ、オンラインゲームがあれば、テーブルトークなんていらないじゃん、と思ってました。
しかし、テーブルトークRPGは、根強く残っていたのです。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」
http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/
最近、作者の2人が死去したことで話題になたった、”ザ☆RPG”、”RPGの王様”、”元祖RPG”、”ヘタすると1レベルの戦士のHPが1で転んだだけで死んじゃうRPG”、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」です。
このゲーム、知らないうちに、すごいことになってました。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」は、実は「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の第4版じゃないのです!
びっくりしました。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」は、実は「アドバンスト ダンジョンズ&ドラゴンズ」の第4版だったのです!
22年前にプレイしていた新和版「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、すでにもう第4版でした。
もちろん、とっくの昔に絶版です。ヤフオクでも、めったに出品されません。
ルールが一新された第5版は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ ルールサイクロペディア」というタイトルで、メディアワークスから、文庫として、出版されていました。
プレイヤーズ、ダンジョンマスターズ、モンスターズの、3冊です。
かなり日本っぽくローカライズされています。挿絵も、日本人が描いてます。
しかし、英語版の2/3しかサポートしておらず、業界の衰退や、翻訳権の失効などが重なり、ろくにサプリメントも出ないまま、終演を迎えてしまいました。
この時点で、日本の「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、終わりました。
そして、本国のアメリカでも、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、終わってしまいました。
権利とか版権とか買収とか確執とか、いろいろな大人の事情があったようです。
とても残念な結果です。
今でも、ギリギリ手に入るとしたら、メディアワークス版です。絶版しているので、古本屋か、ヤフオクくらいしかありませんが。同人誌で、足りない部分を翻訳したものも、ヤフオクでは売ってます。
そして、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、生まれ変わりました。
「アドバンスト ダンジョンズ&ドラゴンズ」の第3版が、「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第3版)」として、売り出されたのです。
「アドバンスト ダンジョンズ&ドラゴンズ」とは、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を拡張した、複雑なRPGです。アドバンストなのです。いろいろなルールが増えていて、自由度は高いのですが、とても難しいRPGです。ハーフリングのレベルが8でおしまい、ではありません。
今はもう、アドバンストの系譜しか、残っていません。
この後、「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第3.5版)」が、出版されました。
そして、「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」が、登場します。
最新版です。日本語版は、今年の頭にやっと揃ったばかりです。
プレイヤーズハンドブック。ダンジョンマスターズガイド。そして、モンスターマニュアル。3冊揃って、初めて遊ぶことができます。
1冊につき、6,090円。
3冊で、18,270円。
飛び込むには、あまりにも高価です。
しかし、これは本として優秀。なにしろ、英語版とまったく同じ構成! 紙質! カラーページ! とことんこだわった、至上の逸品なのです!
そもそも、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のルールブックは、読み物として、チョー面白いんです! 想像力が、モリモリ刺激されまくりんぐ! モンスターマニュアルなんか読み始めたら、あっという間に朝になっちゃう!
あー。欲っすぃい!
