日曜日は午後から休日出勤で渋谷へ。4時間くらいシコシコして帰ってくる。
3月の出版に間に合うといいな……。
「TAXI NY」を観た。
おお、今回は別のコンビが出てきてあのバカコンビと対決か!? とかわくわくしてたら、1作目のリメイクだった。ガッカリ。
役者もなんか違和感あるなー。特にヘボ警官の方。本家よりもムカつき度が高い。
でもまあ面白かった。ハリウッドっぽいけど。
「シークレット・ウインドウ」を観た。
ジョニー・デップ主演。原作はスティーヴン・キング。監督は……なんとトム・クルーズの「宇宙戦争」のひとだった。_| ̄|○
まあなんというか、今更感溢れる多重人格妄想もの。時間を気にしたり、キーワードをちりばめたりして、わりとフェアな演出。でも肩透かし。そのまんま。
ジョニー・デップはイイね。萌え。ジョニー・デップだけ観ていたい。
そんだけ。
「マシニスト」を観た。
30キロも体重を落としたクリスチャン・ベイルの肉体がすべて。これはスゴイ。
まあなんというか、今更感溢れる妄想もの。しかもなんの捻りもない。そのまんま。「シークレット・ウインドウ」とかぶってる。「メメント」を時系列に観たような感じ。でも、あんまりフェアじゃないとうか消化不足的な演出だった。
轢き逃げした罪悪感でやつれて妄想見てただけという、しょーもないオチ。1年間寝てないっていうけど、寝てるじゃん。
クリスチャン・ベイルは本当に凄かった。かわいそうなくらい凄かった。なんでこんな映画のために……。
今回借りたDVD4本、どれも低調。
映画館に行きたいな。「ミュンヘン」と「 アブノーマル・ビューティ」と「子ぎつねヘレン」が観たい。「イーオン・フラックス」はどうなんだろう?
ていうか「東京大学物語」映画になるのか。しかも監督が江川達也本人。うわー。間違いなく駄作確定だけど、観たい。
‘2006年に観た映画’ カテゴリーのアーカイブ
30キロ
2006年2月27日 月曜日その日雨だけどね
2006年2月23日 木曜日
トム・クルーズの「宇宙戦争」を観た。スティーブン・スピルバーグ監督作品。
うーん。なんとなく戦争批判的な感じ。9・11後のアメリカ的というか。
淡々と話は進む。M・ナイト・シャマランっぽい。ヘンなオッサンの家にかくまってもらって宇宙人に侵入されてもう戦うしかないとかいうオッサンをトム・クルーズが殺す辺りで寝る。
なんか宇宙人に捕まったけどみんなに引っ張ってもらって肛門から脱出したときに手投弾が爆発してた。なんだアレ? そのまま鉄の籠ごと中空から地面に放り投げられたのに全員無事っぽかった。なにアレ?
