‘2006年に観た映画’ カテゴリーのアーカイブ

もふもふ

2006年11月21日 火曜日
この記事の所要時間: 約 1分0秒

「ぼのぼの クモモの木のこと」をやっと観ました。
「ぼのぼの」の劇場版アニメです。なんとフルCGです。会社の知人から、ちょっと前に借りてたんですけど、忙しくて観れませんでした。やっと一息つけたので、観ることにしました。
 もっと早く観ておけばよかったです。
 ふわふわです。
 ほわほわです。
 もふもふです。
 ぼのぼのです。
 TV画面から、マイナスイオンとか出まくってます。本当は電磁波なんですけど、癒されます。脳からアルファ波が出まくりです。毒電波が抜けていくような感覚です。
 ストーリーがアレとか、フェレットがどう見ても宇宙人だとか、スナドリネコさんの脚がセクシー過ぎて卑猥だとか、そんな細かいことは、洞窟の奥にしまっちゃいましょう。
 ふわふわと、さわやかなゴンチチの音楽と、のんびりしたぼのぼのの声に、癒されまくりです。
 脳が弛緩して、人生のつらさや悲しさや憤りや疲れなんて、そらの彼方に飛んでいきます。
 ゆったりほんわかしつつ、ほろりとします。
 とろける癒しの1時間。
 人生に疲れた方は、是非。



 ていうかAmazonで買っちゃいました。
 エンドレスで流しながらシコシコしよう。

ちゃんとお金払いたいです

2006年9月11日 月曜日
この記事の所要時間: 約 1分35秒

「X?MEN ファイナル ディシジョン」を観てきました。立川のCINEMA TWO。招待券とポイントを使ったので、タダでした。
 ごめんなさい。ちゃんとお金払いたいです。
 まあなんつーか、エンジェルの中途半端な扱いとか、ローグの放置っぷりとか、いくらなんでもサイクロプスが可愛そすぎるとか、そりゃ細かい不満は色々あるけれど、それを差し引いても十二分に面白かったです。
 100点満点中、100万点です。
 久しぶりに、「ぬおおおおおカッコええ!!」で涙を流してしまいました。「うおおおおおおそんなことを!?」でも涙がちょちょぎれました。ほんと、こんな感涙、数年ぶりですよ。ぶるぶるきちゃいました。
 あの壮絶な数のキャラクターから必要な人数だけチョイスして、よくまとめたと思います。ストーリー的にはちょっとアレだし設定的にちょっとアレでしたけど、1作目2作目よりもエンターテイメント性がかなり進化していて良かったと思います。その分、自分との葛藤とか暗い部分が減りましたが。
 スカっと爽やかいい気持ち。
 ヒュー・ジャックマン、シブイです。惚れちゃいます。
 ていうかハル・ベリー。かなり可愛くなってました。萌え萌えです。
 あと、スタッフロールの途中で出るひとが多くて辟易しました。ちゃんと最後にオマケがあったのに。
 そう。決して終わらないのが「X?MEN」。
 しかしながら、このキャスティングでの「X?MEN」はこれで完結。またいつかきっと復活するであろう新シリーズの「X?MEN」に期待しちゃう。
「X?MEN」のコミックスを全巻揃えたくなりました。日本語版、持ってた分全部売っちゃったからなあ。
 面白かったです。

 どうでもいい小ネタ。
 ローグ役のアンナ・パキンって、「天空の城ラピュタ」のアメリカ版吹き替えのシータの声やってたみたいです。
 本当にどうでもいいですね。

竹内力がシブかった

2006年9月7日 木曜日
この記事の所要時間: 約 0分33秒

「あらしのよるに」を観ました。
 初めて「絵」が「3DCG」に負けた、って感じがしました。ヨーロッパのアニメーションみたいな「3DCG」のテクスチャの質感と動きが、かなり気に入りました。ガソリンの川はどうかと思いましたけど。
 民族の違うふたりのプラトニックな同性愛を描くお話です。
 一方的に我慢を強要しといて浮気するとふてくされるとか、なんか変にリアルな描写。愛は残酷です。
 最初から最後まで矛盾だらけで9割くらい蛇足だなと思いましたが、何度か泣きました。竹内力がシブかったです。でもメイの母親との伏線は何だったのでしょう。
 面白かったです。