さて。
実際にプレイするとなると、ルールブックは、各自揃えておかないといけません。
しかし、「ダンジョンズ&ドラゴンズ(第4版)」は、あまりにも高いです。プレイヤーハンドブックだけあればいいのですが、それでも6,090円です。キビシイです。
なので、他のも探してみました。
「ソードワールド2.0」
http://www.fujimishobo.co.jp/sw/
まあ、D&Dじゃないとしたら、これですかね。文庫です。
最初の「ソードワールド」は、アホみたいにやり込んでました。
手軽だったですしね。
でも、2.0になって、ちょっと複雑化してるんじゃないでしょうか。3冊になってるし。最初の「ソードワールド」も、ちょっと複雑でした。
「アリアンロッドRPG」
http://www.fear.co.jp/ari/
なんか初心者にも優しくて、いい感じのルールみたいです。評判いいです。
リハビリには、丁度いいかも知れません。とても興味あります。
なんかこう、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」とそれ以外でテンションの差が激しいような気がしますが、気のせいです。
買っちゃいそう。
いや、読み物としてね! やるやらないは別として、本としてね! コレクションとしてね! やっぱやりたい。
タクティクスレイヤー
2009年4月21日 火曜日
「英雄戦記レーヴァテイン」を、電車プレイ中です。
やっと、終盤まできたみたいです。
ストーリーが、いや?な感じになってまいりました。責任のなすりつけ合いとか、すごいことになってます。すばらしい発想です。目から鱗が出まくりです。
ステージも、問答無用になってまいりました。いきなり敵ユニットすべてが必殺技(ほぼ即死のダメージ)を使える状態になってるなんて、勘弁していただきたい。ボスも復活するし。
ちなみに、クリア後には、エクストラステージが続くみたいです。
そろそろ、次のゲームを考えないといけません。
「女神異聞録 デビルサバイバー」に戻って5周目をクリアしたいところですが、もうすぐ嫁が2周目を始めるハズなので、おあずけです。よく考えたら、嫁のセーブデータ消さないと、5周目できないし。まあ、中断セーブだけで進めるんでもいいんですけど。
それはそうと、気になるゲームがありました。
3本あります。
すべて、ニンテンドーDSのゲームです。PSPは、「アイドルマスター SP ミッシングムーン」専用になってますから。
「タクティクスレイヤー ~リティナガード戦記~」
2009年5月28日発売です。ジャンルは、オーソドックスな、シミュレーションRPGです。
これはもう、大きなお友達の間では、あまりにも知れ渡りすぎている、大期待のゲームです。
なにが期待かって、装備品が、コスプレなんです。
女の子に、ブルマとかスクール水着とかナース服を着せて、パワーアップさせるんです。
セーラー服を装備すると、「通勤ラッシュ」というスキルが使えるんです。
それだけじゃ、ありません。着替えるたびに、揺れます。揺れちゃうのです。その辺、抜かりはありません。
なんという、エロ萌えアイディア!
すばらしすぎて、鼻水噴きました。
これは、間違いなく、買いです。今すぐ、予約しておいた方がいいでしょう。
しました。
「ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫」
2009年5月28日です。RPGです。
日本一ソフトウェアのゲームってだけで、やり込みゲームなんだなー、て思いますが、その通りだと思います。たぶん。
主人公は、勝ち気な見習い魔女。紳士っぽい吸血鬼をお供に、悪い魔女を封印する旅に出ます。
扉の間から、7つの国へ移動して、「姫のしるし」を集めます。あちこちで手に入るお守り人形は、仲間にできます。育てると、いろんな特徴を持つようになります。
マップには、壊せる場所があり、隠し通路や、アイテムが、隠されています。
ちょっとゴスロリ風なインターフェイスですが、わりと普通のRPGなんじゃないでしょうか。
「ダン←ダム」
2009年4月29日発売です。シミュレーションRPGです。
これが、すごい。
なんと、魔物から街を守りつつ、ダムを建設するという、画期的なゲームなのです。
昼フェイズは、準備をします。
冒険者を集い(キャラクター作成)、パーティーを組ませ、治水工事や、武器の開発や、街の防衛や、ダンジョン探索などの、仕事を割り当てます。
職業は、基本職が9種と、上級職が15種あります。
街を発展させるのが目的なので、内政っぽいことができ、なんとなくコーエーの「三國志」を思い起こさせます。
夜フェイズは、魔物との戦いです。
ダンジョンに派遣したパーティーが、魔物と戦います。防ぎ切れないと、街の施設が攻撃されてしまいます。
このとき、奥の手を使うことができます。ダムの水を、ダンジョンに放水するのです。便所のごとく、魔物が流されます。味方の冒険者まで、流されちゃいます。半数が、行方不明になります。諸刃の剣です。
ゲームバランスが気になるところですが、とても気になるゲームです。良ゲーの予感です。
これは、間違いなく、買いです。今すぐ、予約しておいた方がいいでしょう。
しました。
おまけです。
「エルミナージュ DS Remix ~闇の巫女と神々の指輪~ 」
去年から発売してます。PS2からの移植です。
ウィザードリー系のダンジョンPRGです。6人のパーティを作り、キャラ強化しまくってアイテムを収集しまくるゲームです。
ずっと気になってたんですが、意外と評判いいみたいです。そーとー面白いっぽいです。
迷ったら、コレで。
あと、テーブルトークRPG始めるかも知れません。
高いなー、D&Dのルールブック。3冊で18,000円かー。
ソウ5
2009年4月15日 水曜日
レンタルDVDで、「ソウ5」を観ました。
前回の「ソウ4」を観たのは2008年05月09日なので、約1年前です。
誰が誰だか、すっかり覚えてません。
「ソウ4」の自分の感想を読んだら、もうその時点で覚えてないとか書いてありました。
「ソウ4」って、「ソウ3」の回答編的な話だったようです(あんまし覚えてない)。
で、「ソウ5」は、1作目の「ソウ」から4作目までの穴埋めというか、補強というか、後付けというか、なんかこう、実はこーだったんですよー、みたいな展開でした。
ほほう!