映画の裏でいつの間にか終わってたクライマックス。正義の味方であるバクテリア軍団が宇宙人どもを殺戮しまくってた。
もうなんつーかトム・クルーズの情けないオヤジっぷりを堪能するしかないんだが、途中で息子に逃げられ、必死こいて娘を離婚した妻(新しい夫つきで妊娠中)の実家に送り届けたはいいが、息子は先に帰ってるし、居場所ないしで、「なにやってんだろオレ」みたいな悲しいエンディング。帰る場所のないオヤジ萎え。
それにしても、なんでボストンだけ無事だったんだろう。そこが一番の謎。
というわけで、ついにマイナスターズのライヴDVDを買った。うわーい! |
胴が長い
2006年2月16日 木曜日
「ヴィレッジ」を観た。洋画なので松尾スズキは出演していない。
テンションの低い登場人物しか出てこない作品を作らせたらNo.1である、笑いの天才M・ナイト・シャマラン監督作品。
相変わらず、眠い。このひとの作品で、途中意識を失わなかった作品ってないかも。
前作の「サイン」では、裏の裏の裏をかいて思いっ切りそのものを出してしまった。だから、今回はまたその裏をかいた。裏の裏の裏の裏である。
表になっちゃった。
そんな映画。
自作自演。そして引きこもり。そんなテーマ。
本当になんにもなかった。びっくりした。さすが天才。
ていうか、盲目の女性が頑張るんだけど、彼女のオヤジが鬼だった。目が見えない娘に、森を抜けて一度も行ったことのない町へ向かわせるなんて、凄い酷い。しかも娘はそれを達成しちゃう。どんなニュータイプだ。
前作までは、どこに出てたのかわからなかったんだけど、今回はM・ナイト・シャマランの姿を画面で確認できた。なんかローワン・アトキンソンに似てるよね、カレ。
深夜寝る前に、愛猫マロンと遊ぶ。
最近マロンとは一緒に寝れない。寝るとき布団の上に乗るのでえらい重いから。朝起きると筋肉痛になるから。寝るときになると、居間に隔離しなくてはいけなくて、とっても寂しい。ぐすん。
なんとなく、子猫の頃を思い出してしんみりする。
いっぱい遊んであげたいなあ。
でもマロンと遊ぼうと思っても、ベルが邪魔するというか乱入するというかベルが入ってくると何故かしらけちゃうんですマロン。
ていうか最近ベルが可愛い。ぐにゃぐにゃ。胴が長い。
井筒クオリティ
2006年2月15日 水曜日
バレンタインデー。
嫁にチョコレートを貰う。うわあい。嫁と一緒に食べる。おいしー。嫁が食べたかったチョコみたい。
「パッチギ!」を観た。松尾スズキは出演していない。
映画をボロクソに酷評することで有名な井筒和幸監督作品。酷評するたびに「リアリティがない」といってたが、この作品には確かに現実があった。
最近「いま、会いにゆきます」とか綺麗な映像の映画が多かったんで、古めかしたフィルムの色と下品なオープニングにちょと引く。でもこれが井筒クオリティ。1968年の京都。リアルな世界が始まった。
いやあ、面白かった。
なんかもう、下手な感想いうのも野暮に感じる。
「GO」みたいなカッコイイ部分なんてない。ファンタジーが排除された、真実と比喩と青春のリアリティ。
ていうか仕事が忙しいというか残業はあんましないんだけどなんだこの密度は……。
愛の奇跡
2006年2月14日 火曜日
週末はシコシコと改稿。マンガ喫茶行けなかった。ファミコンもあんましできなかった。
「恋の門」のサウンドトラックが届く。
さっそくiTunesに入れようと思ったら、なにこれCD2ってSonyの例のアレですか。極悪プロテクトですか。PCに1回だけコピーするなら無料ですけど2回目からは有料ですか。ネットで監視ですか。専用プレイヤーじゃないと聴けないんですか。
ふざけんな。
ちゃんと金払って新品のCD買ったのに。これならネットから落とした方がマシじゃないか。Sonyのアホー!
腹が立ったので、EACとかいうツールをダウンロードしてPCにコピー。曲名とかアルバム名のデータがないので、iTunesに取り込んでからちまちま1曲ずつデータを書く。全19曲。フー、いい仕事したぜー。
Sonyのアホー!