笑顔の裏の悪意

2006年8月23日 水曜日
この記事の所要時間: 約 2分44秒

 やっと半年のシコシコが実って、9月に発売できるようになりました。
 最終チェック中です。昨夜もみっちりファミレス出勤。
 そろそろレーザープリンタ買おうと思います。やっぱプリントアウトしないとダメだわいな。むふん。

 そういえば、先週土曜日に嫁と「ブレイブストーリー」を観てきました。宮部みゆき原作のアニメ。
 なんか金曜までに軒並み上映終了で、吉祥寺でも立川でもやってなかったので、昭島に行ってきました。JR立川駅から青梅線です。
 MOVIX昭島。
 いつの間にか昭島に映画館ができていたんですね。まだ新しいし綺麗だし近代的だし待合室で予告編とか観れるのですごい素晴らしい劇場です。チケットもネットで予約すれば、券売機で発券できるし。完璧。
 昭島は昔(ていうか6年くらい前まで)地元だった街だったんだけど、なんかすんごい変わっててビックリ。駅前のデパートというか大型スーパーがえらいいい感じに拡張してた。
 もうここだけで全部足りるじゃん。レストラン街あるし。ユニクロあるし。映画館もあるし。ハーレーダビッドソンの店もあるし。よしもとミュージアムあるし(半年後にはなくなってそう)。完璧じゃん。なんかまだ工事中だけど、トイザラスとかホビー館もできるっぽいし。
 それでも変わってないところもあり、なんとなくノスタルジー。
 財布落として号泣した現場とかで立ち止まってしんみりしちゃいました。

 まあ、それはそれ。

「ブレイブストーリー」を観てきました。原作読んでません。
 なんというか、もの凄い圧縮率で中身が詰まってて充実してました。比べちゃいけないけど、「ゲド戦記」がどれだけ空っぽだったのかと再確認。街の俯瞰シーンひとつとっても、しっかり「ひとが詰まってる」感じがしました。記号的な意味合いも強かったんですが、生活感がありました。絵が生きていました。全体的に生き生きしているアニメです。
 街の看板とかに細かい書き込みが多く、舞台にリアリティがあり、素直に関心しました。いい仕事しています。神社の雨が大粒過ぎたのには度肝抜かれましたが。
 たぶん、原作読んでない方が楽しめると思います。噂通り、中盤からダイジェストで一気に流れるが、脳内補完で十分というか、「これはこーなんだろうな。こーゆーことがあったんだろうな」って想像するのが楽しい。リアルタイムで想像するので右脳が疲れるけど。多少強引であんぐりしちゃうところもあるけど。映像を見て想像するので、間違ってるとかない。ここが違ーう! とかない。右脳の勝負です。この作品には刺激が十分にあります。
 それにしても、やはり宮部みゆきは意地悪だなあ、と。原作がこの通りかどうか知らないけど、笑顔の裏の悪意がひしひしと伝わってくる。優しい笑顔で殺戮できるひとなんです、宮部みゆきは。自分の本当の願いを叶えるためには、世界を滅亡させないといけないというカラクリ。この最後の女神、冨樫義博のマンガ「レベルE」のバカ王子を彷彿させます。きっとあんな感じに間違いありません。悪意100%。それに対し、とことんピュアな主人公。
 ラストシーンで泣いちゃいました。こーゆーの、弱い。ずるい。
 面白かったです。

 MOVIX昭島。ただひとつ難点をいえば、座席が硬かったです。尻痛い。

この時代の役者は役者だなあ

2006年8月19日 土曜日
この記事の所要時間: 約 0分28秒

「日本沈没」の古い方を観た。DVDを買ったので。1973年だから、2歳のころの映画。
 なんかこう、この時代の役者は役者だなあ、と思った。今の役者とレベルが違う。時代のせいか、ちょっとへんなとこあったけど。とにかく丹波哲郎と小林桂樹の演技は壮絶を極める。スゴイ。あと藤岡弘の顔が濃かった。
 特撮とかは、30年以上前の作品なので、昔の「ウルトラマン」そのものなんだけど、これは仕方がない。
 原作に忠実だった。「リアル」と「リアリティ」の違いがよくわかったような気がした。