そ、そうだったのかー!
みたいな。
覚えてないので、なんともいえません。そろそろ、予習が必要になってまいりました。
肝心のゲームですが、ゲームなんだか拷問なんだか処刑なんだか私刑なんだか、わかんなくなってきています。
仕掛けも、前作よりも、みちみち感がなかったというか、痛そうじゃなかったです。そもそも、メインじゃなかったし。おまけ程度のものだったし。
謎の解明は、たいしたものがなかく、最後のどんでん返しまでなくなってました。おぞましそうな演出や、スリリングな音楽は、いつもと同じなのに、まったく意外性のないフラッシュバックシーンが流れるという、オチ。
ちっともカタルシスが得られませんでした。
前作から脚本家が変わったみたいなので、若干パワーダウンしているのかも知れません。
いろいろなことが、どんどん破綻していきます。
この先どうなるのか。
すべて、ジグソウの思惑通り、らしいです。
楽しみです。
早く続きが観たい。
こんだけ悪趣味なブランド、他にはないですから。
そういえば、どっかで誰かが、こんなこといってました。
「これ、連続TVドラマのノリだよね」
その通りだと思います。年に1作しかリリースされない、「LOST」とか「24」みたいなもんです。
今回も、まったく触れられてない、次回への”引き”が存在します。
もりもり伏線が増えていきます。
まだまだ先は長そうです。
でも、ジグソウの役者、もう77歳です。早く終わらせないと、CGになっちゃいます。作中では死んでるから、CGでもいいかも知れませんけど。
いゃあ、映画って、本当にいいものですね。
クローズZERO II
2009年4月14日 火曜日
ウィルス性胃炎2日目の昼に、「クローズZERO II」を、観てまいりました。公開初日の2009年4月11日です。
立川CINEMA TWOだと思って劇場行ったら、CINEMA CITYのシアター2ですっていわれて追い返されました。間違えたの2回目です。
上映中、ずっとおなかが、ぐきゅるきゅーと鳴ってました。騒音です。ごめんなさい。でも、出てはないです。なにも出てないです。音だけです。本当です。
ネタバレなんて気にしない。
(さらに…)
トッピング
2009年4月13日 月曜日
木曜日の夜、いつものようにファミレスでシコシコしてたら、急に「ウッ」ときて、家に帰ってバタンとし、そして○○ッ(自主規制)ときて、トイレに駆け込み、○○ーッ(自主規制)となり、○○○ァーッ!(自主規制) などという壮絶な状態にまで悪化し、ついに正座で○○○○○ッ○○ァッ!(自主規制) でした。
死ぬかと思った。
ろくに眠れず、早く病院開いてくれーと、朝の7時くらいからゾンビ状態でした。
嫁がインフルエンザで寝込んでたので、それをもらったかな、と思ったんですが、違いました。
ウィルス性胃炎です。
どっかから、突如としてウィルスが侵入してまいりやがりましたのです。
上から下から、たいへんなことになりました。書きたいけど、とても書けないようなことに、なっちゃったのです。
ウィダーインゼリーで、2日間、過ごしました。
薬を飲んだら、3日目には、良くなりました。湯豆腐食べれました。今は便秘です。どないやねん。
そして、インフルエンザがよくなりかけてた嫁に、ウィルス性胃炎が移りました。申し訳なさすぎる。
それにしても、ウィルス性胃炎。恐い。すごい恐い。急すぎる。
ちなみにこのウィルス性胃炎って、原因が食べ物だった場合、食中毒と呼ばれます。