「真夜中の弥次さん喜多さん」のサウンドトラックは、土曜日に「恋の門」のDVDとともに届いた。早いときはえらい早いAmazon。
ふつうのCDなので、らくらくiTunesにインポート。
今もiPodで「ヒゲのおいらん」を聴いてます。
水曜日までに、借りたDVDあと3本観なくてはいけない。
というわけで、HD+DVDプレイヤーにがしょん。
そういやHDに撮り溜めているダウンタウン系の番組見てないや。正月番組もまだ見てない。
「いま、会いにゆきます」を観た。これにも松尾スズキが出演してる。
主演は竹内結子と中村獅童。死霊だと思ったら生き霊だった話。愛の奇跡。
なにが奇跡って、ぴちぴち20歳の女子大生を28歳の子持ちの人妻だと見誤ることと、恋愛の過程がなんにもないのに何故か結ばれてしまってしかもそれになんの疑問を抱かないこと。確かに奇跡だ。
ファンタジーにしても、リアリティがないというか。淡々とした竹内結子と中村獅童の恋愛話がメインなんだけど、絞り過ぎてて人間味がない。ふつう、もっといろいろあるでしょう。憧れとか理想とか妥協とか人付き合いとか馴れ合いとか。なんにもなさ杉。
中村獅童はもう役柄があんなんだし置いておくとしても、竹内結子はなんか硬かった。時折可愛いなと思わせるけど、なんか気持ちを表に出すのが苦手な役柄のせい(?)かも知れないけど、冷たい印象。そのせいで、中村獅童が犯罪者にしか見えない。
伏線とトリックは見事だと思ったし、たまに悶々とするシーンもあったし、映像も美しかったと思うけど、作り物感が強くて入り込めなかった。もーちょっとマトモな夫だったらよかったのに。無理のあるところはすべて彼の頭の病気のせいにしてしまえという、強引な設定。
それにしても、18歳まで大塚ちひろだったのに19歳で竹内結子になってしまうだなんて、一年の間に彼女になにがあったのか。
ていうか、メガネの大塚ちひろ萌え。ヤバイ。
なんか缶チューハイちょこっとだけ飲んで寝て起きたら、脳髄がだるい。なんか頭が巨大に膨れ上がっているような感覚で、後頭部が頭痛。眼球の裏も痛い。視界もかすむ。ナニコレ。
キモチイイ!
2006年2月10日 金曜日
レンタルビデオ屋でDVDを4本借りてくる。
前回は邦画1本、洋画3本だったので、逆の邦画3本、洋画1本。
「恋の門」を観た。松尾スズキ監督作品。 原作は、羽生生純のマンガ(読破済)。
なんか「真夜中の弥次さん喜多さん」を観て松尾スズキが気になったから観ようと思った。
まあなんつーか、ぜんぜん期待してなかった。主演の松田龍平は「御法度」で酷かったんでイメージ悪いし、酒井若菜は年とるごとに顔がのっぺりして幸薄い感じになって眞鍋かをりにだいぶ差をつけられちゃったなあとか思ってたし。
序盤、なんだか「真夜中の弥次さん喜多さん」と同じく地雷の匂いがする。
うーん。
なにこれ。
うわー!
すんごい面白かった!
こんだけ面白い邦画観るの久しぶりだ! ツボにはまった!
大興奮! 嫁が白い目で見てるけどキニシナーイ!
原作を超えている。不必要なエピソードやキャラクターをカットして、必要最低限のエピソードとキャラクターを組み合わせてストーリーを再構築したかのような。無駄がないので観ていキモチイイ! 必要なものがすべて揃っている。
主演ふたりの演技もいいけど、とにかく脚本と編集が素晴らしい。いい絵撮ってる。演出もカット割りもいい。ていうか全部いい。テンポがいいから、無意味なギャグも光ってる。
マンガを描いたことがあるひとだったら、身悶えるようなシーンもあった。嗚呼懐かしの青春時代。一枚の紙に一緒に絵を描くとか楽しいんだよねえ、アレ。高校時代を思い出す(……男ばっかりだったけど)。
恋の駆け引きの悶々度は、ひとによって感じ方が違うというかかなり特殊だと思うけど、なんというかこれは(以下略
クライマックスで、三者三様のマンガを描くシーンも圧巻。それぞれ本当に違う描き方をしてる。素晴らしい盛り上がり。キモチイイ!
いいなあ、この世界。
松田龍平ってこんなにいい役者になっていたのか! という感動。浅野忠信に近づいているといったら褒め過ぎだろうか。凄い。
酒井若菜みたいなリアルで自然な演技って好きだ。ていうかエロ可愛いかった。デタラメなキレキャラを演じ切ってたと思う。凄い。
忌野清志郎にサンボマスターって! 凄い!