戦記じゃないじゃん

2006年7月31日 月曜日
この記事の所要時間: 約 1分37秒

 えー、「ゲド戦記」を見てまいりました。12人くらいで。立川のシネマツーで。
 宮崎駿の長男、宮崎吾朗初監督作品。元建設コンサルタントで、三鷹の森ジブリ美術館初代館長だったひと。今まで現場での経験はないみたい。
 脚本にも、宮崎吾朗の名が。挿入歌「テルーの唄」の作詞もしたらしい。
 むかし宮崎駿は「ゲド戦記」を映画化したかったのだが作者に断られてしまい断念したのだがその後ジブリが有名になることによって逆に作者に映画化してくれと頼まれたので満を持して映画化しようとしたら息子に取られちゃった、みたいな経緯があるとかないとか。
 ゲドの声の菅原文太。いい味出してました。シブイです。岡田准一もわりと良かった。ささやき声で話すささやき組。
 新人の手嶌葵は、ちょっとなんか棒読みというかそんな感じがした。肝心な場面で声に説得力がないというか。
 で、内容なんですが、原作を未読なので、椅子からずり落ちてしまいました。戦記じゃないじゃん。ゲド役立たずじゃん。そこでなんで竜よ。どうして竜なのよ。
 ジブリ作品に必ずあると思われる楽しい部分が皆無でした。楽び心のない、生真面目な作品。
 語るべきことを語らず、切るべきところを残しているあたり、まだ作品を作るのに慣れていないんだなー、とか思った。
 観終わったあと、みんなでけっこー盛り上がりました。
 面白かったです。

 映画の後は、昭和記念公園の花火大会。毎年ながら、すんごいひと。でも江戸っ子でも粋でもないので、途中で飽きちゃいました。テヘ。

 相変わらず「グラナド・エスパダ」プレイ中。マゾ仕様もだんだん慣れてきた。ちょっと油断すると、10レベル以上下の狩場ですぐ全滅しますが。
 シコシコの方は、そろそろ一息つけるというかつきたいというか。間髪いれず、次のアレをナニしなくてはいけないんですけど。
 たまには自分を信じてみます。そろそろ自分をさらけ出したいと思います。

ゲームばかりしてちゃイカン!

2006年7月18日 火曜日
この記事の所要時間: 約 2分59秒

 ゲームばかりしてちゃイカン!
 ということで、土曜日は嫁と2人で映画ダブルヘッダー。

「日本沈没」を観ました。
 藤岡弘(「、」が付く前)主演の「日本沈没」ではなくて、15日公開の新作の方です。主演は草彅剛と柴咲コウです。
 えーと。
 原作だいなしなんですが。
 最初の数分で椅子からずり落ちました。なにこのハズカシイ茶番。ていうか、「おーい」と数回叫ぶだけで”助けようとした”ことになるんでしょうか。
 何故か草彅剛と柴咲コウで「世界の中心で、愛を叫ぶ」的なことをやっちゃってます。そんな感じのBGMまで流して。失笑。こんな場違いなシーンを入れないと、スポンサーからOKもらえなかったんでしょうか。大人の世界を感じてしまいました。
 それでも、及川光博の演技がすごい光ってた。豊川悦司もシビレルほど素晴らしい。特別出演といいつつ、いい味出しまくってた石坂浩二も良かった。でも草彅剛(テレポート能力者)と柴咲コウ(なんだかんだいって結局身内のことしか考えていない)がすべてをだいなしにしてくれた。特に草彅剛の演技はすごい破壊力。彼にはユースケ・サンタマリア(ツッコミ)が必要だと思います。
 さすがに特撮というかCGは素晴らしかった。監督が監督なので、怪獣映画みたいでしたが。でもパソコンが全部Apple社製(しかも大半がMacBook Pro)っていうのはどうかと思いました。
 もっと原作に忠実に作ってもらいたかった。草彅剛と柴咲コウ抜きで。
 面白かったです。