ファミレスの店員たちが、「チッ。またあのオッサンきてるぜ」「ウザー」「あたしに任せて! こうしてやるわ。ウフフ」とかいいながら、ぞうきんの絞り汁を頼んだ料理にトッピングしてくれたに違いありません。
なんというサービス精神。
あなどれないぜ、デニ○ズ武○小金○店。
巨大なビーム砲
2009年4月7日 火曜日
変わらない毎日を、粛々と送っております。
今日は、アニメの「蒼天航路」がスタートします。日テレ系です。毎週火曜日24:59?25:29放送です。
アニメを観るのが、ヘタです。はたして、覚えていることができるでしょうか。
「英雄戦記レーヴァテイン」を、電車プレイ中です。
今日は、このゲームの素晴らしいストーリーを、少しだけ披露します。
反乱軍を率いる主人公、ついに帝國の城へ。
そこに待ち構えていたのは、皇帝と、宮廷魔術師ツタンカーメン。
庭園には、巨大なビーム砲が設置されている。
ツタンカーメンは、試し撃ちとばかり、ビーム砲を発射させた。
ツタンカーメン 「ふわははは! どうだ、反乱軍! このビーム砲は、一発で庭園を半壊させるくらい、強烈ゥ!」
皇帝 「……おいおい。なにしてくれんだよ。お前。わしの庭に」
ツタンカーメン 「あっ! 皇帝様! ごめんなさい! 調子に乗っちゃった!」
皇帝 「……まあ、いいけどさ。半壊どころか、庭に道が一本できただけだし」
ツタンカーメン 「エヘ。おおげさに、いっちゃいましたwww」
主人公 「……」
全身甲冑娘 「お父さん、やめて!」
ツタンカーメン 「なんだこの甲冑女! お前なんか、娘じゃない!」
全身甲冑娘 「そ、そんな……。あたしは、あなたの娘です!」
ツタンカーメン 「甲冑脱げよ! 誰だか、わかんないじゃん! せめてヘルメット脱げ!」
全身甲冑娘 「嫌です!」
主人公 「……」
ツタンカーメン 「ええい、反乱軍め! 喰らえッ! ビーム砲発射!」
明後日の方向へ、ビーム発射。
全身甲冑娘 「ああっ! 主人公さんっ! 危ないっ!」
わざわざビームの前に飛び出す全身甲冑娘。ビーム砲の直撃を浴びる。
しかし、強烈なビームは、娘の甲冑に吸い込まれた。
ツタンカーメン 「な、なにーぃ!? そ、そんなバカな――ッ!?」
主人公 「……」
全身甲冑娘 「……あたし、大丈夫だ。この甲冑のお蔭で……」
ツタンカーメン 「ふざけんな! どんな甲冑だよ!? ビームもう出なくなっちゃったよ!」
皇帝 「……お前、クビな」
ツタンカーメン 「えーっ!? こ、皇帝様!?」
逃げ出す皇帝。残されたツタンカーメンは、涙目。
全身甲冑娘 「あたし、……主人公さんを、守ることが、できた」
主人公 「……」
全身甲冑娘 「主人公さん。今のうちに!」
主人公 「……」
主人公の兄 「よーし! 茶番は終わった! 敵軍を、フルボッコにするぞ!」
主人公 「うっしゃー! 突撃ー! ブッ殺せーッ!」
仲間たち 「おーっ!」
全身甲冑娘 「……」
やっと、第三部に入りました。
民のために、あえて帝国に屈した国を、帝国の犬め! とかいって滅ぼすとか、とても無慈悲です。
降伏の書状を大々的に出し、それが皇帝の手に渡るまでの間に、帝国の首都に侵攻するとか、とても非道です。
はざまの世界が、海峡を渡ったすぐ先の土地に普通にあるとか、とてもワンダーです。
このゲーム、中古で買ったんですけど、前のひとのセーブデータに追いつきました。この辺でやめちゃったのか。けっこー面白いのにな。なんて思いながらも、同じレベルで同じ場所なのに、かかった時間が倍になってる自分のセーブデータを見て、なにか間違えているような気がしている今日この頃です。