塚本晋也とか三池崇史とか出てて凄い。庵野秀明と安野モヨコの夫婦もチラっと出てた。大竹しのぶはよくこんな仕事引き受けたな。しりあがり寿はどこに出てたのかわかんなかった。
とにかくもう、松尾スズキサイコー!
でも、100人に勧めたら80人から犬の死体をプレゼントされそうな映画ではある。
あと「キモチイイ!」は、サブカル邦画に必須なワードだと思った。
(´∇`)DVDとCD買っちゃった。 嫁には内緒だ。 「恋の門 オリジナル・サウンドトラック」は生産中止になったのかな? マーケットプレイスにしかなかった。 |
(さらに…)
おいらん
2006年2月8日 水曜日
なんか最近眠りが浅いというか朝起きられない。なんか血圧がおかしいというか、眼球が冷たい感覚。
ていうか毎朝擬似死後硬直状態。
寝相が悪いせいなんだけど、身体冷え切ってる。
「真夜中の弥次さん喜多さん」を観た。宮藤官九郎が監督脚本。しりあがり寿のマンガが原作。嫁はしりあがり痔だと思っていたらしいけど秘密にしておこう。
長瀬智也がもの凄くいい。「タイガー&ドラゴン」も良かったけど、こういうデタラメなキャラやらせると面白い。サイコー。日本を代表するバカ役者だ。
で、映画の内容の方は……。
すんごい期待してたんだけど、なんだか退屈だった。せっかくキャラクターが面白いんだから、もっとテンポよくガンガン進めちゃえばいいのに。愛とかリアルとかどうでもいいのに。この内容で120分は長すぎる。30分は短くできると思う。いやむしろ30分でいい。
でも歌は良かった。ミュージカルとか激烈にキライなんだけど、この映画の挿入歌は良かった。CD買おうかな。松尾スズキのおいらんがステキ。
なんか今回は借りた4本ともイマイチだった。
次はなに借りよう。「スターウォーズ エピソード3」も観なくちゃなあ。「いかレスラー」あったかなあ。「いま、会いにゆきます」も観たいなあ。
モーガン・フリーマンの腹
2006年2月6日 月曜日
金曜は会社から直にマンガ喫茶突入。「美味しんぼ」を読む。やっと山岡と栗田さんがケコーンした。
ていうか雄山。途中からすっかり栗田さん萌えになっていた。鼻の下伸ばしつつ頬を染めて「嗚呼、この可愛いおにゃのこがわしの愛する息子の嫁になるのだな?むほほ」とかいいまくり。見てらんない。
「ミリオンダラー・ベイビー」を観た。
クリント・イーストウッド監督・主演。大好きなモーガン・フリーマンが助演。シブイ。
この映画の公開当時、映画通の友人が「年寄りはもう映画を作るべきじゃない」といってプリプリしていたのを思い出す。なんとなく予想ができなくもないが、さてどんな映画かな、とか思いながら観る。
カッコイイだけの映画と違って、ちっとも退屈じゃない。食い入るように、しっかりと観る。こういうまったりとした時間の流れがある映画は好きだ。ヒラリー・スワンクわりと可愛い。モーガン・フリーマンの腹が気になる。
ボクシングに関するリアリティがないけど、余分なものをカットしたのだろう。デビューから無敗で勝ち続けているのだから話題になるはずで、雑誌の取材とかTVのインタビューとかファンの加熱とかあった方がいいと思うんだけど、そういう騒々しいのはこの映画に似合わない。
淡々と、じわじわと、話は進む。
で、問題の事件。
クリント・イーストウッドの苦悩。
そして、やっちゃった。
友人の言葉に付け加える言葉はなにひとつとしてない。
もうなんつーか、笑うしかない。
以上。