 次まで時間がちょっとあったので、ぶらぶらしつつ喫茶店へ。
 すんごい大雨発生。超絶雷雨。ピカピカドカーン。
 映画の時間が差し迫ってきたので、嫁を喫茶店に残して走って100円ショップへ。ちょっとの距離だったのに、びしょ濡れになる。靴もぐっしょり。
 傘とタオルとカッパを買って、外に出る。
 わーい、小雨だー。なにこれー。カッパ意味ねー。
 微妙な気分で映画館へ向かう。

 というわけで、「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」を観ました。
 ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ主演。オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイは、前作から今作までの間に大物役者になっちゃったので、かなりの豪華キャスティング。でもキーラ・ナイトレイ、なんかアゴが丸くなってたような気が。
 前作は、キャラクターがよくてもシナリオと演出が悪いと駄作になるんだなあ、と思うくらいつまんなかったので全然期待してなかったんですけど、なにこのギャグマシンガン。キャラクターも巧く動いてて、すんごい楽しい。お約束的なギャグばっかりなのに、ひとつもハズしてない。息をつく暇もないアトラクションみたいな面白さ。
 話はちょっとヤヤコシイというか、説明不足というか、演出がヘタというか、もどかしい感じがした。ジャック・スパロウってわかりにくい性格してるから仕方がないんだけど。逆にウィル・ターナーは猪突猛進でわかりやすい。このコントラストも良い。
 3部作の2作目(今作と次回作は同時に撮影してるらしい)なので、途中で終わるのはわかってたけど、とんでもない終わり方をする。ゾクゾクものですよコレは。どうなってんの!? 早く続きが観たい!
 ちなみに嫁は1作目を観ていなかった。ごめんなさい。1作目観てないとわかんないわコレ。
 あと、やっぱり映画はスタッフロールの最後まで観よう。たまにいいことがあるから。
 面白かったです。

 はい。
 帰宅後即夫婦揃って「グラナド・エスパダ」直行でした。ヤヴァイです。

ぼかしかかってる

2006年7月4日 火曜日
この記事の所要時間: 約 1分33秒

 今日は人間ドックでした。朝8時30分から。東中野で。
 なんかこういうときに限って健康体というか、あれだけ絶不調でいろいろあったのに、なにも問題ありませんでした。ガッカリ。
 お腹の調子が悪かったので、バリウム飲んだあと下剤飲んでおなかピーピーになりましたが。
 それにしても、ここんとこ三ヶ月連続で血抜かれてる。
 14時30分には終了。でも6時間のうち5時間くらいが待ち時間という。効率悪いにもほどがある。

 早く終わったので、吉祥寺の映画館へ足を運ぶ。バウスシアター。
「ウルトラヴァイオレット」を観た。
 あの伝説の「リベリオン」のカート・ウィマー監督作品。ガンカタよ、再び。
 えーと。
 これはミラ・ジョヴォヴィッチのプロモーションビデオなんでしょうか。そう思っちゃうくらいドアップが多い。しかも微妙に効果入れてて顔面が輝いているというかぼかしかかってる。シワとかシミとかにきびとかごまかしているんでしょうかコレは。
 そんな窮屈な映像。それでいて最初っから最後までアクションシーンばっかりなので飽きる。ミラ・ジョヴォヴィッチ同じ動きばっかりだし。動き固いし。戦ってる感がないので迫力もないし。ガンカタを進化させたら普通になっちゃった、みたいな。ラスボス戦なんて全然盛り上がらない。
 あとCGがPS2のゲームみたいでした。たぶん「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」の方がレベル高いです。
 うーん。
 この監督なら、もっとステキな作品作れると思ったのに。B級テイストのしょぼいSF設定は(原作の設定だけど)この監督の味として気に入っているんだけど、画面の狭さとアクションに頼り過ぎなのとストーリーのまとめ方に問題が。
 ちなみに、お客さんは4人しかいませんでした。
 ほとんど貸し切り状態。わー。
 面白かったです。